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2014年10月26日(日)

11R
2014年10月26日(日)
4回京都7日
15:40発走

菊花賞 GI

芝・右・外 3000m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:11200、4500、2800、1700、1120万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイネルフロスト
1 2 トーホウジャッカル
2 3 サングラス
2 4 サウンズオブアース
3 5 シャンパーニュ
3 6 ショウナンラグーン
4 7 トーセンスターダム
4 8 ワールドインパクト
5 9 ハギノハイブリッド
5 10 ゴールドアクター
6 11 アドマイヤランディ
6 12 タガノグランパ
7 13 ミヤビジャスパー
7 14 トゥザワールド
7 15 ワンアンドオンリー
8 16 サトノアラジン
8 17 ヴォルシェーブ
8 18 メイショウスミトモ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=14 15=2 15-4 15-6 14=2
綾恵 15=6 15=9 15-8 15-14 6=9
山田 15=16 15=14 15=1 16=14 16=1 14=1
たま 2=14 2=15 2=4 2=6 2=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はワンアンドオンリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
ダービー馬が2冠制覇に挑む。前哨戦の前走・神戸新聞杯(G2)は外からマクり早め先頭。直線でいったんサウンズオブアースに並ばれながらも盛り返し、非凡な勝負根性を改めて示した。道中で自ら動ける機動性があり、展開は不問。気性的に距離延長にも対応できるはず。皐月賞馬のイスラボニータが不在であれば、本命の座は揺るがない。

対抗はトゥザワールド。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
皐月賞(G1)2着、日本ダービー(G1)5着の実力馬。秋初戦の前走・セントライト記念(G2)は皐月賞馬イスラボニータの2着に敗れたが、好位から正攻法の競馬できっちり力を見せた。立ち回りがうまく、デビューから(4・3・0・1)の安定ぶり。引き続き上位争い濃厚だろう。

単穴はトーホウジャッカル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
重賞初挑戦の前走・神戸新聞杯(G2)でタイム差なしの3着に好走。直線で前が詰まり、進路を切り替えるロスがありながら、ワンアンドオンリーとアタマ+アタマ差の接戦に持ち込んだ。終いの伸び脚に見どころがあり、父スペシャルウィークという血統からも距離延長は歓迎材料。注目したい1頭だ。

抑えはサウンズオブアース。穴はショウナンラグーン。

今週のワンポイントアドバイス

素質G1級、トーホウジャッカル

過去10年、連対馬は8-4、1-6、8-2、4-6、1-15、8-7、7-1、1-2、1-5、1-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対(5勝2着1回)とまずまずの成績を残しているが、2、3番人気が2、0連対とアテにならず、6番人気以下から8頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は
3けた……3回
1000円台…1回
2000円台…2回
6000円台…1回
9000円台…1回
万馬券……2回

ここ3年は1番人気が連勝して3けた配当で堅く収まっているが、8番人気が優勝した3回と15番人気が2着に健闘した年に6000円以上の高配当が出ている。どの馬にとっても初めて経験する3000M戦。距離適性の見極めが難しく、波乱含みのレースとなっている。

3連単配当は12万円台、7090円、14万円台、2万円台、52万円台、31万円台、33万円台、2190円、1万円台、1万円台。4けた配当も2回あったが、10回中半数の5回は10万超が飛び出す大荒れ。波乱を視野に入れた馬券購入をお勧めしたい。ちなみに、3着は6、3、3、1、9、6、13、3、7、3番人気だった。

連対馬の前走クラス別は、重賞組18頭と1000万下組2頭。オープン特別や条件戦から出走してきた馬は苦戦している。

前走成績は、重賞組が1〜5着の6、4、6、0、1頭と12着1頭。1000万下組はともに1着。重賞組なら3着以内で、条件組は1着が連対への条件となっている。

ステップは14連対の神戸新聞杯組が他路線を圧倒し、セントライト記念組3連対の順。東西のトライアルから出走した馬が、連対馬の85%を占めている。

牡馬クラシック3冠の最終戦だけに重賞実績も気になるところ。連対馬20頭はすべて重賞経験馬で、各馬の重賞での最高成績は、1着9頭、2着4頭、3着5頭、着外2着。馬券対象の3着以内に入線していることが、連対への重要なファクターとなっている。ちなみに、着外から連対した2頭はデルタブルース(04年)、スリーロールス(09年)だった。

◎……ここ3年は平穏に収まっているが、いつ荒れても不思議ないのが菊の大舞台。上がり馬のトーホウジャッカルで勝負する。ダービー前日の5月31日にデビューした馬が前走の神戸新聞杯でダービー馬相手に「アタマ+アタマ」差の3着。直線で前がふさがる不利がなければ突き抜けてもいい内容だった。わずか5カ月でG1馬を脅かすまでに成長した。実績では見劣るがクラシックの栄冠を奪取できる器とみた。

○……相手筆頭は皐月賞2着、ダービー5着のトゥザワールド。ダービーはいつもより位置取りが後ろになって0秒4差届かなかったがG1級の実力は誰もが認めるところ。ここ10年セントライト記念からの勝ち馬はいないが、今年は小回りの中山コースではなく新潟開催。パワー勝負の京都外回りなら能力をいかんなく発揮できる。

▲……ワンアンドオンリーは秋初戦の神戸新聞杯を快勝。日本ダービーに続く2冠取りに上々のスタートを切った。ただ、気になる材料もある。4カ月ぶりの出走で4キロ減の馬体、やや強引な競馬で押し切った反動が出ないかも心配だ。勝たれても仕方のない実力馬だが、一本かぶりの人気を考えると飛びつけず3番手評価としたい。

△1……サトノアラジンは条件戦を連勝して挑んだ神戸新聞杯で4着。2番人気を裏切ったが、向こう正面で他馬に絡まれ力んで走ったのが敗因だ。イスラボニータ、ワンアンドオンリーと差のない競馬を続けてきた力量馬。前走だけでは見捨てられない。

△2……ショウナンラグーンは春に青葉賞を制して、続く日本ダービーで0秒5差の6着。G1では結果を出せなかったが、レース最速の上がりで追い込んで秋の飛躍を予感させた。前走の新潟内回りは明らかに不向き。京都の外回りで反撃する。

△3……サウンズオブアースは4カ月ぶりだった神戸新聞杯でアタマ差の2着。大外からいったん先頭に立ったところを差し返されはしたものの、春には見られなかった勝負強さをアピールした。トライアルから本番へと理想的なローテーションで臨め、3000Mへの距離延長も歓迎だ。

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