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2022年3月5日(土)

11R
2022年3月5日(土)
1回阪神7日
15:35発走

チューリップ賞 GII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:5200、2100、1300、780、520万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ピンハイ
2 2 ジャマン
2 3 サークルオブライフ
3 4 アンジェリーナ
3 5 スプリットザシー
4 6 ナミュール
4 7 ルピナスリード
5 8 サウンドビバーチェ
5 9 ウォーターナビレラ
6 10 ラリュエル
6 11 ルージュスティリア
7 12 シークルーズ
7 13 ツッチーフェイス
8 14 ステルナティーア
8 15 オーソレミオ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=6 3=9 3-7 3-14 6=9
綾恵 3=11 3=6 3-10 3-14 11=6
ナベ 3=9 3=4 3=1 3=5 3=8
たま 6=3 6=9 6=8 6=10 6=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサークルオブライフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
新馬戦こそ3着に終わったが、その後マイルで3連勝。前走・阪神ジュベナイルF(G1)は直線大外から豪快に差し切り、堂々と2歳女王の座に輝いた。非凡な決め手を持っており、直線の長いコースは合うタイプ。さらに連勝を伸ばし、本番の桜花賞(G1)に弾みをつける。

対抗はナミュール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.8
デビュー2連勝で臨んだ前走・阪神ジュベナイルFは、出遅れが響いて4着。敗れはしたが、直線は荒れたインから上がり最速をマークして力は示した。現3歳世代が好調なハービンジャーの産駒で、曽祖母が桜花賞馬のキョウエイマーチ。スタート五分なら出番は十分だ。

単穴はウォーターナビレラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.0
デビューから無傷の3連勝でファンタジーS(G3)を制覇。前走・阪神ジュベナイルFで初黒星(3着)を喫したが、好位から直線一旦は抜け出すなど見せ場十分の内容だった。レースセンスが良く、5月生まれでまだ伸びしろも大きい。引き続きマークは外せない。

抑えはステルナティーア。穴はルピナスリード。

今週のワンポイントアドバイス

逆転Vでクラシックへ、ナミュール


東西で新人騎手10人と新規開業調教師5人がスタートを切った。今村聖奈(いまむらせいな=18)は父の背中を追い、現役4人目の女性騎手の仲間入りをした。デビュー週から阪神で土日計10鞍に騎乗。新ヒロインの長い長いジョッキー物語が始まる。一方、蛯名正義調教師(52)は騎手として2541勝(JRA歴代4位)。果たせなかった夢のダービー制覇(2着2回)にファンの注目が集まる。

さて、土曜阪神のメイン・チューリップ賞は上位3頭に桜花賞への優先出走権が与えられるトライアル。本番と同じ舞台で争われるため関連性は高く、クラシック戦線を占う上でも見逃せない重要な一戦となっている。

過去10年、連対馬は4−3、3−7、1−4、5−7、2−1、1−7、1−3、1−4、4−2、1−3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、2、4連対と威張れる成績ではないが、伏兵馬の台頭も7番人気の3頭と少ない。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...1回
4000円台...1回
5000円台...2回
8000円台...1回

優勝馬10頭がすべて5番人気以内ということで、最高配当は4、3番人気でゴールした2012年の8070円。万馬券が飛び出すような波乱は起こっていない。

一方、3着に1、5、6、2、10、2、2、7、1、4番人気が入線した3連単配当は、5万円台、11万円台、3730円、3万円台、4万円台、1万円台、1950円、1万円台、1万円台、2710円=6990円(1着同着)。こちらも13年に11万6790円と荒れたが、全体としては平穏に収まる傾向を示している。

連対馬のクラス別は、重賞組13頭、オープン特別組3頭、1勝クラス組2頭、新馬組1頭、未勝利組1頭。格上のオープン組が連対馬の80%を占めている。

ステップ(着順)は阪神ジュベナイルF(8、2、2、3、1、1、1、2、3、4着)からの直行馬が10連対と他路線を圧倒。16年を除く9回で連対している。馬券の軸はこの組から指名したい。ほかではクイーンC組とエルフィンS組が2連対で続いている。

キャリアは1〜6戦以上馬が
1戦 【0.1.0.4】
(連対率20%)
2戦 【2.2.2.13】
(同21%)
3戦 【3.3.3.23】
(同19%)
4戦 【5.2.4.33】
(同16%)
5戦 【1.1.1.15】
(同11%)
6戦以上 【0.0.0.16】
(同0%)

キャリア4戦馬が最多7連対となっているが、5戦以内なら大きな割り引きは必要ない。

また、所属別は
関東馬【4.2.1.9】
(連対率38%)
関西馬【7.7.9.95】
(同12%)
地方馬【0.0.0.2】
(同0%)

関西馬が大きくリードしているが、率で関東馬が逆転。関東馬は目が離せない存在となっている。(たま)


◎......阪神ジュベナイルFで1〜4番人気に支持された4頭がそろって参戦。本命にナミュールを推す。前走の阪神ジュベナイルFは1番人気を裏切って4着。8枠17番から致命的な出遅れで最後方に置かれたが、直線馬場の悪いインからメンバー最速の上がりで0秒2差。デビュー2連勝がダテでなかったことを見せた。桜花賞出走には3着以内が至上命題。逆転Vでクラシック戦線へ駒を進めたい。

○......相手は2歳女王サークルオブライフ。デビュー戦は飾れなかったが、未勝利から3連勝で最優秀2歳牝馬に輝いた。立ち回り自在で、終いの脚も確実。本番を見据えた仕上げでも、舞台設定は阪神ジュベナイルFと同じ。まともなら勝ち負けに持ち込める。

▲......ウォーターナビレラは新馬から3連勝でファンタジーSを制して重賞初勝利。好スタートから好位に付け、危なげない内容で差し切った。前走は3着に敗れたが、直線いったん先頭に立ち、そのまま押し切るかの脚色を見せた。走り慣れたマイル。大崩れはない。

△1......ステルナティーアは前走の阪神ジュベナイルFで0秒6差の7着。序盤で他馬にぶつけられ、直線でも前が開かずに力を出し切れなかった。新潟のデビュー戦は上がり3ハロン32秒7の鬼脚で後続を3馬身突き放す圧勝。スムーズな競馬で巻き返す。

△2......サウンドビバーチェはいつも通り序盤に行きたがったが、前に馬を置き4番手で折り合いに専念。直線インから一気に伸びて1馬身半差をつけてゴールした。センスあふれる立ち回りで、前々で運べる先行力もある。重賞でも十分に通用しそうだ。

△3......ラリュエルはデビュー勝ちから2カ月半ぶりの前走クイーンCで0秒4差の4着。好スタートから4番手に控えて直線勝負にかけたが、前が壁で追い出しが遅れたのが痛かった。休み明けをたたいて、重賞も2度目。上積みは大きく、大駆けに警戒したい。

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