2022年11月27日(日)

12R
2022年11月27日(日)
5回東京8日
15:40発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:40000、16000、10000、6000、4000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 シムカミル
1 2 オネスト
2 3 ヴェルトライゼンデ
2 4 トラストケンシン
3 5 グランドグローリー
3 6 ヴェラアズール
4 7 テュネス
4 8 デアリングタクト
5 9 ユニコーンライオン
5 10 ハーツイストワール
6 11 カラテ
6 12 シャドウディーヴァ
7 13 テーオーロイヤル
7 14 ダノンベルーガ
7 15 シャフリヤール
8 16 リッジマン
8 17 ユーバーレーベン
8 18 ボッケリーニ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=14 15=6 15-8 15-17 14=6
綾恵 8=2 8=14 8-3 8-15 2=14
ナベ 10=15 10=14 10=3 10=11 10=18
たま 14=6 14=8 14=3 14=11 14=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はシャフリヤール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.22.5
昨年のダービー馬。今春は海外遠征に挑み、ドバイシーマクラシック(国際G1)で世界の強豪を一蹴した。帰国初戦となった前走の天皇賞・秋(G1)は5着に終わったが、もともと今秋の最大目標はこのジャパンC。ひと叩きされて順当に良化気配を見せており、距離延長や斤量減も好材料だ。日本の総大将として貫禄の勝利を飾り、3度目のG1制覇を果たす。

対抗はダノンベルーガ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.22.3
春のクラシック2冠ともに4着。前走の天皇賞・秋(G1)でも3着に善戦し、古馬の一線級相手に見せ場を作った。まだG1勝利はないものの、成長力に富むハーツクライ産駒で伸びしろは大きい。東京で新馬戦→共同通信杯(G3)と連勝したようにコース適性も高く、持ち時計はトップ。前進を期待する。

単穴はヴェラアズール。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.24.3
前走・京都大賞典(G2)で重賞初勝利を挙げ、本格化をアピール。ダートから芝路線に転向して1、3、3、1、1着と軌道に乗り、5戦すべてで上がり3ハロン最速を叩き出している。跳びが大きいタイプで、広く直線の長い東京コースはピッタリ。今の充実ぶりならG1でも出番があっていい。

抑えはデアリングタクト。穴はユーバーレーベン。

今週のワンポイントアドバイス

世界の頂点へ、ダノンベルーガ

1981年に日本初の国際G1レースとして創設された。19年は開催史上初めて外国馬が出走しなかったが、今年はフランス(3頭)とドイツ(1頭)から4頭が参戦する。さらに、ルメール騎手らJRA所属の2人に加え、世界で活躍するムーア騎手など総勢9人の外国人騎手が顔をそろえる。まさに国際色豊かなレースになった。過去10年のデータで傾向を見てみたい。

連対馬は3−1、1−7、4−3、4−7、1−5、5−2、1−4、3−5、1−2、1−3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は6、2、4連対とまずまずの成績で、伏兵馬の台頭は7番人気の2頭と少ない。

馬連配当は
3 け た......4回
1000円台...1回
2000円台...3回
4000円台...1回
万 馬 券......1回

15年に4、7番人気のワンツーで1万160円と荒れたが、残る9回の最高配当は4120円。特にこの2年は断然の主役アーモンドアイ、コントレイルが人気通りに好走し、3けたのガチガチ配当になった。

一方、3着に2、11、6、1、6、1、2、2、3、2番人気が入った3連単配当は、5550円、22万円台、9万円台、5万円台、3万円台、1万円台、2690円、1万円台、1340円、1780円。こちらもは13年に22万馬券が飛び出した以外はほぼ平穏に収まっている。しかし、今年は日本馬だけでも難解なところに海外から4頭の実力馬が来日。一筋縄ではいかないレースとなった。

連対20頭の前走はすべて重賞で、内訳はG1組15頭、G2組5頭。G3組以下からの連対はなく、3着馬を見ても全馬がG1、G2からの臨戦。国際競走にふさわしい強豪が一堂に会して激戦を繰り広げる。

ステップ(着順)は天皇賞・秋(2、6、4、12、3、7、1、2着)組が8連対でトップ。次いで、3連対で秋華賞(1、1、2着)組と京都大賞典(1、4、3着)組が並び、凱旋門賞(2、8着)組2連対の順。最多連対の天皇賞・秋組は目下4年続けて連対中(3連勝)と絶好調だ。

年齢別は
3歳馬(2.4.2.13)
4歳馬(5.3.3.36)
5歳馬(3.3.4.40)
6歳馬(0.0.0.27)
7歳上(0.0.1.20)

連対率は29、17、12、0、0%。4歳馬が5勝、2着3回でトップ。3歳馬と5歳馬が6連対で続いている。しかし、率では3歳馬が他世代を大きくリード。出走数は少ないが、軽視できない存在となっている。

所属別は
関東馬(2.3.1.34)
関西馬(8.7.9.73)
地方馬(0.0.0.1)
外国馬(0.0.0.28)

連対率は13、16、0、0%。関西馬が他所属馬を寄せ付けない強さを見せている。なお、注目の外国馬は馬券圏に入線したことがなく、欧州の芝と異質の日本の高速馬場に苦戦を続けている。

また、性別は牡馬が143頭出走して5勝、2着8回(連対率10%)、牝馬は23頭で5勝、2着2回(同30%)。牝馬は出走数は少ないが、斤量差と切れ味勝負になりやすいコースで牡馬を上回る成績を残している。

枠別成績は
1枠(4.3.1.9)
2枠(2.0.3.14)
3枠(1.1.2.16)
4枠(1.2.0.17)
5枠(0.2.0.18)
6枠(0.1.0.19)
7枠(1.0.3.19)
8枠(1.1.1.24)

内の1〜4枠が8勝、2着6回、3着6回。
外の5〜8枠は2勝、2着4回、3着4回。

内枠が断然有利のデータが出ている。ちなみに、出走頭数は17、17、18、18、17、17、14、15、15、18頭だった。(たま)


◎......ダノンベルーガはデビュー2連勝で重賞制覇。皐月賞、ダービー、天皇賞(秋)で4、4、3着と勝てなかったが、高いレベルで能力を示している。今年の3歳世代はイクイノックスが天皇賞(秋)を勝ち、先週のマイルCSでもセリフォスが優勝とハイレベル。不利な外枠を克服して世界の頂点に立つ。

〇......ヴェラアズールは春に芝の長距離路線に転戦して1、3、3、1、1着。2走前にこの舞台でジューンSを制し、前走・京都大賞典でも先行勢を一気に交わして圧勝した。芝5戦すべてでメンバー最速の上がりをマークし、芝2400Mも(2.0.1.0)と得意。G1初挑戦でも侮れない。

▲......デアリングタクトは前走・エリザベス女王杯で6着。一昨年の3冠牝馬だけに不満は残るが、直線で馬群に包まれながらも懸命に伸びようとしていた。春の宝塚記念では3着と存在感をアピール。人気を落としているが、休養明け3戦目の走りごろ。実績十分の東京で名牝復活を示したい。

△1......シャフリヤールは昨年3歳で挑んで3着。古馬の壁に阻まれたが、今年は3月にドバイシーマクラシックを勝利し、英国のG1プリンスオブウェールズSでも4着と力を付けた。前走はパンサラッサが大逃げする展開で伸び切れなかったが、今回の舞台は栄光のダービーを制した東京2400M。リベンジのチャンスだ。

△2......ヴェルトライゼンデは20年の無敗3冠馬コントレイルと同期。クラシック3冠は8、3、7着に敗れたが、ダービーの成績から最適なのは東京2400Mか。1年4カ月ぶりに復帰した2走前の鳴尾記念で重賞初制覇と底力を見せた。外を回って息切れした前走を度外視して狙う。

△3......カラテは2走前にマイルから中距離にシフトし、いきなり新潟記念を快勝。トップハンデを地力で克服した。続く天皇賞(秋)でも6着と好走。G1でも戦えるメドを立てた。父トゥザグローリーは芝のG2の2400Mで2勝の実績。大駆けに警戒したい。

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