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2024年4月14日(日)

11R
2024年4月14日(日)
3回中山8日
15:40発走

皐月賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サンライズジパング
1 2 メイショウタバル
2 3 エコロヴァルツ
2 4 シリウスコルト
3 5 ミスタージーティー
3 6 アレグロブリランテ
4 7 ルカランフィースト
4 8 ジャンタルマンタル
5 9 アーバンシック
5 10 レガレイラ
6 11 ホウオウプロサンゲ
6 12 コスモキュランダ
7 13 ジャスティンミラノ
7 14 シンエンペラー
7 15 サンライズアース
8 16 ダノンデサイル
8 17 ビザンチンドリーム
8 18 ウォーターリヒト

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=10 13=17 13-8 13-14 10=17
綾恵 14=10 14=9 14-1 14-2 10=9
ナベ 1=10 1=15 1=2 1=5 1=17
たま 8=14 8=2 8=10 8=13 8=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はジャスティンミラノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.02.0
デビューから休養を挟んで2連勝。前走・共同通信杯(G3)はジャンタルマンタル(昨年の2歳王者)に快勝し、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。スローペースでも好位で折り合いがつき、その前走・共同通信杯では上がり3ハロン32秒6の末脚を発揮。レースセンスが良く、小回りの中山にも難なく対応できそうだ。さらに連勝を伸ばし、無傷のまま1冠目を奪取する。

対抗はレガレイラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.2
前走・ホープフルS(G1)はスタートで出遅れたが、後方から豪快に差し切って初戴冠。史上初めて2歳混合G1を牝馬で制した。世代屈指の強烈な決め手を持ち、今回と同じ舞台で快勝している実績は大きな強み。主戦を務めてきたルメール騎手の戦線離脱は気になるところだが、スタートを決めてスムーズに運べば、76年ぶりとなる牝馬による皐月賞Vも夢ではない。

単穴はビザンチンドリーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.01.4
キャリア1戦で臨んだ前走・きさらぎ賞(G3)をレースレコードで快勝。デビュー戦と同様、出遅れて後方から外を回る形になったものの、ゴール前で測ったように差し切り重賞を制した。まだ荒削りでも、ポテンシャルは非凡。小回りの中山に替わるのは減点材料だろうが、引き続き注目したい逸材だ。

抑えはシンエンペラー。穴はジャンタルマンタル。

今週のワンポイントアドバイス

G1・2勝目、ジャンタルマンタル

クラシックの舞台は桜満開の阪神から中山へ移り、牡馬3冠の第1戦・皐月賞が行われる。

連対馬は2−1、3−2、8−3、9−4、7−9、1−4、1−3、2−8、5−3、2−5番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、4、4連対とほめられた成績とはいえず、7〜9番人気からそれぞれ1、2、2頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......4回
3000円台...2回
4000円台...1回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

4回は3けたで堅く収まっているが、残る6回は3510円以上の高配当で決着。18年には伏兵馬同士のワンツーで1万2880円と荒れた。

一方、3着に8、4、1、12、8、3、8、6、1、1人気が入線した3連単配当は、3万円台、1万円台、7万円台、106万円台、37万円台、4390円、2万円台、8万円台、3万円台、2万円台。17年に12番人気が飛び込んで106万馬券が飛び出し、翌年にも37万円台の高配当が出るなど一筋縄では収まらない波乱含みの傾向を見せている。

クラス別は重賞組19頭、オープン特別組1頭。重賞組が圧倒的に強く、3着を見ても9頭を占めている。

路線別(着順)は、共同通信杯(1、2、1、1、2着)組と弥生賞ディープインパクト記念(1、1、4、1、1着)組が5連対でトップ。2連対でホープフルS(1、1着)組とスプリングS(2、2着)組が並んでいる。上記有力4路線が14頭を占め、残る6頭は毎日杯(1着)、アーリントンC(1着)、若葉S(1着)、朝日杯フューチュリティS(1着)、東京スポーツ杯2歳S(1着)、京成杯(1着)。近年は連対馬のステップが多様化しているが、優勝馬に限ると8頭が有力4路線から出ている。

また、20頭の出走間隔は中2〜7週組11頭、2カ月組4頭、3カ月組1頭、4カ月以上組4頭。以前はトライアル→本番のローテーションが主力になっていたが、近年はトライアルをパスして本番に直行する選択肢も有力となっている。

キャリア別は
2戦下【1.1.0.8】
3戦 【3.4.3.21】
4戦 【5.2.5.40】
5戦 【1.3.1.29】
6戦上【0.0.1.45】

連対率は20、23、13、12、0%。3〜5戦が狙い目だったが、昨年ソールオリエンスが初めてキャリア2戦で優勝し、一昨年にもイクイノックスが2着に入線して注目を集めた。2頭はともに2戦目に重賞制覇。今年参戦のジャスティンミラノ、ビザンチンドリームも2戦目で重賞を勝っており、データからは軽視できない存在になっている。

所属別は
関東馬【6.4.3.53】
関西馬【4.6.7.90】

連対率は各15、9%。連対数は互角でも、関東馬が勝利数と連対率で関西馬をリードしている。

18頭立ての多頭数戦で気になるのが枠順。詳細を見ると、
1枠【3.0.0.16】
2枠【1.1.2.16】
3枠【0.1.0.19】
4枠【2.3.2.13】
5枠【0.0.2.18】
6枠【2.0.2.16】
7枠【1.3.0.23】
8枠【1.2.2.22】
(15年は15頭、18、21年は16頭)

連対率は16、10、5、25、0、10、15、11%。内の1〜4枠は【6.5.4.64】(連対率14%)、外の5〜8枠が【4.5.6.79】(同10%)。内外に大きな差は見られないが、内枠が勝利数で外枠を上回っている。

紅一点レガレイラに注目が集まるが、グレート制を導入した1984年以降で皐月賞に挑戦した牝馬は3頭いる。91年ダンスダンスダンスが5着、ここ10年では14年バウンスシャッセ11着、17年のファンディーナ7着。サンプルが少なくデータを論じられないが、さかのぼれば47年トキツカゼ、48年ヒデヒカリが勝利している。優勝なら歴史的な快挙達成となる。(たま)


◎......ジャンタルマンタルはデビュー戦→デイリー杯2歳S→朝日杯フューチュリティSと3連勝で昨年のJRA2歳王者に輝いた。前走・共同通信杯はスローの流れに力んで2着に敗れたが、連対率100%をキープ。関東への長距離輸送はすでに経験済み。G1・2勝目を決める。

○......シンエンペラーはデビュー戦を3馬身差で圧勝し、続く京都2歳Sも勝利して重賞初勝利を飾った。ホープフルS、弥生賞ディープインパクト記念は2着に敗れているが、ホープフルSは決勝線手前で外にヨレたロスが痛かった。若さを残しながらも崩れたことはなく、世代トップ級の能力を秘めている。

▲......メイショウタバルは初勝利を挙げるのに3戦を要したが、1勝クラスを好位から差し切り、続く毎日杯を逃げ切り2連勝。マイペースの逃げに持ち込めたとはいえ、毎日杯は後続を6馬身ちぎって圧勝した。重馬場の芝1800Mで1分46秒0の走破時計は優秀。初勝利が芝2000M。荒れた今の馬場も歓迎だ。

△1......レガレイラは前走ホープフルSで牡馬の一線級を一蹴してG1初制覇。外枠でスタートがひと息、外を回るコースロスもあったが、ゴール前でヨレたシンエンペラーを並ぶ間もなく差し切った。デビューからコンビを組んでいたルメール騎手の不在は痛いが、歴史的な快挙があっても驚けない。

△2......ビザンチンドリームは2000Mのデビュー戦を勝ち上がり、続くきさらぎ賞を差して2連勝。そのきさらぎ賞は出遅れて後方に置かれ、外々を回るロスがありながらも直線で先行勢を一気に差し切った。いずれも上がり3ハロンは33秒台。2年連続でキャリア2戦馬が連対中。世代屈指の決め手に警戒したい。

△3......ジャスティンミラノも2戦2勝。東京に遠征してデビュー戦を勝ち、続く共同通信杯も東上して2着に1馬身半差をつけて快勝した。ともに2番手から差し切る好センスの競馬。前走・共同通信杯は2歳王者の追撃を許さず、重賞初勝利を飾った。初の小回りコースに替わるのがカギとなるが、克服すればチャンスはある。

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