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2024年6月9日(日)

11R
2024年6月9日(日)
3回東京4日
15:45発走

エプソムカップ GIII

芝・左 1800m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 トゥデイイズザデイ
1 2 ノースザワールド
2 3 ルージュリナージュ
2 4 ヴェルトライゼンデ
3 5 タイムトゥヘヴン
3 6 レーベンスティール
4 7 マイネルケレリウス
4 8 ワールドウインズ
5 9 レッドランメルト
5 10 シルトホルン
6 11 サイルーン
6 12 グランスラムアスク
7 13 ラケマーダ
7 14 カレンシュトラウス
7 15 アルナシーム
8 16 グランディア
8 17 ニシノスーベニア
8 18 セルバーグ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=4 6=11 6-1 6-16 4=11
綾恵 15=1 15=6 15-3 15-11 1=6
ナベ 1=11 1=4 1=6 1=17
たま 15=6 15=3 15=10 15=16 15=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はレーベンスティール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.0
昨秋のセントライト記念(G2)勝ち馬。近2走は結果を出せずにいるが、前々走・香港ヴァーズ(国際G1)は初の海外遠征、前走・新潟大賞典(G3)は休養明けで落ち着きを欠いていた。叩き2戦目の今回は2勝を挙げている1800Mに距離短縮。大幅な巻き返しを期待したい。

対抗はヴェルトライゼンデ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.50.0
こちらは昨年の日経新春杯(G2)勝ち馬。日本ダービー(G1)、ジャパンC(G1)ともに3着に入るなど、大舞台でも上位争いを演じている。今回は1年2カ月ぶりのレースとなるが、過去には長期休養明けで鳴尾記念(G3)を制した実績あり。久々でも注目したい一頭だ。

単穴はサイルーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.8
条件戦を連勝してオープン入り。前走・春興S(3勝クラス)は上がり最速、33秒5の末脚を使って突き抜けた。東京コースで2勝を挙げており、1800Mへの距離延長も不安なし。重賞初挑戦ではあるものの、今の充実ぶりなら楽しみは大きい。

抑えはトゥデイイズザデイ。穴はグランディア。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初制覇、マテンロウスカイ

1983年に「日本ダービー」が節目の50回を迎えたのを機に、「英国ダービー」を開催するエプソム競馬場と東京競馬場が姉妹競馬場として提携。それを記念して翌年に創設され、今年で41回目を迎える。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−4、2−1、1−3、5−1、2−4、5−7、9−5、3−6、4−8、1−7番人気の組み合わせで決まった。前半5年は上位5番人気以内で決着していたが、ここ5年は6番人気以下から伏兵馬が必ず連に絡んでいる。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...1回
2000円台...3回
5000円台...1回
6000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......1回

前半の18年までは3000円未満の堅めに収まっていたが、後半は20年の1万2210円のほか5000〜8000円台の高配当も3回と波乱傾向を見せている。

一方、3着に8、4、6、6、5、1、18、2、2、4番人気が入線した3連単配当は、4万円台、2750円、1万円台、4万円台、2万円台、6万円台、421万円台、8万円台、5万円台、2万円台。20年に9、5、18番人気の順でゴールして421万9320円の大波乱となったが、ほかは5けた配当以内で決まっている。

また、クラス別は
重賞【5.4.6.61】
OP【4.5.2.58】
3勝【1.0.2.10】

連対率は12、13、8%。重賞組とオープン特別組の争いとなっている。3勝クラス組は出走数が少なく劣勢だが、21年に3着、22年1着と近3年で2頭が馬券圏内に食い込んでいる。

ステップ(着順)はメイS(2、3、9、2、10着)組が5連対でトップ。3連対で新潟大賞典(2、8、14着)組と都大路S(2、1、6着)組が並んでいる。掲示板外から巻き返した馬も見られ、あまり着順を気にしなくても良さそうだ。

年齢別は
4歳 【5.5.4.24】
5歳 【4.2.2.35】
6歳 【1.3.3.28】
7歳上【0.0.1.43】

連対率は26、14、11、0%。4歳馬が好調で14年と20年を除く8回で連対を果たし、3着にも4頭が入線している。

所属別は
関東馬【6.5.6.73】
関西馬【4.5.4.57】

連対率は12、13%。関東馬が優勢で、特に近5年は4勝、2着3回と関西馬を圧倒している。

牡馬は148頭出走して17連対(連対率12%)、牝馬が12頭で3連対(同27%)。牝馬は苦戦も、率で牡馬を大きく引き離し、昨年も2頭出走のうち7番人気のルージュエヴァイユが2着に健闘した。今年も2頭が参戦する。(たま)


◎......アルナシームは有力ステップの都大路Sで0秒2差の2着。中団待機から直線で鋭い伸びを見せたが、勝ち馬の決め手が勝っていた。芝1800Mは5勝中4勝と最も得意な距離。重賞勝利はないが、朝日杯フューチュリティSでドウデュースの4着。強力5歳世代の底力に期待する。

○......レーベンスティールは5カ月ぶりの新潟大賞典で1番人気を裏切り、11着敗退。久々でパドックからイレ込みが目立ち、レースでも再三の不利が重なった。セントライト記念で皐月賞馬ソールオリエンスを寄せつけなかった脚力はG1級。本来の走りを取り戻せば、59キロでも勝ち負けになる。

▲......ルージュリナージュは後方一手で展開に左右されるが、東京芝1600Mヴィクトリアマイルで見せた33秒6の決め手は牡馬が相手でも通用する。昨年11月のユートピアS以来勝ち星から遠ざかっているが、左回りの芝1800Mで3勝のサウスポー。牡馬との斤量差を生かせば、好勝負は可能だ。

△1......シルトホルンはこのレースに最多5頭の連対馬を出す好ステップのメイSで0秒1差3着。好スタートからハナに立って主導権を握り、最後までしぶとい粘りを見せた。東京芝1800Mは初勝利を飾った舞台。鞍上の乗り替わりは減点だが、コース適性の高さがそれをカバーする。

△2......グランディアは3勝クラスを勝ち上がるのに時間を要したが、前走スピカSを快勝。馬群の中で脚をため、直線力強く抜け出した。芝2000Mで未勝利、1勝クラスを勝ち、2、3勝クラス勝ちを芝1800Mで挙げた。東京に勝利はないが、むらさき賞2着の1分45秒2が上質。中距離ならヒケを取らない。

△3......ニシノスーベニアは2走前に3勝クラスを5馬身差で圧勝。昇級戦の前走でも4着と健闘した。最近は中山が主戦場だが、一昨年の5月に東京で1勝クラスを勝ち、ダートでも1勝ならコース相性は悪くない。1800Mは初めてとなるが、2、3勝クラス勝ちが1600M。1ハロン延長は守備範囲と見たい。

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