2021年6月6日(日)

11R
2021年6月6日(日)
3回東京2日
15:40発走

安田記念 GI

芝・左 1600m 天気:
馬場:
3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13000、5200、3300、2000、1300万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サリオス
2 2 ギベオン
3 3 ダイワキャグニー
3 4 カラテ
4 5 グランアレグリア
4 6 ダノンプレミアム
5 7 ラウダシオン
5 8 インディチャンプ
6 9 トーラスジェミニ
6 10 カデナ
7 11 ダノンキングリー
7 12 ケイデンスコール
8 13 シュネルマイスター
8 14 カテドラル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=1 5=13 5-8 5-12 1=13
綾恵 5=8 5=1 5-6 5-13 8=1
ナベ 6=5 6=14 6=2 6=3 6=8
たま 13=5 13=1 13=7 13=8 13=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はグランアレグリア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.0
昨年G1・3勝を挙げ、最優秀短距離馬のタイトルを獲得。マイルで(6.0.1.1)と抜群の適性を誇り、昨年の当レースではアーモンドアイ(G1・9勝)との女傑対決に快勝した。今年初戦の大阪杯(G1)は初の2000Mで道悪も重なり4着に終わったが、適距離の前走・ヴィクトリアマイル(G1)を圧勝して巻き返しに成功。今回は初の中2週で詰まったローテがカギになるものの、追い切りの動きにデキ落ちは感じられない。史上3頭目(グレード制導入後)となる連覇に期待が集まる。

対抗はサリオス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.4
一昨年の朝日杯FS(G1)を制し、昨年は皐月賞(G1)、日本ダービー(G1)ともにコントレイルの2着。クラシックは無冠に終わったものの、現4歳世代トップクラスの能力を誇る。東京コースは重賞2勝を含め、(3.1.0.0)と好相性。近2戦はいずれも5着に終わったが、前々走・マイルCS(G1)は大外枠が響き、前走・大阪杯(G1)は道悪に泣いた格好。しっかりと巻き返し、改めて存在感を示したい。

単穴はシュネルマイスター。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.6
今年のNHKマイルC(G1)を好時計で快勝。直線で先に抜け出した2着馬をゴール寸前で鮮やかに差し切り、3歳マイル王の座に輝いた。デビュー以来(3.1.0.0)と連対を外しておらず、敗れたのは2000Mの弥生賞ディープインパクト記念(G2)のみ。マイルは2戦2勝と底を見せておらず、歴戦の古馬が相手でも斤量差を生かせば出番はある。

抑えはインディチャンプ。穴はケイデンスコール。

今週のワンポイントアドバイス

3歳王者誕生、シュネルマイスター


春の東京G1・5連戦もいよいよオーラス。締めくくるのは最強マイラー決定戦・安田記念。グランアレグリアが連覇でG1・6勝目を挙げるか。若き3歳馬シュネルマイスターが古馬の牙城を突き破るか。ほかにも2年前の優勝馬インディチャンプ、昨秋の毎日王冠が強かったサリオスなど、スピード自慢14頭が顔をそろえた。

一方、競馬の1年サイクルは「ダービーからダービーへ」。今週から東京、中京で来年のダービーを目指して2歳馬が一斉にデビューする。

過去10年、連対馬は9−5、2−13、1−3、1−16、1−3、8−1、7−8、9−5、4−3、3−1番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は5、1、4連対とパッとしない成績で、7番人気以下から7頭が連対している。

馬連配当は
3 け た......1回
1000円台...2回
3000円台...1回
5000円台...1回
7000円台...1回
8000円台...1回
万 馬 券......3回

昨年は上位人気同士のワンツーで堅く収まったものの、伏兵馬の台頭は珍しくなく、10回中3回で万馬券決着となり、5000〜8000円台の高配当も3回。一筋縄では収まらない傾向を見せている。

一方、3連単配当は33万、46万、6万、37万、12万、15万、28万、6万、4万、1万円台。こちらも10回中6回で10万円を超える万馬券が出る大荒れとなっている。ちなみに、3着は3、15、12、10、12、6、3、1、1、2番人気だった。

ステップ別(着順)は京王杯スプリングC(1、4、7、2、9着)組が5連対と好相性。次いで、ヴィクトリアマイル(4、5、1着)組が3連対で続き、2連対で高松宮記念(1、2着)とダービー卿チャレンジT(1、2着)組が並んでいる。ただ、3着を見てみると、マイラーズC組から6頭が入線。馬券対象の3着以内で見てみると、マイラーズC組が7頭でトップに立っている。

また、連対馬の前走成績は【6.5.2.3.1.3】(左から1〜5着、着外)。20頭中17頭が5着以内に好走し、着外からの連対は3頭だけ。レースの格に関係なく掲示板を確保していることが連対への条件となる。

年齢別は3〜7歳以上馬が3、35、52、46、28頭出走して1、6、7、5、1連対。連対率はそれぞれ33、17、13、11、4%。出走数が極端に少ない3歳馬を除くと、連対数で5歳馬、率で4歳馬が有力となっている。

所属別は、関東馬54頭、関西馬99頭、外国馬11頭で争い、11、9、0連対。連対率はそれぞれ20、9、0%。関東馬が関西馬を一歩リードしている。

性別は牡馬が147頭出走して16連対(連対率11%)、牝馬は17頭で4連対(同24%)。牝馬は苦戦しているが、率で牡馬を大きく上回っている。

G1レースで枠順も気になるところだが、ここ5年でフルゲート18頭となったのは17年の1回のみ。今年も14頭立てで、枠の内外による有利不利は意識しなくてもよさそう。

ただ、注意しておきたいのは、年を隔て再び馬券圏に好走するいわゆる「リピーター」が多いこと。

スマイルジャック(10年3着→11年3着)
ストロングリターン(11年2着→12年1着)
グランプリボス(12年2着→14年2着)
ショウナンマイティ(13年2着→14年3着)
モーリス(15年1着→16年2着)
ロゴタイプ(16年1着→17年2着)
アエロリット(18年2着→19年2着)
インディチャンプ(19年1着→20年3着)
アーモンドアイ(19年3着→20年2着)

上記9頭がリピータとなっている。ちなみに、今年はグランアレグリア、インディチャンプの2頭が該当する。


◎......3歳のマイル王シュネルマイスターが果敢に古馬に挑戦する。前走のNHKマイルCを1分31秒6で快勝。勝ちタイムは次週のヴィクトリアマイルに0秒6遅れたが、57キロの斤量はグランアレグリアの55キロよりも2キロ重かった。今回は54キロと56キロに斤量が逆転。戴冠のチャンスは十分あるとみた。

○......前走のヴィクトリアマイルをグランアレグリアは4馬身差で圧勝。大阪杯4着のうっ憤を晴らし、マイルG1・3連勝を果たした。昨年アーモンドアイを完封した舞台で期待は膨らむが、気になるのは初の中2週のローテーション。中3週の臨戦過程だったNHKマイルCは5着。今回は対抗にとどめたい。

▲......サリオスは前走の大阪杯で5着。勝負どころで勝ち馬の直後に取り着いたが、4カ月半ぶり、不得手の道悪で最後は苦しくなった。東京コースは4戦3勝。敗れた2着は2400Mのダービーなら仕方がないか。コース替わりは歓迎で、たたき2戦目。距離短縮で巻き返す。

△1......ケイデンスコールは今年重賞を3戦して2勝、2着1回。長く不振が続いていたが、5歳になってようやく復活ののろしを上げた。中でも前走のマイラーズCの勝ち時計1分31秒4は優秀。NHKマイルC以来のG1挑戦となるが、今の勢いなら大駆けがあっても驚けない。

△2......前走の京王杯スプリングCをラウダシオンは1分19秒8で快勝。クビ差の勝利だったが、スローペースの離された2番手からきっちりと差し切った。昨年のNHKマイルCを勝ち、秋に富士Sで2着とマイル実績は十分。ムラな面も見られるものの、能力は確か。東京も【3.1.0.0】と得意だ。

△3......インディチャンプは19年のこのレースの覇者で、昨年も3着に健闘。マイルは得意で、昨秋のマイルCSでもグランアレグリアと0秒1差の2着に好走した。昨年の春以来、勝ち星から遠ざかっているが、この距離ならスピードはトップ級。侮れない存在だ。

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