ファンが選ぶ! W杯で活躍した日本代表選手ランキング【MF編】

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スポーツナビで投票を実施した、「ファンが選ぶ!サッカーW杯日本代表・歴代最強ベストイレブン」企画。W杯で活躍した選手をポジション別で投票してもらいました。
FW、MF、DFの各ランキングと、全ポジションの投票数上位で構成したベストイレブンを掲載します。
今回はMF編。はたして1位に輝いた選手は!?
※ランキング上位と解説コラムはスポナビアプリのみでご覧いただけます

順位 選手名(W杯出場・得点) 得票率
1 中田英寿(10試合・1得点) 64.00%
2 長谷部誠(11試合・0得点) 49.30%
3 本田圭佑(10試合・4得点) 42.26%
4 遠藤保仁(6試合・1得点) 30.41%
5 中村俊輔(4試合・1得点) 28.51%
6 小野伸二(6試合・0得点) 23.76%
7 香川真司(6試合・1得点) 14.87%
8 稲本潤一(8試合・2得点) 10.23%
9 乾貴士(4試合・2得点) 5.81%
10 名波浩(3試合・0得点) 4.42%

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解説

W杯には98年フランス大会から3大会連続して出場した中田。06年ドイツW杯後の電撃引退は衝撃的だった【Getty Images】

 圧倒的な得票率で2位を引き離し、1位に輝いたのは中田英寿だ。日本代表を初めてW杯へと導く活躍を見せただけでなく、欧州での日本人選手の価値向上にも大きく貢献したパイオニア的な存在。「現在も過去もこの人を超える日本人フットボーラーはいない!」「中田英寿だけは別格だった」などと多くの支持を集めた。

 日本代表史上、最高のキャプテンと評される長谷部誠は2位となった。10年南アフリカW杯でゲームキャプテンに指名されると、14年ブラジルW杯、18年ロシアW杯ではチームキャプテンとしてメンバーを束ねた。熱いプレーと冷静沈着な振る舞いが印象深い。

 3位に入った本田圭佑は、W杯3大会連続で得点とアシストの両方をマーク。これは1966年イングランドW杯以降では、デイビッド・ベッカム(元イングランド代表)、アリエン・ロッベン(元オランダ代表)らに続く歴代6人目の快挙となった。「チームが苦しいときに決めてくれるイメージ」というコメントが示すように、勝負強さが際立っている。

 4位には遠藤保仁がランクイン。国際Aマッチ出場152試合は日本代表歴代トップ。06年ドイツW杯ではフィールドプレーヤーとして唯一、出場機会を得られなかったが、その屈辱をバネに日本屈指のボランチへと成長した。10年南アフリカW杯のデンマーク戦で見せた本田との連続フリーキック弾は今でも語り草だ。「そのブレないプレースタイルはまさに日本の至宝」とファンからも高く評価されている。

02年日韓W杯の落選に始まり、W杯との相性は決して良くなかった中村(写真中央)だが、日本サッカー史上屈指のタレントだったのは間違いない【Getty Images】

 先日、現役引退を表明した中村俊輔は5位に入った。W杯には06年ドイツ大会、10年南アフリカ大会に参加。前者はコンディション不良で、後者はサブに降格したため、W杯本大会で目覚ましい活躍をすることはなかったが、セルティック時代にはチャンピオンズリーグで躍動。日本が誇るスーパーレフティであることは間違いない。

 6位は、98年フランスW杯、02年日韓W杯、06年ドイツW杯に出場した小野伸二。フランスW杯当時は高校卒業3か月後の18歳。ジャマイカ戦で途中出場すると、相手を股抜きしてシュートを放つなど才能を見せつけた。日韓W杯のベルギー戦で鈴木隆行の起死回生の同点ゴールを演出した絶妙のフィードも忘れられない。

 中村俊輔から10番を引き継いだ香川真司は7位にランクイン。14年ブラジルW杯はギリシャとの第2戦でスタメンから外れ、コロンビアとの第3戦は大敗と苦しい結果に。しかし、18年ロシアW杯ではコロンビア戦でPKを奪い、自ら決めてリベンジに成功。ベルギー戦でも乾貴士のゴールをアシストするなど、10番の役割を果たした。

 8位の稲本潤一は02年日韓W杯、06年ドイツW杯、10年南アフリカW杯の3大会に出場した。「日韓W杯のゴールが忘れられない」「稲本のゴールなくしてベスト16はなかった」など、多くのコメントが自国開催での大会を盛り上げた2ゴールに言及したものだった。

 9位は乾貴士。今のところ、W杯出場は18年ロシア大会だけだが、セネガル戦でのゴール右隅を狙ったコントロールショット、ベルギー戦でのミドルシュートのインパクトは絶大だ。

 10位は98年フランスW杯で10番を背負った名波浩だ。中田英寿、山口素弘と組んだ中盤はテクニカルで、その後の日本代表のスタイルを決定づけた。左足から放たれるバラエティ豊かなパスはワールドクラスで、左サイドバック(ウイングバック)の相馬直樹とのホットラインは日本の生命線だった。

(企画・編集/YOJI-GEN)

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