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2013年4月28日(日)

11R
2013年4月28日(日)
3回京都4日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外 3200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 トーセンラー
1 2 サトノシュレン
2 3 デスペラード
2 4 ジャガーメイル
3 5 マイネルキッツ
3 6 フェノーメノ
4 7 アドマイヤラクティ
4 8 ゴールドシップ
5 9 ユニバーサルバンク
5 10 メイショウカンパク
6 11 トウカイトリック
6 12 フォゲッタブル
7 13 レッドカドー
7 14 コパノジングー
7 15 カポーティスター
8 16 トウカイパラダイス
8 17 レッドデイヴィス
8 18 ムスカテール

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=6 8=7 8-2 8-4 6=7
綾恵 8=6 8=18 8-15 8-17 6=18
山田 8=4 8=1 8=6 4=1 4=6 1=6
たま 3=8 3=13 3=1 3=6 3=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はゴールドシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の牡馬クラシック2冠&有馬記念(G1)覇者。休み明けの前走・阪神大賞典(G2)を貫禄勝ちし、盾制覇へ好スタートを切った。オルフェーヴルと同じ「ステイゴールド×メジロマックイーン」の黄金配合でスタミナは底知らず。決して器用なタイプではないが、自ら動ける脚があり、向正面からのロングスパートで他馬を豪快にマクり切る。一叩きされたことで状態はさらに良化。G1タイトルをさらに増やす公算大だ。

対抗はフェノーメノ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の日本ダービー(G1)は惜しくも2着に敗れたが、ゴールドシップには先着。天皇賞・秋(G1)2着の実績からも、能力は現役屈指だ。こちらも復帰戦の前走・日経賞(G2)を危なげない競馬で快勝し、格の違いをアピール。昨秋の菊花賞(G1)を回避した経緯を考えると、本質的にはステイヤーでないかもしれないが、折り合いのつくタイプで対応は可能。初の関西輸送をこなせば、勝負に持ち込めるはず。

単穴はアドマイヤラクティ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走・ダイヤモンドS(G3)で鮮やかな差し切りを決め、重賞初制覇。ハーツクライ産駒らしい晩成型ステイヤー(5歳)で、昨春から(3・1・3・0)の好成績を挙げている。本格派した今なら、実績馬が相手でも楽しみの方が大きい。

抑えはジャガーメイル。穴はサトノシュレン。

今週のワンポイントアドバイス

長距離得意、デスペラード

今週から6週連続の春G1シリーズが始まる。第1弾は3200Mの長距離でスタミナを競う伝統の天皇賞(春)。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

連対馬は7-8、10-4、13-14、1-2、2-11、3-2、12-4、2-4、7-3、14-3番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気は1、4、3連対と精彩を欠き、中でも1番人気は06年のディープインパクトの1勝のみの大不振。代わりに2けた人気馬6頭を含む9頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3けた…………1回
2000円台…2回
6000円台…1回
万馬券…………6回

上位人気馬の不調が響き、10回中で6回も万馬券が飛び出す大荒れとなっている。

連対馬の前走をクラス別に分けると、重賞組18頭とオープン特別組2頭。重賞組が好成績を残している。

路線別は日経賞(2500M)組と大阪杯(2000M)組が6連対で並び、次いで阪神大賞典(3000M)組4連対、大阪ーハンブルクC(2500M)組2連対と続いている。

東西対決は関東馬40頭と関西馬130頭で争い5対15。連対率はそれぞれ13%、12%。連対数で関西馬が大きくリードしているが、率で関東馬が逆転している。なお、外国馬はオーストラリアとフランスからそれぞれ1頭ずつが参戦して、7、9着。いずれも着外に敗れているが、当レースが国際競走となってまだ8年と日が浅く、来日した馬も2頭だけ。このデータだけで外国馬を軽視するのは危険か。

年齢別は4〜8歳上馬が8、6、4、2、0連対。連対率はそれぞれ15、14、12、9、0%。連対数、率で4歳馬が他世代を一歩リードしている。


◎……1番人気はここまで(1・0・2・7)の成績。昨年も断然人気のオルフェーヴルが11着に敗れた。今年1番人気が予想されるゴールドシップもデータからの信頼度は乏しく、本命にはデスペラードを抜てきする。1年7カ月ぶりの芝のレースとなった昨秋11月の八坂Sを快勝。上がり32秒8という究極の決め手を発揮し、続く3000M超の長距離で3、1、2着。中でも、前走の阪神大賞典はゴールドシップに2馬身及ばなかったものの、レース最速の末脚で2着を確保した。スタミナ戦は得意で、京都の外回りの舞台も望むところだ。

○……ゴールドシップは昨年皐月賞、菊花賞とクラシックを制し、暮れのグランプリを制覇して最優秀3歳牡馬に選出された。今年も始動戦となった阪神大賞典を持ち前のロングスパートで快勝。4個目のG1奪取に王手をかけている。

▲……2頭をまとめて負かすとすれば外国産馬のレッドカドーか。昨秋初来日のジャパンCで8着。ゴール前100Mで外から寄られる不利がなければ上位進出が可能だった。暮れに香港ヴァーズを勝ち、ドバイワールドCで2着。目下の勢いから大駆けがあっても驚けない。

△1……フェノーメノは今年初戦の日経賞を制して、順調な滑り出しを見せた。ゴールドシップと同期の4歳馬で、ダービーではハナ差の2着と敗れながら、ゴールドには0秒2差先着している。父も同じステイゴールド。その後の実績では一歩譲るが、まだ勝負付けは済んでいない。

△2……トーセンラーは前走の京都記念を快勝。3歳のきさらぎ賞以来2年ぶりの勝利で、復活を果たした。その後はここ1本に目標を絞って調整。重賞2勝を含む全3勝を挙げている京都で、さらなる高みを目指す。

△3……カポーティスターは3走前の日経新春杯で52キロの軽ハンデを生かし、重賞初制覇。続く京都記念は6着と敗れたが、前走の日経賞では正攻法の競馬でフェノーメノの2着に健闘した。今年になって充実ぶりが一段と目立ち、4歳という若さも魅力だ。

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