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2008年1月5日(土)

11R
2008年1月5日(土)
中山
15:25発走

日刊スポーツ賞中山金杯 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)[指定] ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 フサイチホウオー
1 2 シルクネクサス
2 3 メイショウレガーロ
2 4 トウショウナイト
3 5 タイキヴァンベール
3 6 サイレントプライド
4 7 ブラックタイド
4 8 アサカディフィート
5 9 ヒラボクロイヤル
5 10 ヤマニンアラバスタ
6 11 カオリノーブル
6 12 センカク
7 13 アドマイヤフジ
7 14 グラスボンバー
8 15 エアシェイディ
8 16 トウショウヴォイス

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=8 6=15 6-2 6-7 8=15
綾恵 6=15 6=14 6-1 6-3 15=14
山田 8=6 8=15 8=2 6=15 6=2 15=2
たま 13=2 13=16 13=1 13=6 13=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサイレントプライド。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.7
休み明けのディセンバーS(OP)を快勝。道中,うまく流れに乗れたとはいえ,終いは流す余裕で後続に3馬身半差をつけたのだから,完勝といえる内容だった。好位からの堅実な走りには定評があり,デビュー以来,掲示板を外したのは,馬インフルエンザの影響があった札幌記念(G2・11着)のみ。昨年の新潟大賞典(2着)とエプソムC(3着)では,それぞれタイム差なしの好走を見せており,重賞でも力負けする馬ではない。この中間も順調にきているだけに,重賞タイトル獲得のチャンス到来とみる。

対抗はアサカディフィート。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.1
04年の当レースで優勝。昨年,一昨年にも続けて2着に入っているように,相性の良さは抜群のものがある。前走のアンドロメダS(OP)では,出遅れながらも鮮やかな差し切り勝ちを挙げているように,加齢(明け10歳)による能力の衰えも全く感じられない。今回はトップハンデとなるが,小倉大賞典をハンデ57.5キロで快勝。昨年の当レースでも同ハンデを背負っていたように,カンカン泣きの心配はない。今年も抑えておかなければならない存在だ。

単穴はエアシェイディ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.5
前走のキャピタルS(OP)では,直線で持ち前の決め手を発揮して0秒1差の2着に好走。昨春は大幅な馬体の増減によりリズムを崩したが,夏場を休養に充てたことでコンディションが回復したようだ。今回もいつものように上位の上がりを使うことは間違いないだろうが,追い込み一辺倒の脚質だけに,道中の流れに左右されやすいタイプであることは確か。重賞では2着5回と詰めが甘いことも事実で,勝ち切るまでにはかなりの展開の助けが必要とみる。

抑えはブラックタイド。穴はシルクネクサス。

今週のワンポイントアドバイス

G1級の末脚復活,アドマイヤフジ


過去10年,連対馬は1??3,1??2,4??2,8??10,1??13,1??12,4??5,1??6,7??6,3??10番人気の組み合わせで決まった(02年は東京競馬)。1番人気は5勝とまずまずの成績だが,2,3番人気はぞれぞれ2連対と不調。代わりに6番人気以下の伏兵馬が8連対と健闘している。

馬連配当は3けた??4000円台5回,7000??9000円台2回,万馬券3回。荒れる金杯として知られている。特に馬単が導入されてからのここ5年では,5回中3回で馬単万馬券が飛び出している。

連対馬のクラスは重賞組10連対,オープン特別組7連対,1600万下以下組3連対。路線別は鳴尾記念組が4連対でトップ。次いで3連対の京阪杯組とディセンバーS,2連対でターコイズS組が続いている。

年齢別は明け4??8歳上馬が35,36,37,22,18頭出走して,5,6,7,0,2連対。4??6歳世代は拮抗し,7歳以上馬が苦戦している。

トップハンデ馬は延べ16頭が出走して4連対。一昨年に1,2着を独占した例もあるが,ハンデ頭は疑ってかかった方がよさそうだ。

◎…3カ月ぶりの前走,鳴尾記念でアドマイヤフジは3着。4コーナーで外に出せず,直線でも前が詰まったが鋭く伸びて「ハナ+クビ」差まで迫った。ダービー,宝塚記念で4着の実力馬。たたき2戦目でG1級の末脚がさく裂する。

○…昨年,シルクネクサスは夏に巴賞を勝ち,秋のオールカマーでマツリダゴッホの2着。2000Mの天皇賞・秋でも0秒7差と崩れなかった。前走の鳴尾記念は気の悪さが出て12着に敗れたが,56キロは有利。力を出し切れば首位争いになる。

▲…トウショウヴォイスは3戦連続で7着。一連の成績から格下のイメージが強いが,昨夏の新潟記念で半馬身差の2着に健闘した。追い込み脚質で展開に注文がつくが,53キロのハンデを生かし切れば勝ち負けになる。

△1…3カ月半ぶりの前走でサイレントプライドは後続を3馬身半ちぎって圧勝。遅咲きの素質馬がようやく開花か。2000Mは1ハロン長い気もするが,コーナーを4回回る中山コースならスピードで押し切るシーンがあってもいい。

△2…ヒラボクロイヤルは前走のジャパンCで16着。初ブリンカーの効果は道中それなりに出ていたが,直線の不利ですべてが終わった。青葉賞勝ち馬が54キロのハンデ戦で出走できるのは有利。混戦になれば出番はある。

△3…前走のジャパンCダートでダートに新天地を求めたフサイチホウオーは11着に敗退。現時点ではやはり芝がベストのようだ。中山2000Mは皐月賞で「ハナ+ハナ」差の3着。折り合いがつけば大駆けがある。

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