昨秋の黄菊賞(500万下)ではレコード決着に対応してトゥザワールドの2着に好走。休養明けの前走(500万下)をしっかりと勝ち上がり、確かな素質を証明した。まだキャリア3戦で伸びしろは大きいはず。重賞でも即通用の器とみる。

近3走は重賞戦線で2、6、5着。世代トップクラスを相手に堅実な走りを見せている。折り合いに不安がなく、距離延長を苦にすることはないはず。決め手に欠ける面はあるものの、引き続き警戒が必要だろう。

未勝利、アザレア賞(500万下)を連勝。初勝利には9戦を要したが、距離延長により頭角を現してきた。好位でスムーズに運べ、終いも堅実。目下の勢いには要注意だ。

過去10年、連対馬は(2)(3)、(1)(5)、(3)(6)、(2)(8)、(2)(9)、(1)(3)、(3)(2)、(3)(2)、(5)(2)、(1)(9)番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝と不振だが、これを6、5連対の2、3番人気がカバーしている。

馬連配当は
3けた……2回
1000円台…3回
2000円台…2回
4000円台…2回
8000円台…1回

3、6番人気の決着で06年に8570円とやや荒れたが、9回は5000円未満で決着。無理な穴狙いは避けたほうがよさそうだ。

ただ、9回の3連単配当は5940円、13万円台、13万円台、7万円台、1万円台、7580円、11万円台、2万円台、5万円台。こちらは10万超の高配当が3度も飛び出すなど波乱傾向を見せている。ちなみに、3着には2、5、9、6、4、1、10、1、11番人気が入った。

路線別は5連対の皐月賞組がトップ。次いでムーニーバレーRC組3連対、2連対で毎日杯組とはなみずき賞組が続いている。


自己条件に戻った前走でミヤビジャスパーは後続を1馬身1/4突き離して圧勝した。今回オープン入りするが、3走前のラジオNIKKEI杯2歳Sで4着、2走前の若駒Sでも2着。強敵相手に好走してきた実績から昇級は形だけ。賞金を加算してダービーへ駒を進めるチャンスだ。

馬単は(2)←→(17)、(2)←→(3)、(2)←→(14)、(2)←→(8)、(2)←→(11)。

3連単は(2)←→(17)から(3)(14)(8)(11)と、(2)←→(3)から(17)(14)(8)(11)への3着流し。