今季の大谷翔平は「74本塁打」を達成!? 糸井氏、杉谷氏、AKI猪瀬氏が語り尽くす

加賀一輝

左から、DJケチャップ氏、AKI猪瀬氏、ネゴシックス氏、糸井嘉男氏、杉谷拳士氏 【(c) ABEMA】

 スポーツナビとABEMAがYouTubeでコラボ! その名も「MLBラボ」。今回は「ABEMA MLB番組公式アンバサダー」に就任した糸井嘉男氏と杉谷拳士氏、MLBアナリストのAKI猪瀬氏、イラストが得意なお笑い芸人・ネゴシックス氏をゲストに招き、DJケチャップ氏が軽快なトーンで番組を進める。

 番組のテーマは「今シーズンのMLB見どころ総チェック」。本稿では「大谷翔平の2025シーズン展望」について、まとめたい。

二刀流復活は夏以降?

収録では、大谷翔平の「二刀流の復活」があるかについて議論が交わされた 【(c) ABEMA】

 大谷の今季最大のトピックといえば、ズバリ「二刀流の復活」。打者専念で「54本塁打ー59盗塁」を成し遂げた昨季を経て、いよいよ本来の投打二刀流がドジャースで見られる。

 投手復帰は5月以降と見られる中、糸井氏は「さらに進化を遂げる。2ケタ勝利行くんじゃないですか?」と確信。では、実際のところはどうなのか。AKI氏がスプリングトレーニングから来日後に至る、ドジャースの“温度感”を紹介した。

「スプリングトレーニングで取材した時点ではGW明けぐらいかな? と思われましたが、そこから6〜7月のイメージになって来日しました。来日後にチームの関係者と話したところ、ドジャースサイドとしては後半戦、8月ぐらいに戻ってきてくれた方がチームマネジメント的にも良いみたいです」

 この後AKI氏が明かした、ドジャースの思惑とは。ぜひ本編で見てもらいたい。

左肩手術の影響は?

大谷にある不安要素のひとつに、昨季終了後に手術した左肩の状態がある。DJケチャップ氏は、利き腕でない左肩を手術した、ある日本人投手のエピソードを紹介 【(c) ABEMA】

 もう一つ気になるのは、昨季終了後に手術した左肩の状態。当初は亜脱臼とされていたが、のちに関節唇の損傷も判明。決して軽傷ではない故障を治した上での新シーズン突入だ。

 少し身体を絞ったのでは? という情報もありつつ、実際のところはオフに十分なトレーニングを積めなかったのかもしれない。それでもオープン戦で菊池雄星(エンゼルス)から本塁打を放ち、東京での開幕シリーズでも“凱旋アーチ”を叩き込むのだから恐ろしい。

 左肩の状態は、野手よりもむしろ投手復帰の際に影響しそうだ。というのも、右投手の大谷は投球する前に前腕の一部である左肩を引かないといけない。その左肩を引く動作が身体に負担を及ぼすのだ。

 本編ではDJケチャップ氏が、利き腕でない左肩を手術した、ある日本人投手のエピソードを紹介している。実際に事例があると、確かになるほどと思わせてくれる。

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著者プロフィール

1988年3月6日、愛知県生まれ。成蹊大学卒業後、一般企業を経て独立。ライティング、MCなど幅広く活動する。2016年〜23年まで『スポーツナビ』にて編集・編成を担当。在職中に五輪・パラリンピックへの派遣、『Number』『文春オンライン』等への寄稿を経験。趣味は草野球で、1週間で20イニング投げることも。

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