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2024年7月14日(日)

11R
2024年7月14日(日)
1回函館12日
15:45発走

農林水産省賞典 函館記念 GIII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サヴォーナ
1 2 オニャンコポン
2 3 エンパイアウエスト
2 4 グランディア
3 5 サンストックトン
3 6 リカンカブール
4 7 エミュー
4 8 プラチナトレジャー
5 9 アウスヴァール
5 10 トップナイフ
6 11 アケルナルスター
6 12 ホウオウビスケッツ
7 13 デビットバローズ
7 14 ハヤヤッコ
8 15 チャックネイト
8 16 マイネルクリソーラ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=13 15=10 15-1 15-12 13=10
綾恵 12=13 12=15 12-6 12-14 13=15
ナベ 13=3 13=2 13=1 13=12
たま 1=16 1=5 1=4 1=10 1=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はチャックネイト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
年明けのAJCC(G2)で重賞タイトルを獲得。前走の天皇賞・春(G1)は距離も長く14着に敗れたが、中距離のG3なら見直しが必要になるだろう。ハーツクライ産駒らしく着実に力をつけており、函館は初勝利を挙げたコース。トップハンデを克服して重賞2勝目を狙いたい。

対抗はデビットバローズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.3
オープン入り後2、4、2着。いずれも異なるコースで軽快に先行し、上位争いを演じてみせた。ひと叩きされて順当に良化気配を見せており、2000Mへの距離延長も歓迎。ハンデ戦なら重賞タイトルにも手が届きそうだ。

単穴はトップナイフ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.5
昨年の札幌記念(G2)で好メンバー相手に2着。早め先頭の積極策で粘りを見せ、重賞で4度目の連対を果たした。9カ月ぶりの復帰戦で仕上がりは気になるものの、2000Mは7戦5連対で洋芝も得意。課題のスタートが決まれば出番があっていい。

抑えはホウオウビスケッツ。穴はサヴォーナ。

今週のワンポイントアドバイス

北の大地でタイトル奪取、サヴォーナ

年に3回しかない函館の重賞のひとつで、開催を締めくくる名物ハンデ戦。小回り、洋芝、ハンデと難しい条件がそろって一筋縄には収まらない。2020年には3連単343万馬券が飛び出す大荒れ。難解な北の大地のG3を制するのはどの馬か。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2−8、3−10、3−13、5−14、5−7、1−9、15−13、2−14、7−1、1−4番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は3、2、2連対と人気に応えられず、人気薄の7〜15番人気から2けた人気6頭を含む10頭が連対している。

馬連配当は
2000円台...1回
3000円台...1回
4000円台...1回
5000円台...2回
7000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......3回

最低配当が昨年の2520円。5000円以上の高配当が7回ある難解極まりないハンデ戦で、20年に13万1670円の高配当で決着している。

一方、3着に7、7、9、7、13、3、3、12、4、2番人気が入った3連単は、8万、12万、23万、91万、57万、5万、343万、20万、7万、2万円台。こちらも15、13、3番人気で決まった20年の343万馬券を筆頭にほかにも6けた配当が5回も飛び出す大荒れ。まぎれの起こりやすい小回り、平坦コースに加えてフルゲート16頭立て(18年は15頭)。人気通りに収まることは少なく、自信を持って穴を狙えるハンデ戦だ。

連対馬の前走着順は【1.2.3.1.3.10】(1〜5着、着外)。半数の10頭が掲示板外からの巻き返しで、うち4頭は2けた着順。凡走しただけで切り捨てると痛い目にあいそうだ。

連対馬20頭のクラス別は重賞組14連対、オープン特別組5連対、3勝クラス組1連対。重賞組が活躍している。

また、ステップは巴賞組5連対、目黒記念組4連対、エプソムC組3連対、天皇賞(春)組と新潟大賞典組2連対。連対率は順に10、36、27、29、15%。巴賞組がトップに立っているが、その連対率は最下位。好走への見極めが必要となっている。ちなみに今年、有力5路線から10頭が出走する。

年齢別は
3歳馬【0.0.1.2】
4歳馬【2.2.2.17】
5歳馬【3.0.5.35】
6歳馬【4.4.2.38】
7歳上【1.4.0.37】

連対率は0、17、7、17、12%。6歳馬がトップで、ここ3年は2勝、2着3回と期待に応えている。なお、連対率は4、6歳馬が17%で並んでいる。

所属別は、
関東馬【6.3.3.58】
関西馬【4.7.7.71】

連対率は13、12%。関西馬がリードしているが、勝利数で関東馬が優勢。関東馬を軸1頭に固定にする手も面白そうだ。

また、性別は牡馬が151頭出走して19連対、牝馬は8頭で1連対。牝馬は苦戦しているが、サンプル数が少なく参考程度にとどめておきたい。

連対馬のハンデは
52キロ下【0.1.0.11】
53キロ 【0.1.1.2】
54キロ 【2.1.2.27】
55キロ 【2.2.5.25】
56キロ 【5.2.0.33】
56.5キロ【0.1.0.0】
57キロ 【1.0.1.18】
57.5キロ【0.1.1.7】
58キロ上【0.1.0.6】

連対率は8、25、9、12、18、100、5、11、14%。幅広い斤量から連対馬は出ているが、出走数を加味すれば54〜56キロから軸馬を指名するのが無難か。

なお、トップハンデ馬は2、4、10、11、2、13、11、9、5、12着。2着2回では信頼に足りる成績とはいえない。(たま)


◎......サヴォーナは2400Mの神戸新聞杯、日経新春杯で2着の実力馬。ステイヤーの素質が開花して長距離で活躍しているが、もともとは小回りの福島芝2000Mで初勝利を挙げた中距離馬。前走・天皇賞(春)は出遅れて6着止まりだったが、このメンバーなら胸を張れる。北の大地で初タイトルを決めたい。

○......マイネルクリソーラは休み明けの前走・新潟大賞典で7着。イレ込みがきつく、4コーナーでも不利を受けたが、スローペースの後方から馬群をさばきながら次走につながる伸びを見せた。洋芝で2、3勝クラスを勝ち上がり、函館コースも【1.1.0.0】と好相性。巻き返しの下地を秘めている。

▲......サンストックトンは前走・巴賞で6着。後方待機からメンバー最速の上がりで迫ったが、前が止まらない流れで善戦止まりに終った。札幌芝2000Mで3勝クラス勝ち。距離延長は好材料で、斤量2キロ減も魅力。仕掛どころひとつで首位争いに浮上する。

△1......ホウオウビスケッツは3歳時にスプリングSで0秒2差の2着。ダービーは6着に敗れたとはいえ、タスティエーラとは0秒2差だった。前走・巴賞は2馬身で楽勝したが、あれくらい走ってもいい力量馬。巴賞組上位馬が不振で印を落としたが、G3突破の地力はある。

△2......トップナイフはホープフルSや弥生賞などを含め、重賞で2着4回。勝利の女神に見放されているが、世代トップ級のスピードを備えている。函館は初めてだが、初勝利を札幌芝2000Mで挙げ、3歳で挑戦した昨年の札幌記念でも2着。菊花賞以来の実戦となるが、仕上がっていれば突き抜ける地力を備えている。

△3......グランディアは3勝クラス卒業に時間がかかったが、2走前のスピカSで後方からメンバー2位の上がりで差し切り勝ち。待望のオープン入りを決めた。直線勝負にかけるタイプで、馬群をさばくの手間取ることもあるが、進路が開けばオープン級の瞬発力を発揮する。休み明けで掲示板を外した前走は度外視していい。

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