2004年3月6日(土)

11R
2004年3月6日(土)
阪神
15:45発走

チューリップ賞 GIII

芝・右 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 フレンチアイディア
2 2 アズマサンダース
2 3 カーディナルローズ
3 4 メイクヒストリー
3 5 レモンリーフ
4 6 サンマルアンサー
4 7 パラダイスバード
5 8 ウェルフェア
5 9 ヴァルパライソ
6 10 メイショウオスカル
6 11 チャイナバロック
7 12 ペプチドモアー
7 13 スイープトウショウ
8 14 ニシノブラッサム
8 15 ヤマニンシュクル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=13 15=10 15-2 15-4 13=10
綾恵 13=15 13=1 13-4 13-9 15=1
山田 10=4 10=15 10=13 4=15 4=13 15=13
たま 10=13 10=15 10-1 10-2 10-9 13=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はヤマニンシュクル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.9
昨年の阪神JF(G1)を優勝したことで,現3歳牝馬の頂点に立った当馬。外目の16番枠での発走だったため,後方で外々を回らされるロスがありながら,ゴール寸前で差し切ってみせたのだから,強いの一言。早い頃から有力な牡馬に揉まれて結果を残しており,ここまで連対を外したのは,前々走の札幌2歳S(G3)3着のみ。今年の始動は当競走まで待ったが,1週前の栗東坂路での追い切りは4ハロン51秒2,終い12秒4の好時計を出しており,仕上がりは良好。やや追い本数が少ない感もあるが,今回のメンバーで大半を占める,やっと間に合ったような1勝馬には,完成度と能力の差で圧倒できるはず。実績的に強敵と呼べるのは対抗馬くらいで,ここはG1馬に恥じない競馬を期待したい。

対抗はスイープトウショウ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.1
仕切り直しの一戦だった前走,紅梅Sを制して巻き返しに成功。同じ設定で行われた3走前のファンタジーS(G3)時よりも,走破時計は0秒7縮まっており,確実に成長はうかがえる。半馬身差に食らい付いて当馬を苦しめた2着のダイワエルシエーロは,次走のクイーンC(G3)を優勝しており,結果的には当馬の能力の高さを改めて示した。前々走,人気の阪神JFは5着敗退したものの,直線で前をカットされる不利がありながら,勝った本命馬との差は僅か0秒2。圧倒的な3勝が全て京都の1400M戦でのものだけに,阪神マイルをこなせたと言い切れないのは歯がゆいが,まともな競馬さえ出来れば,今度は違った結果を出せるはずだ。

単穴はメイショウオスカル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.6
前々走,小倉の未勝利戦で初勝利を挙げたばかりだが,前走のエルフィンSでいきなり2着する大健闘。G3も勝っているマルターズヒートには貫録負けしたが,逃げた勝ち馬を果敢に追走して1馬身半差なら悪くない内容だ。未勝利脱出には3戦を要したが,ここまでの4戦で複勝圏を外しておらず,相手なりには走れるタイプ。正直,上位2頭との力量差は未だ大きい感じだが,2頭共に差し脚質だけに,レース全体の仕掛けが遅くなるようなら,速い流れを先行可能な当馬が粘り込める可能性も出てくるとみる。

抑えはメイクヒストリー。穴はアズマサンダース。

今週のワンポイントアドバイス

桜花賞の権利取りに全力投球,メイショウオスカルV


上位3着までに桜花賞への優先出走権が与えられるトライアル。94年からG3に昇格,94年は中京競馬場,95年京都競馬場で行われた。
過去10年,連対馬は4??2,3??2,2??1,2??3,2??5,2??1,11??2,1??3,5??1,4??1番人気の組み合わせで決まった。1,2番人気決着は2回だけだが,連対馬の19頭までが5番人気以内で,伏兵馬の食い込む余地はない。2000年に馬連1万8280円と荒れたが,残る9回は3けた配当4回,1000円台1回,2000円台3回,4000円台1回。不良馬場で万馬券決着となった年を除くと,荒れても4000円台止まり。上位人気馬を素直に信頼していいレースだ。
ステップは7連対のエルフィンS組がトップ。次いで5連対の阪神ジュベナイルF(G1・旧阪神3歳牝馬S)組が続いている。
阪神競馬場で行われた8回の連対馬の決まり手は,逃げ4頭,先行8頭,差し3頭,追い込み1頭。連対16頭中,12頭は4コーナー3番手以内で通過,差し・追い込みタイプには厳しい数字が残っている。
桜花賞への権利取りに全力投球のメイショウオスカルを狙い撃ちにする。前走エルフィンSは,逃げたマルターズヒートがそのまま押し切る流れ。重賞ウイナーの2番手で折り合い,1馬身半差2着なら胸を張れる成績だ。メンバーは強くなるが,有力馬の目標は先なだけに付け入る隙はある。
スイープトウショウは,紅梅Sでゲート入りをごねてスタートもいまいち。それでも直線鋭い伸びを見せてライバルを力でねじ伏せた。全4戦3勝で,敗れたのは致命的な不利を受けた阪神JFの5着だけ。最大目標が桜花賞だけに,デキは8分とみて対抗評価に留めたが,あっさり勝たれても仕方のない力量馬だ。
阪神ジュベナイルFを制したヤマニンシュクル。先行有利の流れを後方で脚をためて直線一気の追い込みを決めており,着差はクビでも中身の濃い一戦だった。3カ月と出走間隔は開いたが世代トップの能力を秘めていることは間違いない。
アズマサンダースも阪神JFから3カ月ぶり。デビュー戦を快勝し,キャリア2戦目の札幌2歳S(G3)で2着に好走した。前走G1戦は6着と敗れたが,札幌2歳Sでは3着のヤマニンシュクルに1馬身半先着した。久々は不利だが,大駆けがあっても驚けない。
オープン初挑戦のエルフィンSでフレンチアイディアは4着。中団で折り合い末脚勝負にかけたが,直線モタれて思うように追えず,不完全燃焼のレースとなった。2勝目を挙げた小倉・くすのき賞では牡馬を一蹴して見せた。オープン2度目,相性のいい阪神コースなら反撃が期待できる。
ヴァルパライソは前走,好スタートでハナに立つとスピードの違いで逃げ切った。デビュー4戦目でのダート未勝利勝ちだったが,2着以下を問題にしない楽勝ぶりだった。本質的には芝の合うタイプ。強敵とは初対戦となるが,連下には抑えておきたい。

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