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2004年9月4日(土)

9R
2004年9月4日(土)
札幌
15:25発走

エルムステークス GIII

ダート・右 1700m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(指定) 別定 本賞金:4200、1700、1100、630、420万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リキアイタイカン
2 2 イブキリムジンオー
3 3 トップオブワールド
4 4 ブラックパワー
4 5 ウインデュエル
5 6 アルアラン
5 7 マルブツトップ
6 8 タイムトゥチェンジ
6 9 ビックネイチャー
7 10 カイトヒルウインド
7 11 タイムパラドックス
8 12 タイセイブレーヴ
8 13 パーソナルラッシュ

※ ◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=11 5=4 5-3 5-13 11=4
綾恵 5=11 5=13 5-3 5-10 11=13
山田 7=5 7=3 7=13 5=3 5=13 3=13
たま 11=5 11=4 11=3 11=7 11=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウインデュエル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.43.5
始動戦の500万平場戦からオープン特別まで破竹の6連勝中を遂げている上がり馬。今回重賞初挑戦と試金石の一戦ではあるが,前々走のオープン・大沼Sで重賞実績馬のヒシアトラスを一蹴し,前走のマリーンSで他馬を1秒2以上ちぎっているレース内容から,クラスの壁は全くないといってよく,いきなりから期待は大きい。目下の充実ぶりから,さらなる飛躍は濃厚の当馬だけに,ここは通過点と判断したい。

対抗はタイムパラドックス。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.44.2
強烈な上がり馬である本命馬に肉薄しうる能力を秘めているのは,相手関係からして,前走のブリーダーズゴールドC(交流G2)を含み,すでに重賞3勝を挙げている重賞安定勢力の当馬のみといって過言ではない。札幌初参戦ではあるが,脚質的にもこの舞台は合うはずで,能力は出し切れる。全10勝中7勝までダート1800M戦で挙げているように,距離の不安がない点も強調材料。本命馬と2キロの斤量差があるため対抗評価としたが,実力は現級上位。新興勢力に対し意地をみせてくれるはずだ。

単穴はブラックパワー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.44.3
前走のマリーンSは,本命馬に1秒7突き放される大敗も,空馬に絡まれ外に大きく振られる大きな不利がありながら,4着まで盛り返しているように内容自体はかなり濃い。中間,併せ調教を多数こなす意欲的な動きは魅力的であるが,前走不利なくレースをできたとしても首位争いに持ち込めたかは疑問で,逆転までは難しそう。ただ,展開利が見込め,本命馬がクラスの壁に阻まれるようなこととなれば,大駆けまであってよい。

抑えはトップオブワールド。穴はパーソナルラッシュ。

今週のワンポイントアドバイス

実績一番タイムパラドックスV


函館で行われていたシーサイドSが96年に重賞に昇格。翌97年からエルムSと改称され,舞台も札幌に移った。過去8回のレースで傾向を探ってみたい。
連対馬は7??5,2??1,2??4,2??1,4??7,1??4,1??4,1??6番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5連対とまずまずの成績で,目下3連勝中。また,2番人気も3勝をマークし,伏兵馬の食い込む余地は少ない。
馬連は8070円,290円,1390円,340円,4500円,860円,840円,2810円。96年に7番人気(単勝1810円)が優勝して高配当となったが,札幌開催の7回は単勝平均が315円,馬連平均も1575円。波乱は期待できない。
ステップは5連対でマリーンS組がトップに立っているが,地方交流戦をたたいて参戦した馬も互角の5連対。連対馬16頭の前走成績は1??3着12頭,4着2頭,11,15着各1頭。前哨戦で4着以内が理想か。
また,ダート実績では連対16頭すべてが重賞5着以内か,オープンで勝利を挙げ,1700M以上で連対を果たしていた。年齢別は3??7歳上馬が5,25,28,25,16頭出走して,0,6,6,3,1連対。4歳馬と5歳馬が6連対で並んでいる。
実績一番のタイムパラドックスがウインデュエルの7連勝にストップをかける。前走,交流重賞のブリーダーズGC(G2)で天皇賞(春・G1)馬イングランディーレを楽々と差し切り,ビワシンセイキ以下をちぎった。10勝すべてダート戦で,重賞3勝中2勝は1800Mで挙げている。距離短縮は望むところだ。
もちろん相手はウインデュエル。一年以上の休養明けで正月の500万下を勝ち,連勝気流に乗って休みを挟んで目下6連勝中。今季一番の上がり馬で,ダートも負け知らず。ここ2戦のオープンでも2馬身半,7馬身と圧勝している。ダート重賞は初挑戦になるが,今の充実度ならV争いは必至だ。
2頭に割って入ればブラックパワーか。前走は良いペースで逃げていたが,4角で空馬に絡まれ大外に振られて4着。あの不利がなければ2着はあったと思われるレースぶりだった。今回も単騎逃げの見込めるメンバー。後続の仕掛けが遅れるようだと,あっと言わせるシーンもある。
ユニコーンS(G3)の勝ち以来4カ月ぶりとなるトップオブワールド。前走勝ちタイムは翌日のウインデュエルの麦秋Sに1秒遅れたが,夏にじっくりと調整され成長度は一番の3歳馬だけに,時計を詰めることは確実。大駆けに警戒したい。
マルブツトップはダート1000万条件を3連勝中。ダートでは負けなしで,格上挑戦こそ厳しいものがあるが勢いは魅力。連下にはマークが必要だ。
穴を開ければタイムトゥチェンジ。昨年の不良馬場の京阪杯(G3・芝1800M)で4角から鋭く追い込んで3着。道悪のG3戦でパワーを見せた。今年は不振続きだが,時計のかかる競馬になれば一発があっても驚けない。

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