【サーフィン速報】日本人女子初快挙!都筑有夢路がスペインのQS10000イベントで優勝、世界ランク8位に

チーム・協会

【Photo: WSL / Masurel】

現地時間9月4日、スペインで開催されていたWorld Surf League(WSL)のハイグレードコンテスト、Women’s QS 10,000「ABANCA Galicia Classic Surf Pro」が終了。

WSLが主催するサーフィンチャンピオンシップツアー(CT)の予選リーグとなるクオリファイィングシリーズ(QS)の中で、最もグレードの高いQS10,000。ウィメンズQSイベントの中で、2019年はたった2戦しか用意されていないこのハイグレードコンテストで、日本の都筑有夢路が快挙を達成!並み居る強豪を抑え、見事優勝を手にした。

現役CT選手をはじめ、並み居る強豪を次々に抑え見事ファイナル進出

今大会でシード権を持たずラウンド1から出場した都築は、序盤から世界のトップサーファーにもひけを取らないライディングで快進撃を続ける。
ラウンド4ではジョアン・ディファイ、クオーターファイナルではシルバナ・リマ、セミファイナルではチェルシー・トゥアーといった現役CT、元CTの強豪選手を次々に下してついにファイナル進出。

そしてファイナルでは、現役CT選手のブロンテ・マコーレーと対戦。これまでのコンディションとは一転、波数が少なくブレイクしづらいコンディションでの戦いとなったが、序盤から積極的に波を掴んでいった都築が僅差ながらも終始ヒートをリード。さらにヒート終了間際では、だめ押しの6.50ptをスコアし、そのまま逃げ切る形で見事優勝!
このハイグレードコンテストで日本人女子初の快挙を成し遂げた。

PHOTO: WSL / Masurel 【PHOTO: WSL / Masurel】

今大会の結果により貴重な10,000ptを獲得した都築は、QS世界ランキングを48も上げて8位に浮上。これで2020年のCTクオリファイ候補として一気に名乗りを挙げることとなる。

2019年シーズンのウィメンズQSイベントは残り9戦となるが、このうち上位ランキングに大きく影響を与えるのは、6000、3000のグレードが各1戦づつあるのみ。まだQS後半戦の結果やCT選手の動向次第ではあるものの、このままクオリファイ圏内を維持する可能性は十分にある。

日本初のウィメンズCT選手の誕生となるか。彼女の後半戦の活躍に期待しよう!
Go Amuro!

WSL Women’s QS 10,000「ABANCA Galicia Classic Surf Pro」結果

優勝:都筑有夢路(日本)
2位:Bronte Macaulay(AUS)
3位:Macy Callaghan(AUS)
3位:Chelsea Tauch(BRB)
5位:Philippa Anderson(AUS)
5位:Isabella Nichols(AUS)
5位:Sage Erickson(AUS)
5位:Silvana Lima(BRA)
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