みんなで選ぶ!2020プロ野球前半戦MVP

パ・リーグ編

 みんなで選ぶ「2020プロ野球前半戦MVP」。今シーズンも後半戦に突入しましたが、前半戦のMVPにふさわしいと思う選手をセ・パ両リーグの投手・野手計4項目から選んで投票してもらいました。

 今回はパ・リーグ野手編。活躍を見せる選手たちの中から1位に輝いた選手は!?

順位 選手名 得票率
1 柳田悠岐(福岡ソフトバンク) 50.84%
2 中田翔(北海道日本ハム) 19.43%
3 浅村栄斗(東北楽天) 6.73%
4 吉田正尚(オリックス) 3.88%
5 マーティン(千葉ロッテ) 3.37%
6 和田康士朗(千葉ロッテ) 3.24%
7 栗原陵矢(福岡ソフトバンク) 2.80%
8 鈴木大地(東北楽天) 1.76%
9 栗山巧(埼玉西武) 1.65%
10 安田尚憲(千葉ロッテ) 1.40%

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解説

右肘の手術を経て復活を遂げたソフトバンク・柳田(写真右)。自慢の打棒を存分に発揮している【写真は共同】

 パ・リーグ野球は“豪快”というのが、昔ながらのイメージだ。今回、野手部門の上位に入った選手を見て、改めて「ああ、パ・リーグらしいメンツ!」と思った。

 まずはトップの柳田悠岐(福岡ソフトバンク)。球団公式ツイッターに『バケモン』級の打撃とつぶやかれ、逆方向に飛ばしたアーチはパーソル パ・リーグTVに『変態弾丸アーチ』と呼ばれ……。感心するというより、あっけにとられる打棒だった。6、7月の月間MVPに輝き、7月には日本タイ記録となる月間32得点を挙げた。打撃部門“八冠”(打率、本塁打、安打、塁打、得点、出塁率、長打率、OPS)も視野に入る勢いで、前半戦を突っ走った。

 その柳田を打点、本塁打数で上回るのが、2位・中田翔(北海道日本ハム)。本人も「今年はレベチ(レベルが違う)」という打撃で8月22日、両リーグ最速20号に到達すると、その後も本塁打を量産し続けている。また8月の月間30打点は球団では1974年5月の大杉勝男以来、46年ぶりの快挙だった。

 3位の浅村栄斗(東北楽天)は本塁打、打点を大阪桐蔭高の先輩・中田と争う。浅村もスイングといい、飛距離といい、打球音といい、破壊力抜群。今季は特に鳴り物なし、大声援もチャントもなしで、プレー中の“音”がよく聞こえる。そのあたりも、この上位陣を見る楽しみの一つになっていないかな。

 4位・吉田正尚(オリックス)は最下位のチームにあって、孤軍奮闘。今季は例年に比べると本塁打こそ少ないが、3割はもちろん、首位打者争いのトップに躍り出た。投票締め切り後には、連続試合安打もイチロー越えの24まで伸ばしている。

 そして今季のダークホース(!?)千葉ロッテから5位・マーティン、6位・和田康士朗、10位・安田尚憲の3人がトップ10入り。マーティンは「僕はホームランバッターじゃない」と言いつつ20本塁打を突破、しかも結構いいところで打つ。7月21日から4番に座る安田は、徐々に数字を上げているが、それ以上に4番らしいどっしり感を備え、いかにも頼もしい。6月、練習試合開始直前に支配下登録されたばかりの和田は、リーグトップの盗塁数をマーク。まだまだ走塁技術は進化中ながら、その快足だけでも見ていてワクワクする。

 6位・栗原陵矢(ソフトバンク)は、他球団ファンなら「あれ? そうだったっけ?」と思いそうだが、実は捕手登録。今季は一塁、外野を守り、そのユーティリティー性と2ケタ本塁打の打棒でスタメンはもちろん、4番に座ることもある。

 ユーティリティーといえばこの人、鈴木大地(楽天)は8位。新天地移籍初年度ながら、打席でもフィールドでもベンチでも、生え抜き10年選手のようになじんでいるのが、この人のいいところだろう。

 今季、自慢の強力打線に元気のない埼玉西武は栗山巧がただ一人、トップ10入り。セの青木宣親(東京ヤクルト)にしろ栗山にしろ、今の37、38歳はまだまだ元気なのだ。チームトップの打率に、レフトの守備でも再三好守を見せ、女性ファンの心も今なおガッチリつかんでいる。

(文:前田恵)

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