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2024年7月28日(日)

7R
2024年7月28日(日)
2回新潟2日
15:45発走

アイビスサマーダッシュ GIII

芝・直線 1000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) 別定 本賞金:4100、1600、1000、620、410万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リプレーザ
1 2 ショウナンマッハ
2 3 ロードベイリーフ
2 4 ジャスパークローネ
3 5 マウンテンムスメ
3 6 クムシラコ
4 7 ハギノメーテル
4 8 マイヨアポア
5 9 グレイトゲイナー
5 10 ファイアダンサー
6 11 アビッグチア
6 12 ウイングレイテスト
7 13 チェイスザドリーム
7 14 デュアリスト
7 15 モズメイメイ
8 16 ディヴィナシオン
8 17 テイエムスパーダ
8 18 メディーヴァル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=12 13=4 13-5 13-10 12=4
綾恵 10=13 10=15 10-12 10-18 13=15
ナベ 13=15 13=10 13=5 13=14
たま 13=18 13=10 13=5 13=12 13=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はチェイスザドリーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・0.55.0
初芝の前走・韋駄天Sを制してオープン2勝目。牝馬でハンデも重かったが、スタートを決めて2番手から押し切り、直線競馬への高い適性を示した。引き続き好調をキープし、1週前には栗東坂路で4ハロン49秒1の一番時計。タイトル獲得の期待は十分とみる。

対抗はウイングレイテスト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨秋のスワンS(G2)勝ち馬。前走・函館スプリントS(G3)は初の1200Mで斤量59キロだったが、好位からの正攻法で小差2差と見せ場を作った。7歳でも充実しており、持ち味の先行力から直線競馬もこなせそう。トップハンデを克服して2つ目のタイトルを狙う。

単穴はジャスパークローネ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・0.56.3
昨夏のCBC賞(G3)、北九州記念(G3)を連勝し、サマースプリント王者に輝いた実力馬。続くスプリンターズS(G1)でも4着に健闘し、トップクラスのスピードを示した。前走・北九州記念(G3)は出遅れもあって不完全燃焼の16着。実績のある直線競馬で巻き返したい。

抑えはマウンテンムスメ。穴はファイアダンサー。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初Vに王手、チェイスザドリーム

夏の新潟開幕週の風物詩。日本で唯一、芝1000M(千直)で激戦が繰り広げられる重賞。レース数自体が少なく能力比較に難しい面もあるが、過去10年のデータを参考に傾向を探ってみたい。なお、暑熱対策の特別編成でレースは11R→7R(発走予定15時45分)に変更して行なわれる。

連対馬は1−5、1−9、1−2、8−1、1−2、1−3、2−1、1−2、7−2、9−6番人気の組み合わせで決まった。1番人気はここ2年崩れているが、6勝、2着2回の成績を残しているのだから改めて見直す手はある。ちなみに期待を裏切った2回は9、18着だった。

馬連配当は
3 け た......2回
1000円台...3回
2000円台...1回
3000円台...1回
4000円台...2回
万 馬 券......1回

昨年は上位3番人気が総崩れで1万2570円と荒れたが、9回は5000円未満。基本的には大荒れは期待できない。

一方、3着に3、4、3、4、8、9、9、14、14、12番人気が入った3連単配当は、2万円台、4万円台、1800円、6万円台、2万円台、2万円台、2万円台、22万円台、26万円台、80万円台。近年は伏兵馬が入線することは珍しくなく、特にここ3年は連続で2けた人気馬が入線して高配当が続いている。

連対馬のクラス別は、重賞組4頭、オープン特別組15頭、3勝クラス組1頭。条件組は苦戦しているが、3着を見ると4頭が入線している。格下というだけで切り捨てるのは危険か。

路線別は韋駄天S組が11連対と他路線を圧倒。4度の1、2着独占があり、近5年連続で連対している。中心はこの組で、今年も4頭が出走する。ほかでは2連対でCBC賞組と葵S組が続くが、今年は参戦がない。

年齢別は
3歳馬【1.2.1.6】
4歳馬【2.1.0.22】
5歳馬【4.5.5.33】
6歳馬【0.2.3.33】
7歳上【3.0.1.36】

連対率は30、12、19、5、8%。5歳馬が世代をリードしているが、3勝をマークしている7歳馬にも警戒が必要となっている。連対率トップの3歳馬は今年出走しない。

所属別は、
関東馬【6.6.3.65】
関西馬【4.4.7.65】

連対率はそれぞれ15、10%。関東馬が優勢となっている。

性別は
牡 馬【3.4.5.65】
牝 馬【7.6.5.65】

連対率は9、16%。牝馬が出走数で牡馬を上回るのは珍しく、しかも連対数、率ともに優勢。「夏は牝馬」を象徴するレースになっている。

直線芝1000Mコースは外枠有利で知られているが、枠別を成績を見ると、
1枠【0.0.2.15】
2枠【2.1.0.14】
3枠【0.0.1.17】
4枠【1.1.0.18】
5枠【1.2.1.16】
6枠【1.2.2.15】
7枠【1.2.3.18】
8枠【4.2.1.17】

連対率は0、18、0、10、15、15、13、25%。開幕週で芝に痛みはないが、外枠有利の傾向がはっきり表れている。なお、レースは12、14、13、16、17、18、18、16、18、18頭で行なわれた。(たま)


◎......チェイスザドリームは前走、最有力ステップの韋駄天Sを快勝。外の7枠13番からダッシュ良く飛び出し、もまれない2番手からあっさり抜け出した。初芝、2着馬より3キロ重いハンデで直線競馬への高い適性を示した。別定戦でも前走と同じ55キロは有利。千直重賞突破に壁はない。

○......メディーヴァルは直線競馬を4戦して1、8、12、4着。成績にバラツキあるが、昨年52キロの軽量とはいえ、韋駄天Sを勝利している。前走・北九州記念はスタート直後に不利を受けて力を出し切れなかった。今回は大外18番枠。57キロの斤量はカギとなるが、スタート良くラチ沿いを走ればチャンスはある。

▲......ファイアダンサーは前走・韋駄天Sで3着。休み明けを一度使われて体調も上向いていたようで、大外枠から上手く流れに乗ってメンバー2位の上がりで0秒1差まで追い上げた。3勝クラス時からオープンでも好走し、直線競馬の経験も豊富。昨年は熱中症で最下位に沈んだが、まともなら通用してもいい。

△1......マウンテンムスメは前走、ダッシュを利かせて内の5番枠から一気に外ラチ沿いの進路を取り切った。序盤に脚を使ってもラスト甘くならず、しぶとい粘りを発揮して2着を確保した。このレースは3年連続の参戦。1年目は昇級戦と経験値の差で、昨年は連闘策が裏目に出た。3度目の正直を見せたい。

△2......モズメイメイは昨春にチューリップ賞、葵Sと重賞を制した。その後2けた敗退を続けていたが、前走北九州記念で3着。スタートで出して行けず、直線でも不利を受けながら馬券圏を確保した。初の直線競馬が起爆剤となって復活劇があっても驚けない。

△3......ウイングレイテストは前走・函館スプリントSで0秒2差の2着。サウジアラビアからの遠征帰り、他馬より重い59キロを背負って2着争いを制した。キャリア35戦目にして初めての1200Mだったが、短距離G2勝ちの地力を見せた。直線競馬は初めてでも、新天地での大駆けに期待も高まる。

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