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2005年11月27日(日)

10R
2005年11月27日(日)
東京
15:20発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイソールサウンド
1 2 タップダンスシチー
2 3 ウォーサン
2 4 アドマイヤジャパン
3 5 リンカーン
3 6 ウィジャボード
4 7 ベタートークナウ
4 8 ゼンノロブロイ
5 9 ストーミーカフェ
5 10 ヘヴンリーロマンス
6 11 コスモバルク
6 12 バゴ
7 13 サンライズペガサス
7 14 アルカセット
7 15 キングスドラマ
8 16 ハーツクライ
8 17 スズカマンボ
8 18 ビッグゴールド

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=16 8=4 8-2 8-14 16=4
綾恵 14=8 14=6 14-2 14-12 8=6
山田 4=12 4=8 4=18 12=8 12=18 8=18
たま 16=8 16=4 16=5 16=6 16=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はゼンノロブロイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.2
昨年,天皇賞(秋)→ジャパンC→有馬記念と秋G1・3連覇を果たし,年度代表馬に選ばれた国内トップの実力馬。連覇を図った前走の天皇賞(秋)は最後伏兵の強襲にあってまさかの2着も,海外遠征から帰国後初のレース。超スローペースで,伏兵が一瞬の切れ味を持ち味とする牝馬だったことも考えれば,アタマ差は勝ちに等しい内容である。宝塚記念(G1)から復帰し3,2,2着と勝ち星に恵まれていないの確かだが,近3戦は海外を含めたG1戦。未だ王者健在は明白といえ,叩き2戦目で一変しそうなここは,天皇賞(秋)の雪辱を晴らす公算が高い。

対抗はハーツクライ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.5
宝塚記念2着以来となった前走の天皇賞(秋)は,切れを生かしたい当馬にとって,最大の敵といえる先行有利の超スローペースに泣かされ6着まで。ただ,最後3ハロンの上がりは32秒台。タイム差も0秒3と実力は示しており,それほど悲観する内容ではなかった。今回は一度使った効果が見込める上,国内,海外含め相手関係に逃げ・先行馬がズラリ。前走のようなペースになるとはまず考えづらく,当馬の持ち味を生かせそうな展開となりそうなだけに,大きな巻き返しまであってよさそうだ。

単穴はアドマイヤジャパン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.3
無敗の3冠馬ディープインパクト相手に,弥生賞でクビ差2着,皐月賞で0秒6差3着している3歳馬トップクラスの一角。前走の菊花賞でも3着に0秒7差つける見せ場十分の2着で,一強さえいなければ,十分戴冠の資格がある内容だった。今回古馬初対戦とあって相手はかなり強力となるが,クラシック戦線で活躍した実績を考えれば好走手ごろな叩き3戦目に加え,55キロの斤量は恵まれた。前走同様流れに乗れれば,大仕事まで期待できそうだ。

抑えはタップダンスシチー。穴はアルカセット。

今週のワンポイントアドバイス

得意の府中でハーツクライ


東京競馬のフィナーレを飾る国際招待レースのジャパンC。今年は昨年の凱旋門賞馬バゴなど強豪外国馬6頭が参戦する。一方,日本馬は昨年の覇者ゼンノロブロイを大将格に12頭が迎え撃つ。過去10年のデータから傾向を分析してみたい。
連対馬は6??2,4??7,3??2,3??2,2??12,1??5,2??1,9??11,4??5,1??2番人気の組み合わせで決まった。1番人気の2勝,2着1回は物足りず,代わりに6番人気以下から5頭が連に絡んでいる。伏兵馬の健闘で,99,02年に馬連で万馬券が出ているが,3けた配当も3回ある。

81年の第1回から3年連続で外国馬が1??4着を独占して,世界の競馬の強さを見せつけた。日本馬が初めて勝利を挙げたのは第4回のカツラギエース(4歳牡馬)だった。ここまで国別の勝利数は日本が11勝でトップ。米国4勝,英国3勝で続いている。
過去10年では,外国馬が67頭で6連対,日本馬は86頭で14連対。創設当初は外国馬が圧倒的な強さを見せていたが,最近はレベルアップした日本馬の活躍が目立っている。

ステップを日本馬に限れば全馬G2戦以上で,そこでの着順はすべて4着以内。路線別は天皇賞(秋)6連対,菊花賞3連対,京都大賞典2連対。なお,外国馬のステップはまちまちで前走着順も不問となっている。

3??7歳上馬が39,51,35,19,9頭出走して5,8,5,2,0連対。4歳馬が連対頭数,率ともトップで,5歳,3歳馬の順。性別は牡馬129頭と牝馬24頭で争い16対4。牝馬が連対率で牡馬を上回っているが,ここ6年間は連対していない。

◎…ハーツクライは天皇賞(秋)で上がり32秒8の豪脚で追い込んだが,超スローの流れで前が止まらず6着に敗れた。掲示板を外したが4カ月ぶりで勝ち馬と2馬身差なら悲観する内容ではない。東京コースはダービー(2400M)で2着したベストの条件。世界の舞台に挑むが,末脚勝負になれば一気の差し切りが期待できる。

○…相手は史上初のジャパンC連覇を目指すゼンノロブロイ。天皇賞(秋)はゴール寸前でヘヴンリーロマンスに足元をすくわれたとはいえ,十分強さを見せつけた。2400Mは4戦して2勝,2着2回。鞍上に名手デザーモを迎えたのも魅力だ。

▲…アドマイヤジャパンは菊花賞2着。横山典騎手がベストの騎乗でディープインパクトの3冠達成を最後の最後まで脅かした。古馬と初対戦となるが,3歳世代トップレベルのパワーを備えていることは間違いなく,55キロの斤量なら大駆けがあってもおかしくない。

△…外国馬のエース格はバゴ。過去7年でこのレースを制した外国馬は1頭とデータからは推奨しづらいものの,昨年の凱旋門賞を勝って,今年3着の勲章は侮れない。さらに来年から日本で種牡馬入りすることも決まっているだけに,全力投球のここは軽視できない。

△…ウィジャボードは04年に英国のオークスと愛国オークスなどを勝って欧州年度代表馬に選ばれた。今年前半は不調だったが,秋に入ってG3で1着,続くG1でも2着とスランプを脱した。牝馬だけに長距離輸送の影響が心配になるが,上位争いできる力量を秘めている。

△…リンカーンも天皇賞(秋)で上がり32秒台の末脚を見せながら15着に敗れた。休養明けで京都大賞典を制覇した目に見えない疲れがあったか。3歳時は菊花賞2着,続く有馬記念でも2着に健闘した。G1級の破壊力を備えていることは確実で,連下には是非押さえておきたい。

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