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2021年7月18日(日)

11R
2021年7月18日(日)
1回函館6日
15:25発走

農林水産省賞典 函館記念 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4100、1600、1000、620、410万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カフェファラオ
1 2 ハナズレジェンド
2 3 ワールドウインズ
2 4 アイスバブル
3 5 ジェットモーション
3 6 タイセイトレイル
4 7 ドゥオーモ
4 8 トーセンスーリヤ
5 9 サトノエルドール
5 10 マイネルウィルトス
6 11 ディアマンミノル
6 12 アドマイヤジャスタ
7 13 ワセダインブルー
7 14 マイネルファンロン
8 15 バイオスパーク
8 16 レッドジェニアル

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=8 10=9 10-1 10-5 8=9
綾恵 10=11 10=8 10-1 10-15 11=8
ナベ 8=14 8=10 8=3 8=4 8=16
たま 3=11 3=8 3=1 3=5 3=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルウィルトス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.7
前走・福島民報杯(L)は後続に大差をつけて2連勝。道悪が向いたが、ここにきて急激に力をつけてきた印象だ。丹内騎手とのコンビは(3.5.3.1)と相性抜群で、平坦・小回りコースも合うタイプ。初の重賞でも楽しみは大きい。

対抗はトーセンスーリヤ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.6
昨年の新潟大賞典(G3)勝ち馬。連覇を狙った前走は4着に終わったものの、好位から粘って勝ち馬とは0秒1差と見せ場十分の内容だった。北海道シリーズでは通算8戦中6戦で3着以内と堅実で、洋芝は苦にしないタイプ。有力視すべき一頭だろう。

単穴はサトノエルドール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.59.1
前走・巴賞を制し、オープン初勝利。スタートで出遅れたものの、向正面から早めに動いて力強く押し切った。ブリンカーの効果がてきめんで、洋芝に対応できたのも収穫。中1週のローテだが、好調を維持しているため、重賞でも軽視はできない。

抑えはジェットモーション。穴はカフェファラオ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初制覇、ワールドウインズ


過去10年、連対馬は4−12、4−8、3−7、2−8、3−10、3−13、5−14、5−7、1−9、15−13番人気で決着した。上位1、2番人気はともに1連対と絶不調で、3番人気も3連対とアテにならない。

馬連配当は
3000円台...2回
5000円台...2回
8000円台...1回
9000円台...1回
万 馬 券......4回

最低配当は3、7番人気で決まった2013年の3590円。3000円未満で決着したことはなく、毎年7番人気以下から伏兵馬が連対し、万馬券が4回も飛び出す難解な一戦となっている。代わりに7〜15番人気から11頭の伏兵馬が連に絡んでいる。

また、3着に7、7、8、7、7、9、7、13、3、3番人気が入線した3連単配当は40万、15万、10万、8万、12万、23万、91万、57万、5万、343万円台。こちらも10万円超えの万馬券が8回あり、昨年は15、13、3番人気でゴールして343万2870円の大荒れ。穴党には見逃せないレースとなっている。

連対馬20頭のクラス別は、G1組1連対、G2組5連対、G3組6連対、オープン特別組8連対。重賞組が12連対とどうにか格上の貫録を示している。

ステップ別(着順)は巴賞(5、8、6、9、12、9着)組が6連対でトップ。次いで、目黒記念(1、2、6着)組とエプソムC(3、3、5着)組が3連対で並び、鳴尾記念(1、6着)組2連対の順。巴賞組が最多連対をマークしているが、なぜか上位1〜4着馬は1頭も連に絡んでいない。

年齢別は3〜7歳以上馬が3、20、40、49、47頭が出走して0、5、3、3、9連対。連対率は0、25、8、6、19%。7歳以上馬が衰えを感じさせない走りで最多9連対を記録しているが、率では伸び盛りの4歳馬が1位となっている。

連対馬のハンデは(54、53)(54、52)(57.5、55)(56、58)(54、56)(56、52)(55、56.5)(55、57.5)(56、54)(54、53)キロの組み合わせで決着。斤量は52〜58キロと幅広いが、54キロ組が5連対(4勝2着1回)、56キロ組が4連対(3勝2着1回)と好走している。一方、トップハンデは8、8、1、2、4、10、11、2、13、11着という結果。10回中3回の連対実績ならノーマークにするのは危険か。(たま)


◎......ワールドウインズは前走・巴賞で1番人気を裏切って0秒2差の5着。直線で馬群に包まれ、完全に脚を余した。2月に小回りの小倉でオープンを快勝し、2走前のマイラーズCでも強敵相手に0秒5差と好走した。函館は(1.1.0.1)と好相性。平坦G3戦で力を出し切れば、重賞初制覇がかなう。

○......2走前の昇級戦メトロポリタンSでディアマンミノルは0秒1差の3着。後方で脚をため、直線大外からメンバー最速の上がりで追い込んだものの、あと一歩届かなかった。4歳になって馬体が大きく成長し、どんな競馬にも対応できるようになった。4コーナーで不利のあった前走・目黒記念を度外視して狙う。

▲......トーセンスーリヤは昨年春に新潟大賞典で重賞制覇。その後勝ち切れずにいるが、強豪相手に確実にパワーアップしている。今年の新潟大賞典は4着だったが、緩い馬場の3番手から0秒1差とこの馬の底力をアピールした。函館に勝ち星はないが、3戦して2着3回と得意。良馬場で巻き返す。

△1......前走の巴賞でサトノエルドールはオープン初勝利。出脚が鈍く最後方からとなったが、向正面で3番手に押し上げ、直線のたたき合いを力強く制した。ディープインパクト産駒の良血馬がようやく素質開花。巴賞の上位馬が苦戦中のデータは気になるが、2000M戦は(3.2.3.3)と相性かいい。

△2......カフェファラオは2月にフェブラリーSを勝利してG1初制覇を飾った。父アメリカンフェイローが米3冠馬。芝のスピード競馬は厳しいという見方もあるが、海外では産駒からG1ウイナーも出ている。とはいえ、芝は全くの未知数で人気を集めている。馬券的な魅力に欠ける今回は△評価とした。

△3......ジェットモーションは前走の巴賞で0秒3差の7着。中団から直線勝負にかけたが、前が壁になり不完全燃焼の競馬に終わった。今年2月に復帰して5戦3勝と好走し、小倉でも2勝と小回りコースは得意にしている。斤量は56→54キロ。2キロ減のハンデを生かし切れれば、上位争いに食い込める。

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