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2010年12月26日(日)

10R
2010年12月26日(日)
5回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヴィクトワールピサ
1 2 ネヴァブション
2 3 フォゲッタブル
2 4 トーセンジョーダン
3 5 ルーラーシップ
3 6 ローズキングダム
4 7 ブエナビスタ
4 8 メイショウベルーガ
5 9 ダノンシャンティ
5 10 エイシンフラッシュ
6 11 トゥザグローリー
6 12 ドリームジャーニー
7 13 オウケンブルースリ
7 14 ペルーサ
8 15 レッドディザイア
8 16 ジャミール

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=14 7=1 7-12 7-13 14=1
綾恵 7=1 7=14 7-8 7-12 1=14
山田 7=2 7=4 7=14 2=4 2=14 4=14
たま 14=7 14=1 14=10 14=12 14=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.30.1
始動戦の天皇賞・秋(G1)を快勝すると,前走のジャパンC(G1)でも圧倒的パフォーマンスを見せ1位で入線。結果2着に降着となったものの,現役最強クラスの牡馬が相手でも,力は一枚抜けていた印象だ。昨年の当レースで2着しており,中山2500Mへの舞台替わりに不安なし。斤量は当時より2キロ重くなるが,この1年で積み重ねてきた実績を考えれば,これを苦にすることもないだろう。ここはスッキリとした形でグランプリホースの称号を手にしたい。

対抗はペルーサ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前々走の天皇賞・秋(G1),前走のジャパンC(G1)ともに出遅れて後方からの競馬。そこから直線だけの競馬で一気に差を詰めてくるのだから,末脚の破壊力はここでもトップクラスだと言えるだろう。今回は外枠の偶数番に入ったため,ゲートをまともに出る可能性は高いはず。トリッキーな中山2500Mに対応することさえできれば,一発があっても決して驚けない。

単穴はヴィクトワールピサ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらはジャパンC(G1)で好位追走から3着を確保。海外遠征明けで人気を落としていたが,さすがは5連勝で皐月賞(G1)まで制しただけのことはある。ここまで国内のレースは(5・1・2・0)と全て馬券になっており,特に中山コースは2戦2勝と好相性。遠征明けをひと叩きされたことによって,更なる上昇も期待できるだろう。距離ロスなく運べる最内枠も歓迎とあって,ここも相手からは外せない一頭だ。

抑えはドリームジャーニー。穴はオウケンブルースリ。

今週のワンポイントアドバイス

スタート五分なら,ペルーサV


過去10年,上位1〜3番人気は7,3,2連対。1番人気は5勝2着2回と上々の成績だが,2,3番人気が3,2連対と元気がない。一方,6番人気以下の伏兵馬からは2けた人気3頭を含む計5頭が連対している。

馬連配当は3けた3回,1000円台3回,万馬券4回。9番人気で優勝したマツリダゴッホ(07年)を除くと,優勝馬は1〜4番人気以内に限られている。しかし,ヒモに人気薄が絡むケースが多く,2000円以下の堅い配当と万馬券が同居する難解な一戦となっている。

連対馬のクラス別はG1組19頭,G3組1頭。G2,3をステップにした馬は苦戦している。路線別は9連対のJC(ジャパンC)組がトップで,天皇賞(秋)組と菊花賞組が3連対,2連対でエリザベス女王杯組が続いている。ただ,2走前を見てみると,天皇賞(秋)に7頭が出走。この数字を前走と合わせると天皇賞(秋)組は計10連対となり,最多のJC組を抜いて1位。その年の天皇賞(秋)出走馬から目が離せない。ちなみに,今年はブエナビスタ,ペルーサ,ネヴァブションの3頭が該当する。

年齢別は3〜7歳上馬が37,27,40,24,17頭出走して,6,8,3,1,2連対。連対率は16,30,8,4,12%。連対数,率で4歳馬が世代をリードしている。

また,性別は牡馬132頭と牝馬13頭で争い,17対3。連対率は13%と23%。連対数で牡馬が大きくリードしているが,率で牝馬が優位に立っている。


◎…ペルーサは前走のJCでまたも痛恨の出遅れ。最後方からの競馬となったが,馬群をぬいながら1馬身差の5着まで迫った。ここ3戦の上がり3ハロンはすべてレース最速。直線の決め手は群を抜いている。五分のスタートが切れれば,G1奪取がかなう。

○…ブエナビスタは前走のJCで2着降着となったが,改めてその能力の高さを証明して見せた。天皇賞(秋)からJCのステップで有馬記念で連対した牝馬はゼロ。現役最強馬に異論はないが,今回は2番手評価とした。

▲…昨年のJCでオウケンブルースリはウオッカの鼻差2着。体質の弱さでなかなか連続で使えないが,この秋は長期休養明けで2,7着の成績で,着差も半馬身と1馬身半差と崩れていない。スピード決着では苦しいが,上がりのかかる競馬になれば出番は十分ある。

△1…ヴィクトワールピサは前走のJCで3着。経済コースを回る鞍上の好プレーもあったが,2番手追走から直線でしぶとい粘りを発揮した。中山は皐月賞を含めて2戦2勝。枠順も絶好の1番枠なら逆転Vがあっても驚けない。

△2…エイシンフラッシュの秋2戦は2,8着。とはいえ,神戸新聞杯はクビ差で,JCは不利を受けながら0秒4差。皐月賞3着,ダービー1着の実績から3歳トップ級の実力馬であることは間違いない。巻き返しを警戒したい。

△3…有馬記念連覇を狙うドリームジャーニー。今回3カ月の休養明けとなるが,鉄砲駆けは【1201】の成績。順調度で見劣るものの,昨年のグランプリ以来の57キロで出走できるのは有利。ノーマークにはできない。

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