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2004年4月4日(日)

11R
2004年4月4日(日)
阪神
15:45発走

産経大阪杯 GII

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:6400、2600、1600、960、640万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ツルマルボーイ
2 2 ブルーイレヴン
3 3 マグナーテン
4 4 カンファーベスト
5 5 ネオユニヴァース
6 6 ローマンエンパイア
6 7 ナリタセンチュリー
7 8 アドマイヤグルーヴ
7 9 ファイトクラブ
8 10 アラタマインディ
8 11 バランスオブゲーム

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=5 1=11 1-3 1-4 5=11
綾恵 5=8 5=11 5-1 5-9 8=11
山田 11=5 11=2 11=1 5=2 5=1 2=1
たま 7=5 7=6 7-1 7-8 5=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はツルマルボーイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.2
昨年は勝利こそ挙げられなかったものの,強敵のそろった宝塚記念,天皇賞(秋)でのG1・2連対の実績は価値が高い。その後のジャパンCは15着,有馬記念は4着と敗れたが,前者は不得意な重馬場,後者は脚質的に不向きな中山と敗因も明快。追い込み一手で取りこぼしも多いが,重賞の実績は一昨年の金鯱賞(G2)優勝など2000M近辺に集中しており,昨年の当競走での僅差3着を含めれば,この条件での信頼度は抜群といって良かろう。ここは昨年末の有馬記念以来となるが,放牧先から栗東トレセンに戻ってからも,坂路で十分に乗り込まれており,仕上がりはまずまず。渋った馬場は得意ではないので重めが残るようだと微妙になるが,昨年の58キロから今年は57キロと斤量面は有利になった。対抗馬には2キロの斤量差をもらえたのだから,追い比べの流れなら久々の重賞勝利まで見込めそうだ。

対抗はネオユニヴァース。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.2
昨春の皐月賞,ダービーを制した2冠馬が,当競走から始動を開始する。昨秋は思ったほどの成績を残せなかったが,菊花賞で0秒2差3着,ジャパンCでシンボリクリスエスとアタマ差の4着なら,それほど悪い成績ではないはず。同世代のリンカーン,ザッツザプレンティらが,すでに初戦で結果を残しているだけに,当馬も遅れをとるわけにはいかないところだ。今回は4カ月ぶりの実戦だが,中間は栗東CWコースでビッシリと追われており,今週の追い切りではデムーロ騎手を背に重馬場ながら6ハロン82秒台,終い11秒台の好時計を叩き出すなど元気いっぱい。このメンバーで斤量59キロは楽ではないが,重馬場は苦にしないので,馬場状態によっては逆転も期待できる。

単穴はバランスオブゲーム。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.59.2
前走のマイルCS(G1)は,上手く流れに乗りながらも0秒3差の4着まで。G1戦では力が足りない感のある当馬だが,G2戦で連対を外したのは勝負どころで不利のあった昨年の金鯱賞4着だけで,昨秋の毎日王冠(G2)圧勝の実績から考えて,能力は決して低くない。今週の追い切りでは,美浦南Wコースで5ハロン66秒台と悪くない動きを見せており,鉄砲駆け実績も豊富だけに,久々でも狙っていけそうだ。本命・対抗馬を含めて,他の有力どころは差し脚質が多く,好位付け可能な当馬の展開利は大きい感。後方が牽制し合ってくれれば,アッサリのシーンまでも望めそうだ。なお,紅一点のアドマイヤグルーヴだが,今回は休み明けに加え久々の混合戦で,歴戦の古馬相手に57キロの斤量もつらい印象。母・エアグルーヴが当競走を勝ったのも本格化以降の5歳時で,まだ母の域には達していないと思われるだけに,ここはあえて無印とする。

抑えはカンファーベスト。穴はマグナーテン。

今週のワンポイントアドバイス

勢いに乗ってナリタセンチュリーV


過去10年,1??3番人気は7,1,5連対。1番人気の信頼度は高い。馬連は3けた配当6回,1000円台2回,万馬券2回。波乱決着の2回中1回は京都開催。基本的には平穏に収まっている。
連対馬の前走は重賞16頭,オープンと準オープン各2頭。ステップは有馬記念(G1)組3連対,次いで2連対の京都記念(G2),中京記念(G3),大阪城Sなどが続いている。年齢別は4??7歳上馬が7,9,2,2連対。5歳馬が世代をリードしている。98年にエアグルーヴとメジロドーベルが1,2着したが,連対馬の18頭は牡馬が占めている。紅一点のアドマイヤグルーヴには気になるデータだ。
上がり馬ナリタセンチュリーの末脚にかける。前走,中京記念の2着で連勝は3で止まったが,昨年暮れから素晴らしい充実ぶり。G2戦でメンバーは強化するが,有力馬の多くは休養明け。今のデキなら大仕事をやってのけても驚けない。
2冠馬ネオユニヴァースがこのレースから始動する。皐月賞,ダービーを連覇。秋,菊花賞は勝ちに行って惜しくも3着に敗れたが,ジャパンC(G1)では古馬に混じって4着。2着とは0秒1に好走した。実績は文句なくトップだが,休み明けと重量59キロはいかにも不利。目標が先のこともあり,対抗の評価とした。
ローマンエンパイアは前走中団の外から流れに乗り,直線鮮やかに差し切った。手薄なメンバー構成のオープン特別だったが,トップハンデを背負っての完勝だった。阪神は4勝中3勝を挙げた得意コース。軽視は禁物だ。
昨秋のエリザベス女王杯(G1)で,アドマイヤグルーヴは3冠馬スティルインラブと古馬の一線級を一蹴した。阪神2000Mは3戦3勝と負けなしで,復帰初戦から通じる能力を備えている。ただ,ここは4カ月ぶり,しかも牡馬相手で斤量57キロはいかにも厳しい。割り引きたい。
昨年,このレースに5カ月ぶりで出走して3着のツルマルボーイ。今年は3カ月ぶりの出走となるが,鉄砲は4カ月ぶりで天皇賞(秋)(G1)2着の実績。休養明けに不安はないが,今週の調教の動きがかなり重苦しく,時計もかかっていた。今回は連下の評価にとどめた。

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