女子日本代表:最終合宿を終え、いよいよ9月24日(火)よりインド・バンガロールにて「FIBA 女子アジアカップ 2019」開幕

日本バスケットボール協会
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【JBA】

 AKATSUKI FIVE 女子日本代表チームは、9月19日(木)に国内での最終強化合宿を終えました。4連覇を目指す「FIBA 女子アジアカップ 2019」が、いよいよ9月24日(火)よりインド・バンガロールにて開幕します。既報通り、谷村里佳選手 (シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)が左ひざの炎症により、中田珠未選手 (早稲田大学 4年)に変更して臨みます。高田真希キャプテン(デンソーアイリス)は、「合宿を重ねるごとにチームとして良くなり、コミュニケーションも取れるようになってきました。最後の合宿自体も良い雰囲気で、良い練習もできたので試合がすごく楽しみです」と意気込みを語ってくれました。

 リオデジャネイロオリンピック以来となる国際大会に臨む渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ)は、「久しぶりなので良い意味で楽しみたいです。何が通用して、何が足りないかを見つけたいし、それが見つかることで自分のレベルアップにつながります。また、それがチームとしてのレベルアップにもつながると思っています」と真剣勝負を待ち焦がれています。

渡嘉敷来夢選手(JX-ENEOSサンフラワーズ) 【JBA】

 今大会は各4チームずつに分かれた2つのグループリーグで予選を行い、各1位チームがシードとして準決勝へ駒を進めます。異なるグループ同士の2位vs3位による準々決勝が行われ、6チームによる決勝トーナメントでチャンピオンを決めます。日本はグループAであり、対するグループBにはライバルとなる中国とオーストラリアが揃っており、準決勝でどちらかと対戦することが濃厚です。「グループリーグを突破した後の1戦目がすごく大事になります。そこに向かうための調整もそうですが、強い気持ちで臨めるように準備が必要です」と高田キャプテンも気を引き締めていました。

 FIBAランキングを参考にすれば、3位のオーストラリアが順当にトップで通過し、7位の中国が準々決勝に回ることが想定されます(日本は10位)。先月行われた中国遠征ですでに練習試合をし、そのときは敗れました。トム・ホーバスヘッドコーチは、「中国のバスケが日本のスタイルに似てきました。速いバスケやトランジションバスケをしてきて、なおかつ身長が高いので大きなチャレンジです」と言います。しかし、一度対戦したことで、帰国してからの1ヶ月間はしっかりと準備ができており、「絶対に負けたくない」とホーバスヘッドコーチは闘志を燃やしています。

 高田キャプテンも同様に、「中国のプレースタイルが似てきていますが、日本を超えることは絶対にできないと自分たちは思っています。練習試合で負けましたが、それ以上のものを持っているし、練習してきた自信もあります」。渡嘉敷選手も、「似ていますが、取り組んできた年数が違います。走るバスケや外からのシュートの完成度は日本の方が確実に高く、競ったときには必ず勝てる自信はあります」とそれぞれ話しており、本家のスタイルを徹底し、4大会連続アジアチャンピオンに向かうだけです。

高田真希選手(デンソーアイリス) 【JBA】

■2019年度バスケットボール女子日本代表チーム「FIBA 女子アジアカップ 2019」出場メンバー

【選手】
#0 長岡 萌映子 (SF/トヨタ自動車 アンテロープス)
#8 高田 真希 (PF/デンソー アイリス)
#10 渡嘉敷 来夢 (PF/JX-ENEOSサンフラワーズ)
#13 町田 瑠唯 (PG/富士通 レッドウェーブ)
#14 本川 紗奈生 (SG/シャンソン化粧品 シャンソンVマジック)
#15 本橋 菜子 (PG/東京羽田ヴィッキーズ)
#27 林 咲希 (SG/JX-ENEOSサンフラワーズ)
#30 馬瓜 エブリン (SG/トヨタ自動車 アンテロープス)
#33 中田 珠未 (SF / 早稲田大学 4年)
#45 渡邉 亜弥 (PG / 三菱電機 コアラーズ)
#52 宮澤 夕貴 (SF/JX-ENEOSサンフラワーズ)
#88 赤穂 ひまわり (SG/デンソー アイリス)

【大会概要】
○大会名称:FIBA女子アジアカップ2019 (FIBA Women’s Asia Cup 2019)
○期間:2019 年 9 月 24 日 (火) 〜 29 日 (日)
○開催地・会場:インド・バンガロール (会場:SreeKanteeravaIndoorStadium)
○出場国:8か国
<グループA> 日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、インド
<グループB> オーストラリア、中国、ニュージーランド、フィリピン

中田珠未選手 (早稲田大学 4年) 【JBA】

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