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2018年10月14日(日)

11R
2018年10月14日(日)
4回京都5日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ラテュロス
1 2 カンタービレ
2 3 スカーレットカラー
2 4 ランドネ
3 5 サラキア
3 6 パイオニアバイオ
4 7 ラッキーライラック
4 8 トーセンブレス
5 9 サトノガーネット
5 10 オールフォーラヴ
6 11 アーモンドアイ
6 12 オスカールビー
7 13 ミッキーチャーム
7 14 ゴージャスランチ
7 15 ハーレムライン
8 16 プリモシーン
8 17 サヤカチャン
8 18 ダンサール

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=7 11=2 11-5 11-13 7=2
綾恵 11=5 11=16 11-2 11-7 5=16
山田 11=13 11=5 11=7 13=5 13=7 5=7
たま 5=11 5=1 5=2 5=6 5=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアーモンドアイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞馬として臨んだ前走・オークス(G1)は、レース歴代2位の好タイムで2冠達成。余力十分に突き抜け、同世代が相手なら力が違うところを見せつけた。これまでの後方待機ではなく、中団からの競馬で圧勝した点は強調材料。通算5戦すべてで上がり最速をマークしたように、決め手も一級品だ。間隔が開いたとはいえ仕上がりは万全で、史上5頭目となる牝馬3冠誕生の可能性は高い。

対抗はラッキーライラック。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1・2着)のリベンジを狙った前走・オークス(G1)は3着。前2頭に離される不本意な結果となったが、最後まで脚を使って2歳女王の意地は見せた。全4勝がマイル戦だったことを思えば、距離短縮はプラスに働きそう。立ち回りが上手いタイプなだけに、京都内回りも歓迎だろう。前哨戦は回避したものの、世代上位の1頭として格好はつけてくれるはずだ。

単穴はカンタービレ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
オークス(G1)は13着と春の時点では力不足だったが、秋初戦の前走・ローズS(G2)を快勝。早め先頭の積極策で瞬発力勝負を制し、ひと夏越えての成長を感じさせた。小柄なだけに、長距離輸送の心配がない点は好材料。上記2頭と違い、前哨戦を使われた強みもある。内回りコースで持ち前の機動力を生かせれば、上位進出は可能とみる。

抑えはミッキーチャーム。穴はサラキア。

今週のワンポイントアドバイス

ラスト1冠奪取、サラキア

今週から暮れのホープフルSまで、京都開催のJBC3レースを含めて12週連続でG1競走が行われる。

まずは牝馬3冠の最終レース「秋華賞」。圧倒的な強さで桜花賞、オークスを制したアーモンドアイが史上5頭目の3冠牝馬になるか。それとも17頭のライバルの中からラスト1冠を阻止する馬が出現するのか。

過去10回のレースを参考に傾向を探ってみたい。

連対馬は11-8、2-3、1-6、2-7、1-2、3-2、3-1、1-5、3-4、3-4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は4、4、5連対とまずまずの成績だが、6番人気以下からも4頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は
3 け た……3回
1000円台…3回
2000円台…1回
3000円台…2回
万 馬 券……1回

2008年に2万3080円と荒れたが、その後は4000円未満で決着。フルゲート18頭(14年は17頭)立てでも平穏に収まる傾向にある。

一方、3着に16、1、2、1、6、15、4、8、8、5番人気が入った3連単配当は、1098万円台、4640円、1万円台、1万円台、3660円、23万円台、1万円台、8万円台、9万円台、1万円台。こちらも08年の1098万馬券と13年の23万馬券を除くと、あっと驚くような高配当は出ていない。

連対馬20頭のクラス別は重賞組18頭、オープン特別組1頭、1000万下組1頭。重賞組が格上の貫禄を見せている。なお、3着馬を見てみても10頭中8頭が重賞からの参戦。オープン特別組以下から馬券圏に入線するのは難しくなっている。

ステップは14連対のローズS組が他路線を圧倒し、紫苑S(15年まではオープン特別)組4連対。東西のトライアルレースが連対馬の90%を占めている。残る2頭はクイーンS組と夕月特別(1000万下)組となっている。

ローズS組が好相性を見せているが、紫苑S組は重賞に格上げされた16年から現在2連勝中で、一昨年は1、2着を独占。以前とは明らかに傾向が変わってきた。

連対馬20頭の前走成績は、1〜5着の7、6、2、2、2頭と15着1頭。08年にブラックエンブレムがローズS15着から勝利して波乱を演じたが、19頭は掲示板を確保。前走6着以下からの反撃は厳しくなっている。

また、出走間隔は中2週組1頭、中3週組14頭、中4週組4頭、中8週組1頭。連対馬の90%は中3〜4週組で、3カ月以上の休養明けで連対した馬はゼロ。オークス以来5カ月ぶりで臨むアーモンドアイには気になるデータとなっている。


◎……サラキアがアーモンドアイの3冠を阻止する。2走前に500万下を後方から差し切ってレコードV。前走のローズSも中団から追い込んで小差の2着に健闘した。430キロ台の小型馬だったが、夏場から大きく成長した。スタートに課題を残すものの、決め手は一級品。ラスト1冠を奪取する。

○……アーモンドアイは3冠への王道ローテーションを覆して、オークスへ直行。能力、実績は抜けているが、「オークス以来のぶっつけ本番」「秋最大の目標はジャパンC」「脚質的に京都内回りは不向き」という死角がちらつく。今回は○とした。

▲……前走のローズSでラテュロスは0秒3差の3着。これまで逃げ、先行で結果を出していたが、控える競馬で本番への出走権をもぎ取った。折り合いが良く、馬群にひるまない勝負根性がセールスポイント。混戦になれば一気にV戦線に浮上する。

△1……カンタービレは最有力トライアルのローズSを勝利して重賞2勝目。スローペースだったとはいえ、4コーナーで早め先頭に立ち、そのまま押し切る強い競馬だった。オークスは13着に敗れたが、秋に1戦した臨戦過程は大きなアドバンテージ。潜在能力も高い。

△2……関東のトライアル紫苑Sでパイオニアバイオは4着。直線追い出せないシーンもあったが、前が開くと勝ち馬に次ぐ33秒8の上がりで迫った。たたき2戦目の前進は明らか。立ち回りひとつで上位争いに加われる。

△3……穴を出せば夏の北海道で3連勝した上がり馬ミッキーチャームか。特に前走は前半1000M通過が58秒6というハイペースの中、後続を3馬身半ちぎって逃げ切った。ひと夏を越して馬が一変。内回りコースでは、あの先行力も大きな武器となる。

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