2010年3月6日(土)

11R
2010年3月6日(土)
1回阪神3日
15:35発走

チューリップ賞 GIII

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:3700、1500、930、560、370万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ナムラボルテージ
1 2 ラフォルジュルネ
2 3 オウケンサクラ
2 4 エーシンリターンズ
3 5 ヴィクトリーマーチ
3 6 マスターセイレーン
4 7 オメガブルーハワイ
4 8 シルククラリティ
5 9 プリムール
5 10 ベストクルーズ
6 11 グリューネワルト
6 12 ショウリュウムーン
7 13 パミーナ
7 14 ストレンジラブ
8 15 ワイルドラズベリー
8 16 アパパネ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=10 16=11 16-3 16-15 10=11
綾恵 2=4 2=5 2-10 2-16 4=5
山田 10=16 10=5 10=4 16=5 16=4 5=4
たま 10=16 10=3 10=2 10=4 10=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアパパネ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.5
昨年の2歳女王が,クラシックに向けてここから始動。赤松賞(500万下)をレコードで制するなど,抜群のスピードを誇り,マイル戦では3戦全勝。気性面にはやや不安があったものの,前走の阪神ジュベナイルF(G1)では,中団に控える形から鮮やかに差し切り,折り合いにも確かな成長を見せた。この中間は2月中旬から早めに栗東へ入厩。マイネルキッツ(昨年の天皇賞・春を制覇)などで実績を挙げている国枝栄厩舎のお家芸「栗東留学」で順調に調整されている。桜花賞に向けて弾みが付く結果を出せそうだ。

対抗はベストクルーズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.7
デビュー以来(1・2・2・0)と複勝圏を外していない堅実派。ファンタジーS(G3)では,勝負どころで早めに動いて2着,阪神ジュベナイルFでは,後方から追い込んで3着と脚質の幅もあり,競馬センスは世代上位だ。今週の追い切りでは併走馬に遅れたものの,もともと本番に強い実戦タイプで,この調教は普段通り。小柄な馬体から,仕上がりは早そうで,鉄砲も利きそうだ。ただ,毎戦減り続けている馬体重には要注意。

単穴はグリューネワルト。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.4
プラス12キロだった前走・エルフィンS(OP)14着は,明らかに調整不足。未勝利時にはベストクルーズに先着,白菊賞(500万下)では,ワイルドラズベリー(のちに紅梅SをV)と接戦した実績から,状態さえまともなら,巻き返しがあっても全く不思議はない。阪神マイルで優秀な成績を挙げているスペシャルウィーク産駒で,その血統通りなら道悪もうまい可能性が高い。大駆けに期待する。

抑えはオウケンサクラ。穴はワイルドラズベリー。

今週のワンポイントアドバイス

パワー増強,ベストクルーズ


過去10年間でこのレースをステップに9頭が桜花賞で連対し,うち5頭が「桜の女王」の座を射止めている有力トライアル。上位3頭に本番への優先出走権が与えられる。

連対馬は11-2,1-3,5-1,4-1,1-3,3-7,2-6,1-2,5-1,1-7番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気が連からそろって消えた年は1度もない。

馬連配当は3けた4回,1000〜2000円台4回,万馬券2回。人気サイド決着と高配当が同居している。

連対馬の前走は重賞組8頭,オープン特別組8頭,500万下組2頭,新馬・未勝利組2頭。オープン組が貫禄を見せて,連対馬の8割を占めている。

路線別は6連対の阪神ジュベナイルF組がトップ。これを5連対のエルフィンS組が追っている。

キャリアは2〜8戦以上馬が4,7,4,3,1,1,0連対。連対率はそれぞれ15,33,15,11,9,8,0%。キャリア3戦馬が好成績を挙げている。


◎……ベストクルーズは初勝利までに3戦を要したが,未勝利を勝った直後のファンタジーSで2着。続く阪神ジュベナイルFでも3着に健闘した。G3,G1は強敵相手で勝ち切れなかったが,確実に力を付けている。3カ月半ぶりとなるが,430キロ台で仕上がりやすい馬体。休養明けでも初戦から好勝負になる。

○……デビュー戦でこそ勝利を逃がしたアパパネだが,その後のマイル戦を3連勝。2走前の赤松賞をレコードで制し,前走はスピードの違いで2歳女王の座をもぎ取った。能力は抜けているが,大目標は桜花賞で,馬場状態も悪化。今回は2番手評価に留めた。

▲……オウケンサクラは2連勝と目下絶好調。前走・こぶし賞の勝ち時計はオープン特別のエルフィンSより0秒8速く,牡馬相手に厳しい流れを差し切った。前走と同じマイル戦で牝馬同士の一戦なら,上位2頭を一蹴しても驚けない。

△1……休養をはさんでオメガブルーハワイは新馬,500万下を連勝した。相手なりに走れる自在性を備えており,前走で長くいい脚を使ったように距離延長も問題なく,阪神外回りコースも歓迎だ。

△2……エーシンリターンズは未勝利,エルフィンSを連勝中。2走前は中団待機で直線鮮やかに差し切り,前走は好位から楽々抜け出した。自在な脚質は明け3歳馬には大きな武器で,阪神の舞台で勝利しているのも心強い。

△3……穴を開ければラフォルジュルネか。このメンバーに入ると実績で一歩譲るが,前走の未勝利で2着を5馬身ちぎって逃げ切った。過去3戦は2000M以上を選んで出走だったが,距離に対応できればアッといわせるシーンがあってもおかしくない。

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