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2021年4月11日(日)

11R
2021年4月11日(日)
2回阪神6日
15:40発走

桜花賞 GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:10500、4200、2600、1600、1050万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ストライプ
1 2 ファインルージュ
2 3 ブルーバード
2 4 ソダシ
3 5 アカイトリノムスメ
3 6 ストゥーティ
4 7 ククナ
4 8 メイケイエール
5 9 エンスージアズム
5 10 アールドヴィーヴル
6 11 ジネストラ
6 12 ヨカヨカ
7 13 エリザベスタワー
7 14 ミニーアイル
7 15 シゲルピンクルビー
8 16 ソングライン
8 17 ホウオウイクセル
8 18 サトノレイナス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=18 4=5 4-2 4-16 18=5
綾恵 4=10 4=18 4-5 4-8 10=18
ナベ 15=8 15=18 15=1 15=4 15=9
たま 16=8 16=18 16=4 16=5 16=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はソダシ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.1
希少な白毛馬がデビューから4連勝。前走・阪神ジュベナイルF(G1)では抜け出したかに見えたサトノレイナスを差し返し、無敗のまま2歳女王の座に輝いた。デビュー2戦目の札幌2歳S(G3)でレコードをマークし、3戦目のアルテミスS(G3)では上がり勝負にも対応。トライアルをパスして本番に直行するローテーションは近年のトレンドでもあり、白毛馬初のクラシック制覇に期待がかかる。

対抗はサトノレイナス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.1
新馬戦、サフラン賞(1勝クラス)と2連勝。前走・阪神ジュベナイルFで2着と初黒星を喫したものの、勝ち馬ソダシとハナ差の接戦を演じ、世代トップクラスの力をアピールした。昨年のクラシックで活躍したサトノフラッグ(皐月賞5着、菊花賞3着)の全妹で、父ディープインパクト譲りの末脚が持ち味。逆転で戴冠のシーンも考えておくべきだろう。

単穴はアカイトリノムスメ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.33.3
デビュー2戦目で勝ち上がると、赤松賞(1勝クラス)、クイーンC(G3)と3連勝。父ディープインパクト、母アパパネという3冠馬同士の配合から誕生した超良血馬が、期待通りクラシックに駒を進めた。この中間は抜群の動きを見せており、デキは更に上昇気配。スタートや長距離輸送など課題はあるものの、克服できるだけのポテンシャルは秘めていそうだ。

抑えはファインルージュ。穴はソングライン。

今週のワンポイントアドバイス

夢一発、ソングライン


過去10年、連対馬は2−1、2−4、7−2、1−2、5−7、3−2、8−3、2−1、2−7、2−1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は4連対とアテにならないものの、2番人気が8連対と期待に応え、3番人気も2連対。上位人気としての信頼度は高い。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...2回
3000円台...1回
4000円台...1回
7000円台...1回
万 馬 券......1回

上位1、2番人気絡みの2000円未満で堅く収まったケースが6回ある一方で、2017年には8、3番人気のワンツーで1万7000円の万馬券が飛び出す波乱。伏兵馬の食い込みも視野に入れておきたい。

一方、3着に4、3、14、5、8、6、1、3、3、9番人気が入った3連単配当は、5880円、2万円台、67万円台、2540円、23万円台、2万円台、9万円台、3780円、3万円台、4万円台。4けた配当も3回あったが、13年に67万9300円、15年に23万3390円の万馬券となる大荒れ。例年多頭数で行なわれるだけに、人気薄馬の食い込みに警戒したい。

連対馬のクラス別はG1組2頭、G2組4頭、G3組12頭、オープン特別組2頭。20頭中18頭が重賞組で、オープン特別組以下は苦戦し、3着を見てみても10頭すべてが重賞からの臨戦馬となっている。

ステップは本番と同じ舞台で行なわれるチューリップ賞組が【5.7.6.28】と好相性。13、15年に1〜3着を独占するなど、他路線を圧倒している。ただ、チューリップ賞1着馬に限ると14年のハープスターを最後に優勝はない。トライアル同着で駒を進めてきたエリザベスタワーとメイケイエールにはちょっと気になるデータとなっている。

ほかではクイーンC組が【0.2.1.15】。チューリップ賞組ほど活躍はないが、馬券圏を確保した3頭はすべて1着馬。良血馬アカイトリノムスメには追い風となる。なお、フィリーズレビュー組も【1.0.2.53】の成績を残しているが、3着以内の3頭はいずれも1着か2着馬。3着以下から挑戦する馬は割引対象になる。

キャリア別は2〜7戦以上馬が5、26、44、46、31、26頭出走して1、8、7、2、2、0連対。連対率は20、31、16、4、6、0%。昨年、新馬→エルフィンSを制したデアリングタクトがキャリア2戦で勝利を飾ったが、これはレアケース。基本的には3、4戦馬が有力で、キャリア過多の7戦以上は連に絡んでいない。

また、東西対決は関東馬65頭と関西馬113頭で争って、4対16。連対率はそれぞれ6、14%。関西馬が関東馬を圧倒しているが、18、19年にアーモンドアイ、グランアレグリアと関東馬が連勝。今年大挙して西下するアカイトリノムスメなど9頭の関東馬にとっては心強いデータとなっている。

毎年フルゲートの18頭立て(17、18年は3、2番取り消し)の多頭数戦で、枠順も気になるところ。枠番別の成績を調べてみると、
1枠【0.1.1.17】
2枠【0.0.2.17】
3枠【1.1.0.18】
4枠【3.1.0.16】
5枠【3.0.4.13】
6枠【0.2.1.17】
7枠【2.2.1.25】
8枠【1.3.1.25】
(1、2、3着、着外)

内の1〜4枠は7連対(4勝2着3回)、外の5〜8枠が13連対(6勝2着7回)。競馬は内枠有利が定説となっているが、桜の女王を決める舞台は外枠が内枠をリード。3着を見ても3対7となっている。2歳女王ソダシは内枠不振の傾向を打破できるかがカギとなる。

最後に種牡馬に注目すると、ディープインパクト産駒が抜けている。過去10年で【5.4.2.28】の成績で、11〜14年に4連勝して、12、13年にはワンツーを決めた。今年はアカイトリノムスメ、エンスージアズム、サトノレイナスの3頭が参戦する。(たま)


◎......ソングラインは未勝利、紅梅Sを連勝。2走前の走破時計は同日の赤松賞(アカイトリノムスメ)を0秒4上回り、前回開催のアルテミスS(ソダシ)よりも0秒8速い時計で楽々と差し切った。3戦中2戦でレース最速の上がりをマークし、池添騎手はテン乗りで桜花賞2勝の実績。一発に夢を託す。

〇......デビューから3連勝で挑んだ阪神ジュベナイルFでメイケイエールは0秒2差の4着。G1奪取は逃したが、前走チューリップ賞は掛かりながらも1着同着とその底力をアピールした。折り合い面が課題となるが、能力は間違いなく世代トップ級。気分良く走らせれば、突き抜けるスピードを備えている。

▲......サトノレイナスは新馬、サフラン賞をメンバー最速の上がりで差し切り勝ち。2カ月半ぶりだった前走・阪神ジュベナイルFでもハナ差2着と、地力は2歳女王にも見劣らない。父ディープインパクトから受け継いだ末脚は一級品で、阪神の外回りはぴったり。4カ月ぶりでも底を見せていない魅力は大きい。

△1......前走チューリップ賞でエリザベスタワーは〇と1着を分け合った。2走前は口向きの悪さを出して9着に敗れたが、スムーズに折り合って内から鋭く伸びた。気性面に課題を残すものの、2戦2勝の舞台は強み。鞍上もG1・2連勝中の川田騎手。展開ひとつで突き抜けても不思議はない。

△2......デビューから無傷の4連勝でソダシは阪神ジュベナイルFを制し、2歳女王に輝いた素質馬。上りの速い競馬やスピード決着にも対応し、早い段階から桜花賞への直行を決めていた。休み明け、連対実績のない内枠4番で評価を下げたが、実績は最上位。勝てば白毛馬初のクラシック制覇となる。

△3......アカイトリノムスメは父ディープインパクト、母アパパネがともに3冠馬。デビュー戦こそ7着に敗れたが、未勝利→赤松賞→クイーンCと3連勝。前走で重賞初制覇を飾った。一戦ごとにパワーアップし、ためれば切れるし、長くいい脚も使える。初の右回り、関西への長距離輸送をがカギとなる。

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