ファンが選ぶ!最高のFA移籍ランキング

記事

スポーツナビでファン投票を実施した「ファンが選ぶ!最高のFA移籍ランキング」企画。ファンの方に、最高のFA移籍をしたと思う選手を投手と野手でそれぞれ最大3人まで選んで投票してもらいました。今回は野手編。はたして1位に輝いたFA移籍選手は!?



※1人3票まで投票可能
※ランキング上位はスポーツナビアプリでご覧いただけます

ランキング

順位 選手名 移籍年・球団 得票率
1 松井秀喜 2002年・巨人→ヤンキース 21.91%
2 落合博満 1993年・中日→巨人 12.55%
3 新庄剛志 2000年・阪神→メッツ 8.47%
4 清原和博 1996年・西武→巨人 7.74%
5 金本知憲 2002年・広島→阪神 6.89%
6 内川聖一 2010年・横浜→ソフトバンク 4.34%
7 松井稼頭央 2003年・西武→メッツ 3.15%
8 近藤健介 2022年・日本ハム→ソフトバンク 3.02%
9 城島健司 2005年・ソフトバンク→マリナーズ 2.89%
10 小笠原道大 2006年・日本ハム→巨人 2.64%
11 川﨑宗則 2011年・ソフトバンク→マリナーズ 2.34%
11 谷繁元信 2001年・横浜→中日 2.34%
13 稲葉篤紀 2004年・ヤクルト→日本ハム 2.30%
14 駒田徳広 1993年・巨人→横浜 2.04%
15 和田一浩 2007年・西武→中日 2.00%
15 森友哉 2022年・西武→オリックス 2.00%
17 田口壮 2001年・オリックス→カージナルス 1.96%
18 福留孝介 2007年・中日→カブス 1.53%
19 新井貴浩 2007年・広島→阪神 1.49%
20 糸井嘉男 2016年・オリックス→阪神 1.40%

スポーツナビアプリ 無料ダウンロード

スポーツナビアプリ
全ランキングを見るならスポーツナビアプリ(無料)
iPhone版ダウンロードボタン Android版ダウンロードボタン
QRコード
対応OS
iOS 15.0以上
Android 8.0以上
  • アプリケーションはiPhoneとiPod touch、またはAndroidでご利用いただけます。
  • Apple、Appleのロゴ、App Store、iPodのロゴ、iTunesは、米国および他国のApple Inc.の登録商標です。
  • iPhone、iPod touchはApple Inc.の商標です。
  • iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。
  • Android、Androidロゴ、Google Play、Google Playロゴは、Google Inc.の商標または登録商標です。

解説

投手・野手合わせてもっとも多くの票を集めた松井秀喜(写真中央)。名門ヤンキースでは数々の伝説を残し、ニューヨークで愛されるスターとなった【Photo by Mario Tama/Getty Images】

「ファンが選ぶ!最高のFA移籍ランキング」野手編はランキング上位20人中、海外FA組が7人、国内FA組が13人で、海外組13人、国内組7人だった投手編とは見事に正反対の割合。MLBに移籍する選手数の“投高打低”ぶりが窺われる結果となった。

 得票率21.91%でダントツの1位に輝いたのは、“ゴジラ”こと松井秀喜だ。新庄剛志(3位=現日本ハム監督)、田口壮(17位=現オリックスコーチ)に次ぎ、野手としては3人目の海外FA移籍。しかし当時、天下の巨人軍で主力として活躍、数々のタイトルを手にしたスラッガーがMLBに挑戦すること自体、大ニュースだった。“日本のホームランバッターはMLBでは通用しない”とされていたからだ。だが、松井はその風評を覆した。

「松井を選ばずして、誰を選ぶのか。ワールドシリーズで打ったホームランは忘れられない」とは、松井に1票を投じたファン(以下、カギカッコ内はファンのコメント)。2009年、フィリーズとのワールドシリーズで、ヤンキース・松井は6戦すべてに出場し打率.615、3本塁打、8打点。チームは4勝2敗で世界一に輝き、日本人選手史上初のMVPを獲得したのだった。

 2位の落合博満は、FA制度元年の1993年オフに、中日から巨人へ移籍。長嶋茂雄監督からのラブコールに応えた形ではあったが、長男を“東京の公立小学校に入学させたい”と願う信子夫人のひと言が、東京を選んだ最大の理由だったという。“元年組”の中では巨人・駒田徳広が、「(横浜に)移籍したことによって、選手寿命が延びたような気がする」とFA導入期の成功例として、14位に選ばれた。

 共に海外組の3位・新庄、11位・川﨑宗則は、そのチャレンジャー精神と現地でハツラツとプレーする姿がファンの印象に強く残っているようだ。新庄には「いろんな人に無謀だと言われても自身の信念を貫いて挑戦する姿に、すごいなと感じたのを覚えています」、川﨑には「イチローと一緒にプレーできて幸せそうだったから」とのコメントがそれぞれ、ファンから届いている。

 4位・清原和博の1996年オフのFA移籍には、西武にドラフト指名されたときから12年にわたって続く、“ストーリー”があった。子どものころから憧れていた巨人がPL学園の盟友・桑田真澄をドラフト1位に選択し、6球団競合で西武に1位指名されながら涙を流したこと。1987年、巨人との日本シリーズで日本一を目前に、ドラフト時のことを思い出し涙したこと。そして、「FAでようやく(巨人のユニフォームを着る)夢が叶った」こと。そのうえ、長嶋監督から“僕の胸に飛び込んでいらっしゃい”などと言われては、移籍に踏み切らぬはずがない。

 国内FA組ではそのほか、移籍先のチームで優勝に貢献する活躍をした選手、移籍先でもファンに慕われ、チームの顔になった選手が多数の票を集めた。また、2023シーズンが終わった直後のアンケートだっただけに、今季FA移籍先でファンの期待に応えたばかりの選手たちも、20位以内にお目見えしている。

 うち8位の近藤健介は、日本ハムからソフトバンクへ移籍。わずか4厘差(.303)で首位打者を逃したが、本塁打王(26本)と打点王(87打点)を獲得し、あわや三冠王の快進撃を見せた。しかしチームは3季連続でリーグ優勝を逃したばかりか、CS進出をも終盤まで争っていただけに、「今年、近藤がいなかったら本当に終わっていたと思う」という声も。15位・森友哉は、オリックス移籍初年度からリーグ優勝の輪に加わったことで、「タイミング的に、強いオリックスにうまく移籍したと思う」と評された“持っている男”である。

(文:前田恵、企画構成:スリーライト)

関連リンク

編集部ピックアップ