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2024年3月31日(日)

11R
2024年3月31日(日)
2回阪神4日
15:40発走

大阪杯 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ミッキーゴージャス
1 2 ローシャムパーク
2 3 タスティエーラ
2 4 ハヤヤッコ
3 5 スタニングローズ
3 6 ジオグリフ
4 7 ハーパー
4 8 プラダリア
5 9 ステラヴェローチェ
5 10 ソールオリエンス
6 11 ベラジオオペラ
6 12 キラーアビリティ
7 13 ルージュエヴァイユ
7 14 エピファニー
8 15 リカンカブール
8 16 カテドラル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 2=3 2=11 2-1 2-10 3=11
綾恵 11=8 11=3 11-9 11-12 8=3
ナベ 12=3 12=10 12=1 12=6 12=9
たま 11=3 11=10 11=2 11=7 11=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はローシャムパーク。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.3
昨春から3連勝して本格化。前々走・オールカマー(G2)ではタイトルホルダーなどのG1ホースを破り、新星誕生を印象づけた。前走・香港C(G1)は8着と精彩を欠いたが、初めての海外遠征で調整の遅れも影響した。休養を挟んでしっかりと立て直し、今週は美浦Wコースで好時計を叩き出した。ポテンシャルを発揮できればG1初制覇が叶う。

対抗はタスティエーラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.4
昨年の日本ダービー(G1)を制した現4歳世代のエース。前走・有馬記念(G1)は直線で挟まれる不利を受け、不完全燃焼の6着に終わった。本来は自在に立ち回れるレース巧者で、コース・距離不問。有馬記念で先着を許した上位馬が不在なら、当然有力な存在だ。スムーズな競馬さえできれば復権のチャンスは十分にある。

単穴はベラジオオペラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.8
3歳で挑んだチャレンジC(G3)で古馬を一蹴。休み明けの前走・京都記念(G2)は2着に惜敗したが、2200Mはやや長かった印象だ。チャレンジCを制した阪神2000Mに替わるのは好材料で、ひと叩きされデキも上向き。昨年の日本ダービーでもタスティエーラとタイム差なしの接戦(4着)を演じた力量馬。警戒が必要だろう。

抑えはソールオリエンス。穴はミッキーゴージャス。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂、べラジオオペラ

春の中距離路線の頂点レースという位置づけで2017年にG2→G1に昇格し、今年8年目を迎える。桜咲く仁川の舞台で行われるが、近年は「ドバイ国際競走」と開催が重り、有力馬が分散する傾向を見せている。それでも今年も多士済々なメンバー16頭が集結。第8代中距離王の座に上り詰めるのはどの馬か。16年までの3回を合わせた過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−6、4−1、2−5、1−7、1−6、9−2、2−4、4−6、8−3、2−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、5、1連対とパッとしない成績で、6〜9番人気から伏兵馬6頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...2回
2000円台...2回
3000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......2回

G1昇格から4年は4000円未満に堅く収まっていたが、21、22年と1万9080円、1万980円の万馬券が飛び出した。

一方、3着に1、6、4、4、2、4、1、1、7、10番人気が入った3連単配当は、2万円台、1万円台、1万円台、2万円台、1万円台、9万円台、7810円、10万円台、53万円台、3万円台。こちらも馬連万馬券の21年に6けた配当が出る大荒れ。近年は波乱含みの傾向を見せている。

クラス別はG1組7頭、G2組11頭、G3組2頭。20頭は全て重賞からの参戦で、3着を見てもオープン特別以下からの入線はゼロ。前走重賞以外は切り捨てたい。

ステップ(着順)は金鯱賞組が5連対(6、1、5、4、2着)でトップ。4連対で有馬記念(6、3、2、5着)組が続き、3連対で中山記念(2、5、2着)組と京都記念(3、1、8着)組が並んでいる。最多連対の金鯱賞組は一昨年に連を独占する活躍を見せている。なお、上記4路線が連対馬の75%を占め、今年も8頭が出走する。

年齢別は
4歳馬【4.4.6.27】
5歳馬【6.4.3.31】
6歳馬【0.1.1.25】
7歳馬【0.1.0.15】
8歳上【0.0.0.6】

連対率は20、23、4、6、0%。4、5歳馬の争いで、5歳馬は勝利数で一歩リードしているものの、3着回数で4歳が上回っている。現時点で今年の4歳牡馬はG2戦以上で年長馬に勝利できずにいるが、今回は昨年のダービーの1、2、4着馬がそろって出走する。一方、昨年のグランプリ馬ドウデュースなど5歳以上の有力馬はドバイへ遠征中。4歳馬が勝利しても不思議はない。

東西比較は
【0.1.1.31】
【10.9.9.73】

連対率はそれぞれ3、19%。関西馬が関東馬を一蹴している。データは関東馬に厳しいが、西下するタスティエーラとソールオリエンスは昨年のクラシック3冠でそれぞれ馬券率100%。関東馬の大将格2頭に反撃の期待がかかる。

性別は
【7.7.9.93】
【3.3.1.11】

連対率は12、33%。牝馬は劣勢だが、率で牡馬を逆転し、ここ4年に限ると2勝、2着3回と好調。目下4年連続で連対を果たしている。ちなみに今年は4頭が参戦する。(たま)


◎......べラジオオペラはデビューから3連勝でスプリングSを勝利して重賞初制覇。皐月賞は道悪で10着に終わったが、ダービーでタイム差なしの4着と地力をアピールした。前走・京都記念は勝ち馬をとらえ切れなかったが、0秒1差の接戦。チャレンジCで舞台適性は証明済み。G1奪取のチャンスだ。

○......タスティエーラは皐月賞でソールオリエンスの2着に終わったが、2冠目のダービーで逆転勝利。菊花賞でも2着に好走しており、4歳世代を代表する1頭だ。有馬記念は年長馬の壁に跳ね返される形で6着に終わったが、直線の不利がなければ差はもっと小さかった。レース巧者が阪神の内回りで巻き返す。

▲......ソールオリエンスはデビュー戦、京成杯と連勝し、無傷のまま皐月賞も制した。ダービー、菊花賞は距離が長く2、3着と勝ち切れなかったが、2000Mは【2.0.0.0】と得意。ここ2戦は8、4着と馬券に絡めずにいるが、前走・中山記念は前残りの流れを追い上げて小差の4着。復権があっても驚けない。

△1......ハーパーはデビュー戦がクビ差の2着だったが、未勝利、クイーンCと連勝して重賞初勝利。牝馬3冠の桜花賞、オークス、秋華賞でも4、2、3着と健闘し、エリザベス女王杯でも古馬相手に3着に好走した。タイトルに手が届かないが、G1級の能力は明らか。前走・有馬記念9着を度外視して狙いたい。

△2......ルージュエヴァイユは5歳の牝馬。昨年の6月に牡馬相手のエプソムCで2着に好走し、秋に府中牝馬S、エリザベス女王杯と連続2着。重賞勝利をあと一歩のところで逃しているが、古馬牝馬トップ級の能力を持つ。前走・京都記念は休み明けで8着止まりだったが、今回はたたき2戦目。反撃のチャンスだ。

△3......ローシャムパークは前走・香港Cで8着。出遅れてポジションを取れず、不得手の瞬発力勝負も合わなかった。国内では昨年5月のむらさき賞から函館記念、オールカマーと3連勝。オールカマーでは長くいい脚を使ってG1馬タイトルホルダーを一蹴した。ここでも勝ち負けできる能力を秘めている。

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