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2005年6月12日(日)

11R
2005年6月12日(日)
東京
15:35発走

エプソムカップ GIII

芝・左 1800m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)[指定] 別定 本賞金:4100、1600、1000、620、410万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 スズノマーチ
1 2 グランリーオ
2 3 マチカネメニモミヨ
2 4 エリモマキシム
3 5 マッキーマックス
3 6 トーセンダンディ
4 7 ロードフラッグ
4 8 ウインジェネラーレ
5 9 アラタマインディ
5 10 タカラシャーディー
6 11 ダイワレイダース
6 12 シャイニンルビー
7 13 サイレントディール
7 14 ウインクリューガー
8 15 カンファーベスト
8 16 ボーンキング
8 17 ブラックカフェ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=15 13=2 13-3 13-7 15=2
綾恵 15=4 15=5 15-6 15-10 4=5
山田 13=2 13=3 13=17 2=3 2=17 3=17
たま 1=4 1=15 1=2 1=11 1=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサイレントディール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.1
1番人気に推された前走,オーストラリアTにて約1年半ぶりの勝利。前々走の逃げから4番手あたりでの先行策に切り替えたものの,直線で抜け出してしまうと勝負は決着。2着のチアズメッセージにクビ差まで詰め寄られながらも,着順を覆すほどではなく,走破時計もかなり速かっただけに,かなり良いころの調子に戻ってきつつある様だ。過去の成績を見ると,芝・ダートを問わずマイル戦の成績が一番良く,2000Mを越えてくると信頼性が落ちているので,引き続きの1800Mは好都合。府中の芝は一昨年のダービー4着時の1戦のみだが,着差も0秒4と負けていなかったし,後の武蔵野S(G3)の楽勝ぶりからも左回りが駄目ということもなさそうだ。今週の追い切りは珍しく坂路での当週追いとなったが,栗東坂路で4ハロン50秒5,終い12秒0で一杯に追われて上向き加減。再度G1戦線へと戻るためにも,ここは確勝を期したいところ。

対抗はカンファーベスト。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.46.1
前走の新潟大賞典(G3)をクビ差の2着に惜敗。久々だった前々走のエイプリルSこそ前残り決着のため6着と脚を余したが,休み明け2戦目で叩き合いの形なら,これくらいは走って当然の実力馬である。一昨年の秋には朝日チャレンジC(G3)を優勝,天皇賞(G1)でも5着に健闘したほどで,ベストの2000M戦では信頼が置けるのだが,今回は1800Mへと短縮。この距離での成績は(1・4・0・2)と評価が難しいものの,一昨年の毎日王冠(G2)での4着,中日新聞杯(G3)での2着があるので,直線の長い府中でメンバーの落ちるG3なら問題なさそう。この中間もプール主体での調整となったが,今週の追い切りは美浦坂路で4ハロン54秒0,終い12秒8を馬なりで出しており,動きの感じは悪くない。できれば良馬場でやりたいクチではあるが,渋ったコンディションでも結果を残しているので,引き続き好勝負に持ち込めるはずだ。

単穴はグランリーオ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.46.1
復帰戦となった今年2月のテレビ山梨杯を勝利すると,その後も3,1,1着と破竹の勢いでオープン入りを達成。特に前走の準オープン・フリーウェイSは,3馬身差の逃げ切り勝ちで府中1400Mのレコードを更新,昨年の準オープン所属時の足踏み状態を考えると,嘘の様な変貌ぶりである。昨夏にノドの手術をしたそうで,昨秋は未だ影響が残っていたのか凡走していたものの,今季の充実ぶりを考えると手術は成功したとみて良さそうだ。過去歴を見るとマイルがベストの印象ではあるが,500万戦での勝利実績もあり,ノドの不安がなくなったことから,1ハロンの延長なら我慢できる可能性はありそう。直前の追い切りは美浦坂路で4ハロン49秒7,終い12秒8をマークしており,前走同様にデキは絶好。目下の勢いは侮りがたく,上手く自分のレースを作れるようならば大物食いの結末までも。

抑えはロードフラッグ。穴はマチカネメニモミヨ。

今週のワンポイントアドバイス

重賞初制覇,スズノマーチ


別定戦で行われた過去9回,連対馬は1??8,6??3,1??2,11??9,1??12,5??7,4??7,1??3,3??2番人気の組み合わせで決着した。1??3番人気が連対の半数を占めているが,6番人気以下からも7頭が連対。99年に馬連3万馬券が飛び出し,5000円以上の配当も3回と波乱傾向を見せている。
連対馬のステップは重賞10頭,オープン特別6頭,準オープン2頭。準オープンの2頭はいずれも前走1着だったが,16頭は成績に関係なく巻き返している。路線別は京王杯スプリングC(G2)組と新潟大賞典(G3)組がそれぞれ3連対。
年齢別は4??7歳上馬が57,40,25,27頭出走して7,7,1,3連対。4,5歳馬が優秀な成績を残している。牡馬VS牝馬は18対0。牝馬は苦戦だ。

◎…スズノマーチは新潟大賞典で6着に敗れたが,着差はわずか0秒3。3歳時はクラシックに出走し,弥生賞(G2)2着の実績もある。再度のオープン入りまで時間を要したが,前々走のエイプリルS勝ちで素質馬がようやく本格化した。渋った馬場に問題はなく,重賞初制覇のチャンスと見た。

○…エリモマキシムは新潟大賞典で,クビ,アタマ,半馬身差の4着。道中は最後方に置かれ,4コーナーから大外に出して0秒2差までよく追い込んだ。昨秋,京都外回りの1800Mで準オープンとオープン特別を連勝した実績から距離短縮は好材料。直線の長い東京コースも歓迎だ。

▲…カンファーベストは新潟大賞典で2着。勝ち馬とは2.5キロのハンデ差があってクビ差遅れたが,休養明けを2度たたかれ完全に復活した。朝日チャレンジC(G3)を勝ち,大阪杯(G2)でネオユニヴァースにアタマ+1馬身差3着の実力馬。道悪にも不安なく,別定で斤量が軽くなるのも有利だ。

△…実績一番はサイレントディール。G3・2勝で,ダービー4着,ダートG1で2着。道悪もOKで人気を集めそうだが,気性的にアテにできない面がある。ベストの1800Mだけに勝たれても仕方のない力量馬だが,今回は連下の評価とした。

△…ダイワレイダースは2歳時に新馬,芙蓉Sを連勝した。素質馬の快勝にクラシック候補の声も上がったが,体質が弱く休み休みの競馬で出世が遅れていた。今年2月に準オープンをようやく勝ち上がって今回G3に挑戦する。4カ月ぶりだが,キャリアの浅い素質馬だけに大駆けに警戒したい。

△…グランリーオは安田記念(G1)で除外になって,ここへ回ってきた。前走の東京芝1400で後続を3馬身もちぎってレコードV。目下2連勝で勢いに乗っている。3歳時に1800Mを勝っているので距離延長に問題はないが,前走の反動が気になり,抑えまでとした。

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