2005年3月13日(日)
11R
2005年3月13日(日)
阪神
15:45発走
報知杯フィリーズレビュー GII
芝・右 1400m
天気:
馬場:
良
サラ系3歳
オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢
本賞金:5200、2100、1300、780、520万円
予想印
枠番 | 馬番 | 馬名 | 大多 | 綾恵 | ナベ | たま |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | キャントンガール | |||||
2 | カシマフラワー | |||||
3 | スズカパサー | |||||
4 | ブリトン | |||||
5 | アイノグレース | |||||
6 | デアリングハート | |||||
7 | フローラルパレス | |||||
8 | ラインクラフト | |||||
9 | ツルマルオトメ | |||||
10 | エアメサイア | |||||
11 | フジノハゴロモ | |||||
12 | モンローブロンド | |||||
13 | ディアデラノビア | |||||
14 | ジェダイト | |||||
15 | コスモマーベラス |
買い目
大多 | 8=2 8=10 8-6 8-12 2=10 |
---|---|
綾恵 | 8=15 8=10 8-6 8-13 15=10 |
山田 | 10=14 10=5 10=8 14=5 14=8 5=8 |
たま | 13=8 13=7 13=6 13=10 13=14 |
予想
本命はラインクラフト。
実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.21.6
単勝1倍台の断然人気に推された阪神JF(G1)であったが,激しいゴール前の追い比べの結果は,ショウナンパントルにアタマ+ハナ差の3着。道中でつまづいて一旦はリズムを崩したものの,早めに抜け出した2着のアンブロワーズを鋭く追い上げており,ショウナンに時計差なしの接戦を演じたのだから,世代屈指の実力馬であることに異論はない。前走後は放牧に出されて休養に入っていたが,2月に栗東へ帰厩してからの稽古も,坂路で4ハロン52秒台,CWで6ハロン82秒,終い12秒台と古馬なみの好時計を連発。昨秋のファンタジーS(G3)にて,後続を4馬身置き去りにしたパフォーマンスからも,1400Mでは力の違いを見せ付けられるはず。
対抗はカシマフラワー。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
阪神JF11着後,中1週で挑んだフェアリーS(G3)を0秒3差の3着。一見,決定的な着差に思われるが,直線で内を突いた際に逃げバテした連中で前が塞がれてしまい,外へ出し直す痛恨のロス。ゴール寸前に凄い勢いで追い上げたものの,大勢は決した後だっただけに,非常にもったいないレースであった。昨秋の北海道ではエーデルワイス賞(交流G3),すずらん賞での優勝など,芝・ダートを問わず短距離部門での強さを発揮。マイルの阪神JFは前に行きすぎてしまい,終いが切れる連中にやられたが,1400Mへと短縮すれば,過去の当競走での傾向からも当馬の先行力は不気味。早めの栗東入厩で遠征の不利もほとんどないはずで,本命馬以外とならば未だ勝負付けは終わっていない。
単穴はエアメサイア。
実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走のエルフィンSは格上挑戦ながらも僅差の勝利。前を行くジェダイトを見ながら3番手の競馬で,直線はジェダイトとマッチレースの様相を呈したが,ゴール前で何とかアタマ差抜け出した。母は98年の桜花賞3着,オークス2着と活躍したエアデジャヴーで,全兄エアシェイディも重賞戦線で活躍中の良血一家。先週のチューリップ賞(G3)でのディアデラノビア(1番人気7着),オリエントチャーム(2番人気4着)ら,年明けの京都でのレースで好走した組が凡走しており,レースレベルの評価は微妙になってしまったが,当馬の評価が落ちた訳ではない。今週の追い切りでも,坂路で4ハロン51秒5,終い12秒5の好時計をマークしており,クラシック出走権を盤石にするためにも,さらなる賞金の上積みを図りたいところ。
抑えはデアリングハート。穴はモンローブロンド。
今週のワンポイントアドバイス
連闘で桜花賞に王手,ディアデラノビア
阪神競馬場で行われた過去9年,連対馬は1??3,1??3,3??6,1??5,1??2,6??1,7??5,1??3,2??1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は7連対と抜群の成績で,伏兵馬の出番は少ない。馬連は98年に万馬券が飛び出し,02年にも6680円と荒れたが,7回は3けた配当5回と1000円台2回。全体としては平穏に収まっている。
ステップはエルフィンSが4連対でトップ,次いで阪神JF(G1)とクイーンC(G3)が2連対で続いている。
決め手は逃げ1頭,先行12頭,差し3頭,追い込み2頭。キャリアは18頭すべてが2戦以上となっている。
◎…ディアデラノビアを狙い撃ちにする。前走チューリップ賞(G3)は道中馬込みでモマれ,直線でも前が狭くなる不完全燃焼の競馬になった。新馬,500万下を圧勝した素質馬。連闘で桜花賞への権利取りを狙うここは勝負と見た。
○…ラインクラフトが相手。阪神ジュベナイルFは頭,ハナ差の3着。4コーナーで外を回るコースロスがなければ差し切る勢いを見せた。1400MはファンタジーS(G3)で後続を4馬身ちぎって圧勝。久々の実戦に戸惑わなければV争いは必至だ。
▲…単穴にフローラルパレスを抜擢する。デビュー戦は後方に付け,勝負どころからまくって直線先行勢をまとめて差し切った。スローペースに折り合い,目の覚めるような末脚を見せた。ここまでキャリア1戦の連対はないが,好センスのレースぶりから大駆けを期待した。
△…エアメサイアは前々走で◎の2着に敗れたが,前走オープンを勝って3戦2勝。好位に付けられる器用さを備え,展開に左右されない強みもある。母エアデジャヴーは桜花賞(G1),オークス(G1),秋華賞(G1)で3,2,3着の活躍馬。血統的にはまだ上積みがある。
△…ジェダイトはエルフィンSでエアメサイアに頭差2着で,阪神ジュベナイルFがラインクラフトと0秒3差6着。2頭に先着を許しているが,デビュー前から期待された素質馬。反撃を警戒したい。
△…穴を出せばデアリングハート。不利のあった阪神ジュベナイルFで,0秒3差5着。前走エルフィンSはスローで行きたがり,末脚を生かし切れず6着に敗れた。1400Mならかかる心配はなく,スムーズな流れで末を生かせば一発がある。