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2022年11月20日(日)

11R
2022年11月20日(日)
5回阪神6日
15:40発走

マイルチャンピオンシップ GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マテンロウオリオン
1 2 ウインカーネリアン
2 3 ダノンザキッド
2 4 シュネルマイスター
3 5 サリオス
3 6 ソダシ
4 7 ジャスティンカフェ
4 8 ロータスランド
5 9 ピースオブエイト
5 10 セリフォス
6 11 ソウルラッシュ
6 12 ホウオウアマゾン
7 13 エアロロノア
7 14 ベステンダンク
8 15 ダノンスコーピオン
8 16 ハッピーアワー
8 17 ファルコニア

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=4 6=5 6-10 6-15 4=5
綾恵 6=11 6=15 6-4 6-10 11=15
ナベ 10=4 10=6 10=1 10=2 10=15
たま 4=5 4=3 4=6 4=10 4=11

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソダシ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.1
G1レース3勝の実績を誇る白毛のアイドルホース。1番人気に推された前走・府中牝馬(G2)は2着に惜敗したが、勝ち馬より斤量が2キロ重かったことを思えば勝ちに等しい内容だった。芝の1600Mは4戦4勝と抜群の実績で、昨年の桜花賞(G1)では阪神のコースレコードをマーク。1週前には栗東CWコースで自己ベストの6ハロン79秒5をマークするなど、仕上がりも上々だ。適鞍で牡馬を一蹴し、マイル界の頂点に立つ。

対抗はシュネルマイスター。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.6
昨年のNHKマイルC(G1)覇者。前走・スプリンターズS(G1)は9着に敗れたが、初の1200Mで追走に余裕がなく、直線で他馬と接触する場面もあった。もともと今秋の最大目標はこのマイルCSで、1600Mは(2.2.1.0)と複勝率100%。僅差の2着に泣いた昨年の雪辱を果たしたい。

単穴はサリオス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.3
休み明けの前走・毎日王冠(G2)をコースレコードで快勝。一昨年の同レース以来となる2年ぶりの勝利を挙げ、復活をアピールした。デビューから無傷の3連勝で朝日杯フューチュリティS(G1)を制した実力馬。世界の名手・ムーア騎手との再コンビで2度目のG1勝利を狙う。

抑えはセリフォス。穴はダノンスコーピオン。

今週のワンポイントアドバイス

リベンジV、シュネルマイスター

京都競馬場が改修工事のため、今年も阪神開催となる。白毛のアイドル・ソダシなどG1馬5頭が参戦する豪華版。3歳馬4頭が古馬の牙城を打ち破れるかどうかに注目が集まる中、短期免許を取得して外国人騎手3人が参戦。ワクワクする秋のマイル王決定戦となった。過去10年のレースで傾向をみてみたい。

連対馬は4−1、2−3、8−3、4−2、3−2、4−2、5−3、3−1、1−3、1−2番人気の組み合わせで決まった(2020、21年は阪神競馬)。1番人気は2勝、2着2回とアテにならないが、2〜5番人気が5、6、3、1連対とその不振をカバー。6番人気以下からの連対は14年優勝の8番人気ダノンシャーク1頭だけ。

馬連配当は
3 け た......3回
1000円台...3回
2000円台...2回
3000円台...2回

人気上位馬が期待に応え、最高配当は14年の3890円。平穏な配当が続き、特にここ3年はすべて3けた配当となっている。

一方、3着に5、1、9、1、7、7、4、6、5、5番人気が入線した3連単配当は5万、1万、19万、1万、4万、5万、2万、1万円台、4480円、5460円。こちらも14年こそ19万馬券が飛び出したものの、残る9回はすべて6万円未満で決着している。しかし、無風状態の中で突然に荒れるのが競馬の常。伏兵馬の台頭にも目配りが必要だろう。

連対馬20頭の路線別は
5連対=富士S
4連対=スワンS
3連対=天皇賞(秋)、毎日王冠
2連対=安田記念、スプリンターズS
1連対=京都大賞典

上記7路線に限られ、富士S組が最多連対を果たしている。しかし、2走前を見ると、その年の安田記念に出走した馬が11頭名を連ねる。この組は前哨戦と合わせると計13頭。春のマイル王戦決定戦に参戦した馬が有力候補に浮上する。

東西比較は関東馬が49頭出走して6連対(連対率12%)、関西馬は126頭で14連対(同11%)。連対数で関西馬が優勢だが、率で関東馬が逆転している。大きな開きはなさそうだ。

年齢別は3〜7歳以上馬が3、9、6、2、0連対。連対率はそれぞれ9、24、10、8、0%。4歳馬がトップで、次いで5歳馬の順。

牡馬146頭と牝馬29頭で争った性別は、18対2。牝馬は苦戦しているが、一昨年、昨年と牝馬のグランアレグリアが優勝。今年参戦のソダシ、ロータスランドに注目が集まる。

また、リピーターが多いことでも知られているが、馬券圏内に限ると、昨年2着シュネルマイスターと3着ダノンザキッドの2頭が該当する。(たま)


◎......シュネルマイスターは昨年グランアレグリアに0秒1差の2着に敗れ、今年の安田記念でもソングラインとクビ差の2着。勝ち切れないが、グランアレグリアは引退し、ソングラインは今回出走しない。スプリンターズSでは結果を出せなかったが、距離不足で直線でも不利を受ける不運があったため、度外視していい。リベンジVでタイトルを奪取する。

〇......サリオスは今年3戦して15、3、1着。高松宮記念Sは凡走したが、1600Mに戻した安田記念でタイム差なしの3着、毎日王冠は中団からメンバー最速の上がりで突き抜けた。勝ち時計の1分44秒1はレコードだった。一昨年は大外枠で5着、昨年はブリンカーが裏目に出て6着に敗退したが、今年こそ結果を出したい。

▲......ダノンザキッドは昨年、富士S(4着)から挑戦して3着に終わったが、今年は毎日王冠から参戦する。その前走は残り200Mで外から2頭に交わされたが、しぶとく3着を死守した。2年近く勝ち星から遠ざかっているが、今が充実期の4歳馬。デビュー3連勝でG1を制した底力を見直す手だ。

△1......セリフォスは新馬戦から一貫して1600Mに出走して(4.1.0.2)と好走。春のNHKマイルCと安田記念ともに4着に敗れたが、わずか0秒3差、0秒1差の惜しい競馬。休み明けの前走・富士Sは直線で前が壁になりながらも差し切った。マイルはベスト。名手レーン騎手の手腕に期待する。

△2......ソウルラッシュは1勝クラスから4連勝でマイラーズCを制覇した。勢いに乗って向かった安田記念は直線で馬群をさばけず13着。不完全燃焼に終わったが、前走・富士S(2着)で直ぐに巻き返した。マイルで4勝を挙げている距離巧者で、舞台もマイラーズC勝ちの阪神。一線級相手でも勝ち負けになる。

△3......ソダシは春のヴィクトリアマイルで後続を2馬身ちぎって楽勝。札幌記念は5着と案外だったが、前走・府中牝馬Sで2着と巻き返した。マイルG1・3勝の実力馬だが、気になるのは過去10年で連対歴のないステップからの臨戦。牝馬劣勢のデータも含めて今回は△の評価にとどめたい。

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