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2023年10月1日(日)

11R
2023年10月1日(日)
4回中山9日
15:40発走

スプリンターズステークス GI

芝・右・外 1200m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:17000、6800、4300、2600、1700万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ナムラクレア
1 2 テイエムスパーダ
2 3 ピクシーナイト
2 4 ナランフレグ
3 5 ウインマーベル
3 6 ママコチャ
4 7 オールアットワンス
4 8 メイケイエール
5 9 アグリ
5 10 マッドクール
6 11 ジュビリーヘッド
6 12 ドルチェモア
7 13 ジャスパークローネ
7 14 エイシンスポッター
8 15 キミワクイーン
8 16 モズメイメイ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=9 1=6 1-3 1-10 9=6
綾恵 1=6 1=13 1-5 1-9 6=13
ナベ 14=1 14=9 14=4 14=7 14=8
たま 9=1 9=6 9=3 9=8 9=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はナムラクレア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.1
まだG1タイトルには手が届いていないものの、芝1200Mは(5.1.1.1)と抜群の安定感。昨年の当レースは0秒2差の5着、今年の高松宮記念(G1)も0秒1差の2着と戴冠にあと一歩まで迫った。休養を挟んでリフレッシュし、前哨戦のキーンランドC(G3)で重賞4勝目をマーク。4歳秋を迎えて心身ともに円熟期に突入しており、悲願のG1制覇に期待がかかる。

対抗はアグリ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.4
2月の阪急杯(G3)を快勝し、一気の4連勝で重賞制覇。その後は勝ち星から遠ざかっているが、前走・セントウルS(G2)はこれまでの先行策から一転の後方待機で2着に追い込んだ。脚質の幅が広がり、1200Mにメドが立ったのも収穫。G1でも好勝負に持ち込める。

単穴はママコチャ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.07.4
前走・北九州記念(G3)は初の1200Mで2着。ジャスパークローネの逃げ切りを許したものの、半馬身差まで猛追した。ソダシ(G1・3勝)の全妹でポテンシャルは高く、短距離向きの気性。2度目の1200Mでさらにパフォーマンスを上げてきそうだ。

抑えはマッドクール。穴はピクシーナイト。

今週のワンポイントアドバイス

G1制覇の好機、アグリ

さあ、秋のG1シリーズが開幕。第1弾となる秋の短距離王決定戦が中山で行なわれる。昨年の覇者ジャンダルム、春の高松宮記念を制したファストフォースはすでに引退。スプリント界は主役なき群雄割拠。電撃の6ハロン戦を制して頂点に立つのはどの馬か。過去10年のデータを参考にレース傾向を見てみたい。

連対馬は1−2、13−2、1−11、3−2、1−5、1−11、2−3、1−3、3−2、8−7番人気の組み合わせで決まった(2014年は新潟競馬)。上位1〜3番人気は5、5、4連対と人気に応えているが、人気薄の7〜13番人気からも5頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...2回
4000円台...2回
5000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

昨年8、7番人気で1万5340円と荒れたが、ほかは1、2番人気のどちらかが連に絡み、波乱は起こっていない。

一方、3着に15、5、9、9、7、13、1、10、10、5番人気が入った3連単配当は、2万、19万、10万、18万、3万、20万円台、6080円、2万、3万、46万円台。こちらは昨年に46万8950円が飛び出し、10〜20万円台の高配当も4回の大荒れ。2けた人気が馬券に絡むことも珍しくなく、穴党には楽しみな秋のG1開幕戦となっている。

ステップ(連対率)は、
セントウルS組 【5.4.2.42】(17%)
安田記念組 【2.1.1.6】(30%)
キーンランドC組【1.1.4.37】(5%)
北九州記念組 【1.1.1.18】(10%)

セントウルS組が9連対と強く、特にここ5年は昨年を除く4年連続で連対を果たしている。

年齢別は
3歳馬【1.2.1.15】
4歳馬【2.3.4.18】
5歳馬【3.4.1.39】
6歳馬【3.0.3.28】
7歳上【1.1.1.31】

連対率は16、19、15、9、6%。連対数で5歳馬がトップに立ち、2位は4歳馬の順。6歳馬は勝利数は優秀なものの、率が10%では手放しでは飛びつけない。軸は4、5歳馬から選びたい。

所属別は関東馬が35頭出走して7連対(5勝、2着2回=連対率20%)、関西馬は123頭で13連対(5勝、2着8回=連対率11%)、地方馬は3頭で連対なし。関東馬は劣勢だが、勝利数は互角で、連対率では関西馬を上回っている。

性別は
牡馬【8.5.5.88】
牝馬【2.5.5.43】

連対率は12、13%。牝馬は出走が少なく苦戦しているが、率で牡馬を一歩リードしている。ちなみに、牝馬は昨年連を外したが、17〜21年で5年連続連対、近年は牡馬と互角の成績を残している。

枠別成績は、
1枠【2.1.3.12】
2枠【1.2.1.14】
3枠【0.0.4.14】
4枠【3.3.0.12】
5枠【2.1.0.14】
6枠【0.1.0.17】
7枠【1.0.0.17】
8枠【0.1.1.16】
(15年は10番取り消し、14年の新潟を除く)

内の1〜4枠が【6.6.8.52】、外の5〜8枠は【3.3.1.64】。内枠が1〜3着すべてで外枠を大きく上回っている。内でも3枠は連対ゼロで、いわゆる死に目だが、そろそろ連対馬が出てもいいはず。馬券に迷ったら3枠のウインマーベル、ママコチャを買う手もありか。(たま)


◎......アグリは4連勝で阪急杯を制して重賞初制覇。高松宮記念は7着に終わったが、直線でいったんは抜け出そうかという勢い。世界の強豪を相手にした香港チェアマンズスプリントプライズでも5着と健闘した。秋の始動戦となったセントウルSは勝ち馬に逃げ切りを許したが、上がり32秒4の鬼脚で0秒2差に迫った。たたき2戦目の前進は大きく、G1制覇のチャンスだ。

〇......ナムラクレアは2歳時から短距離で活躍し、前走キーンランドCを勝利して重賞4勝目。昨年は5着に敗れたが、不良馬場で行われた今春の高松宮記念では中団から差して2着と地力強化を示した。展開や馬場状態不問のレース巧者で、短距離G1・2戦は負けて強しの内容。悲願のタイトル奪取に期待が膨らむ。

▲......ママコチャは毛色こそ違うが、G1・3勝馬ソダシの全妹。昨年3連勝してオープン入りを果たした。マイルから短距離にシフトして折り合いが楽になり、2走前の安土城Sを日本レコードタイで圧勝。初の1200Mだった前走・北九州記念も半馬身差の2着。大舞台でも活躍が期待できる楽しみな血統だ。

△1......ピクシーナイトは一昨年の覇者。好位から直線で抜け出し、後続に2馬身差をつけて楽勝した。香港スプリントで落馬事故に巻き込まれて骨折し、1年以上の休養。復帰して2走前は馬群をさばけず8着、前走は発馬でつまずいて8着と、ここ2戦は度外視していい。復活すればG1馬の底力は侮れない。

△2......ジャスパークローネは函館スプリントSはスタートで後手に回って大敗したが、その後CBC賞、北九州記念と続けて重賞を逃げ切りV。サマースプリントシリーズ王者に上り詰めた。今春に9カ月ぶりに復帰して6戦4勝と絶好調。初のG1挑戦だが、5勝を挙げているベストの芝1200Mなら好走可能だろう。

△3......メイケイエールは昨年のセントウルSを1分6秒2のレコードで快勝。その後は勝ち切れないが、スプリンターズSは中2週が響いた。香港スプリントと高松宮記念はタフな馬場に泣き、前走・安田記念は距離が合わず敗因ははっきりしている。本来の力を発揮できればヒケは取らない。

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