視聴者が選ぶ!やべっちF.C.記憶に残る企画
記事
スポーツナビでファン投票を実施した「やべっちF.C.記憶に残る企画」。やべっちF.C.視聴者の皆様に、記憶に残っている企画を最大3個まで選んで投票してもらいました。
はたして1位に輝いた企画は!?
※1人最大3企画投票しているため、投票率の合計が100%を超える場合があります。
ランキング
順位 | 企画名 | 企画内容 | 得票率 |
---|---|---|---|
1 | デジっちが行く! | Jリーグ公認のキャンプ恒例企画。ビデオカメラを選手に貸して自由に撮影してもらう | 79.15% |
2 | ガチンコフットサル対決 | スペシャルチームとやべっちチームの真剣勝負 | 33.82% |
3 | 解説するっち | 選手が自身のゴールシーンなどを解説 | 22.76% |
4 | クラブヒストリーズ | クラブの歴史、知られざる原点に迫る | 18.89% |
5 | 今週の「ハーイ!やべっち」 | 矢部さんにメッセージを送る番組エンディングの名物コーナー | 17.08% |
6 | 宿題テクニック企画 | 選手から出題されるリフティングに矢部さんが挑戦する | 15.57% |
7 | なべっちF.C. | ゲストと鍋を囲みながらインタビューやゲームを展開 | 14.44% |
8 | フリーキック対決 | 矢部さんとFK対決を行う企画 | 9.94% |
9 | やべっちF.C.アウォーズ | Jリーグアウォーズのパロディー。各部門賞を番組独自に表彰 | 8.96% |
10 | Greatest Games | 後世に語り継ぎたい平成の名勝負を振り返る | 6.56% |
11 | おかっちF.C. | 年末年始の特別企画。岡村隆史さんが出演 | 6.36% |
12 | 嫁メシっち | 選手の奥様が登場。自宅を訪問して食事やプライベートを公開 | 5.82% |
13 | 今週のサブイボ | 鳥肌が立つようなスーパープレーを矢部さんがチョイス | 5.68% |
14 | しりとリフティング | 矢部さんとリフティングしながらしりとりで対決 | 4.80% |
15 | やべっち勝手に神3 | テーマを設定して独断と偏見でベストな3つを選出 | 4.70% |
16 | フリーキック研究所 | 名手のFKをハイスピードカメラなどで撮影、検証する | 4.01% |
17 | やべっちサッカーミュージック | サポーターが歌うチャントの原曲を紹介 | 3.82% |
18 | ここが巧 | 堀池巧さんが素晴らしいプレーを独自の視点で解説 | 2.94% |
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解説
2002年4月から放送が開始され、今年9月に惜しまれつつ放送終了となった「やべっち F.C.」。サッカーファン・サポーターのみならず、選手や関係者まで虜(とりこ)にしたこのサッカー番組の功績をたたえて今回、番組の人気企画の読者投票を行った。
その結果、圧倒的な得票率で1位に輝いたのは「デジっちが行く!」だった。キャンプ中に選手自らビデオカメラで撮影してチームメートを紹介する、Jリーグ公認にもなったこの企画。年々クオリティーが高まっていき、選手の面白い一面がうかがい知れて大人気だった。なかでも最もインパクトがあったのが、ジュビロ磐田時代の川又堅碁が中村俊輔や大久保嘉人らを巻き込み、吉本新喜劇やにゃんこスターを真似たコントのようだ。「川又堅碁がいた頃のジュビロのデジっちは最強。なにせレジェンドたちにあんなことをさせるなんて……」という言葉を筆頭に、多くのコメントが集まった。
さらに「MVPは広島、名古屋時代を含めて千葉選手!」「川崎の登里プロデューサーによる演出が面白い! 今シーズンの中村憲剛選手のゴールパフォーマンスは何かな? と期待してしまう」といったコメントも多かった。また、子どもたちにも大人気の企画だったようで、「サッカー少年の息子が大好きな企画でした。Jリーガーになって、デジっちに出るというのが彼の夢でした」というコメントや、「サッカーに興味のなかった娘がこの企画でサッカー大好きになりました」という投稿も紹介しておこう。
同じく、選手の素顔が見られるという点で人気だったのは、7位の「なべっちF.C.」だ。メインMCの矢部浩之さんとゲストが鍋をつつきながらインタビューやゲームを展開していくこの企画。「岡崎選手と長友選手の回が最高に面白かった」「うっちー(内田篤人)が出ていて、『かわいいといわれるのは嫌だ』と言っていたのが印象に残っている」という声が寄せられた。
一方、高校時代までサッカー部だった矢部さんのサッカーセンスが存分に発揮されたのが、2位の「ガチンコフットサル対決」、6位の「宿題テクニック企画」、8位の「フリーキック対決」だ。
サッカー選手やフットサル選手を招き、スペシャルチームとやべっちチームが真剣勝負を繰り広げた「ガチンコフットサル対決」は番組における年末年始の風物詩。なかでも“黄金世代”が登場した回が印象的だったようで、「小野選手など黄金世代の選手たちがめちゃくちゃ上手、かつ仲が良いのが分かってよかった!」「元鹿島アントラーズの小笠原選手の面白い一面が見れて楽しかった」というコメントが送られた一方で、「矢部さんが普通にうまい!」「矢部さんがMCだからこその企画!」という賛辞もたくさん。
「宿題テクニック企画」はクリアしてしまう矢部さんの努力とセンスはもちろん、ゲストも実に豪華だった。日本のプロサッカー選手のなかでも指折りのテクニシャンである小野伸二や乾貴士が華麗なリフティングを見せれば、なんとジネディーヌ・ジダンやリオネル・メッシ、ネイマールといった世界的なスーパースターまで登場。「兄と一緒に真似して練習していました」というコメントも見られた。
中村俊輔と共演した「フリーキック対決」では、なんと矢部さんが勝利! ハンディマッチだったとはいえ、土下座して再戦を頼んだ俊輔が1年後、見事にリベンジ達成。さらにグラスゴーで行われた第3弾、矢部さんの助っ人にGK川島永嗣が登場した第4弾……と、人気企画になっていった。「中村俊輔選手の神セーブは驚がくでした!」「ラグビー選手の壁や川島選手がGKを務めたり、楽しめる要素がいっぱいでした」と、視聴者も大満足だったようだ。
4位の「クラブヒストリーズ」、10位の「Greatest Games」、17位の「やべっちサッカーミュージアム」は、まさにJリーグのファン・サポーターのための企画だった。
クラブの歴史や知られざる原点に迫る「クラブヒストリーズ」では、普段なかなかスポットが当たらないクラブを取り上げたことも好評で、「サガン鳥栖の17番が永久欠番になっている理由を知って感動した」「横浜フリューゲルスの足跡など、若い人に見てほしい内容だった」という声があった一方で、「ツエーゲン金沢のサポーターなので、クラブヒストリーズで取り上げられるのを楽しみにしていたのに……」と、残念がる声もあった。
後世に語り継ぎたい平成の名勝負を振り返る「Greatest Games」には、「自分の知らない時代の名勝負を、当時の情報を入れて伝えてくれたので勉強になった」「独自の編集と解説で名勝負を取り上げてくれて、一度見た試合でも新鮮な気持ちで見れた」というコメントが寄せられた。
「やべっちサッカーミュージアム」はサポーターが歌うチャントの原曲を紹介する企画。「普段あまり聞くことのなかった他チームのチャントの原曲が知れた。自分が応援するチームも紹介してほしいと期待していた」「試合に行く前に聞いていることもあって、チャントの意味を知るとより音楽も楽しめた」と好評だったようだ。
どちらかというと、お笑い要素が強い番組にあって、専門的だったのが3位の「解説するっち」だ。終わったばかりの試合のシーンを、選手自ら解説してくれた。試合後のミックスゾーンの脇で、番組スタッフに囲まれながら、選手がタブレットやPCの画面を見ながら解説している様子は、取材現場でもおなじみだった。「プロ選手が何を考え、どんな駆け引きをしていたのか詳しく解説してくれて、勉強になった」といった内容がたくさん届いた一方で、「数年前の太田宏介選手のフリーキックの解説はギャグも交えてめちゃめちゃ面白かった」というコメントも紹介しておきたい。
14位の「しりとリフティング」は番組初期の名企画だ。選手と矢部さんがリフティングをしながらしりとりで対戦。シンプルなようで、意外と追い込まれる選手の様子が面白かった。この企画には「中学時代に真似して遊んだ懐かしい思い出があります」「セレッソ時代の大久保選手の回がすごく印象に残ってます!! 『う○こ!』って答えたところが!」といったコメントが寄せられた。
最後に、残りの企画に寄せられたコメントも紹介しておこう。
5位「今週の『ハーイ!やべっち』」:「やべっちと言えばこれ。世界的な選手が何人も出てきたし、とてもいいキーワードだった」
9位「やべっちF.C.アウォーズ」:「年間サブイボ賞を残してほしかった……! 本家に吸収されましたが、本家より楽しみな賞でした」
11位「おかっちF.C.」:「その年の最後に岡村さんが出てくるのは、やはりナインティナインだなって思うし、仲の良さも感じ取れた」
12位「嫁メシっち」:「家庭での一面など、サッカーから離れたところの様子が見れて楽しかった」
13位「今週のサブイボ」:「選ぶプレーにセンスを感じる。やべっちF.C.でサブイボという言葉を知った関西以外の視聴者は多いのでは?」
15位「やべっち勝手に神3」:「スーパープレーがたくさん見れた」
16位「フリーキック研究所」:「中村俊輔選手、遠藤保仁選手のフリーキック研究所を見て、何度も練習したので、一番思い出に残っています」
18位「ここが巧」:「堀池さんの『ここが巧』というフレーズが好きだったし、それをゴンさんが引き継いだのも嬉しかった」
(企画構成:YOJI-GEN)