叩き2戦目の難波S(準OP)から京王杯スプリングC(G2)を連勝し、初の重賞タイトルを獲得。G1初挑戦の前走・安田記念でもクビ差2着に入っており、今がまさに充実期といったところ。今回は久々に加えて斤量58キロと楽ではないが、キッチリと結果を出してマイルCSへ向かいたい。

3歳時のきさらぎ賞(G3)を制した素質馬。その後はひと押し足りないレースを続けていたが、約半年ぶりの関屋記念(G3)を制し、2つ目の重賞タイトルを手に入れた。前走の京成杯AH(G3)はトップハンデを背負って小差の3着。折り合い面に課題は残るものの、馬券からは外せない。

前走の毎日王冠(G2)で4着。あとひと伸び足りなかったが、約11カ月ぶりで勝ち馬から0秒1差なら、上々の結果だと言えるだろう。2歳時には京王杯2歳S(G2)を制し、朝日杯フューチュリティS(G1)でも2着に入った素質馬。ひと叩きされて順当に上向いてくるようなら、更なる前進が期待できる。

過去10年、連対馬は(3)(2)、(1)(8)、(2)(4)、(1)(2)、(3)(11)、(16)(2)、(4)(7)、(4)(5)、(6)(11)、(2)(14)番人気で決着した(02年は中山競馬)。1番人気はここ6年連続で連対することができず、2、3番人気も5、2連対とほめられた成績ではない。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…2回
2000円台…1回
4000円台…1回
5000円台…1回
9000円台…1回
万馬券…………3回

2けた人気が連対した年に9310円、1万8570円、2万5590円、2万2000円の高配当が出ている。

また、7回の3連単配当は4800円、8万5920円、19万6310円、17万1660円、9万6570円、219万2750円、171万8460円。ここ2年は3着に15、13番人気が入線して、100万馬券が連続で飛び出す驚きの結果となっている。

路線別は7連対の京成杯オータムH組がトップ。次いでポートアイランドS組4連対、安田記念組2連対の順。なお、安田記念組の2連対はここ2年でマークしたもの。

年齢別は3〜7歳以上馬が35、19、41、38、33頭出走して、1、3、10、3、3連対。連対率は3、16、24、8、9%。5歳馬が他世代をリードしている。


2走前の京王杯スプリングCでストロングリターンは重賞初制覇。続く安田記念でも首差2着と完全に一皮むけた。斤量58キロは克服済みで、休み明け初戦から勝ち負けに持ち込める。

馬単は(9)←→(12)、(9)←→(5)、(9)←→(13)、(9)←→(8)、(9)←→(3)。

3連単は(9)←→(12)から(5)(13)(8)(3)と、(9)←→(5)から(12)(13)(8)(3)への3着流し。