W杯出場決定29カ国「戦力ランキング」日本は何位? 最強のタレント軍団は?

記事

現時点でワールドカップ出場が決まっているのは 29カ国。その全ての国の戦力をFW、MF、DF、GK のポジションごとに各10点満点で評価した。評価の基準は、個のクオリティと選手層。下の表は、各ポジションの評価点の合計値に基づいたランキングだ。全出場国の中で最も戦力が充実しているのはどこか? そして日本の順位は?(監修:遠藤孝輔)

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解説

各ポジションにワールドクラスをそろえ、“ドリームチーム”とも称されるフランスの戦力充実度は、優勝した前回大会時を上回るだろう。特にエムバペ(10)やベンゼマ(19)、グリーズマン(7)らを擁するFW陣はまさに絢爛豪華(けんらんごうか)【写真:代表撮影/ロイター/アフロ】

 他の追随を許さないのがフランスの充実度だ。今大会の「顔」になりうるキリアン・エムバペを筆頭に、百戦錬磨のカリム・ベンゼマ、アントワーヌ・グリーズマン、オリヴィエ・ジルー、稀代(きだい)のドリブラーであるキングスレイ・コマン、ウスマン・デンベレなど多士済々のFW陣は文句なしの満点査定。ラファエル・ヴァランヌとプレスレル・キンペンベの両レギュラーを軸に、ラ・リーガ屈指の実力者であるジュール・クンデやクレマン・ラングレが控える“CB大国”でもあり、中盤にはエヌゴロ・カンテとポール・ポグバ、最後尾にはユーゴ・ロリスを擁すなど盤石の陣容に仕上がっている。

 前回王者に次ぐのはブラジルとイングランドか。どちらもフランスと並んで、優勝候補の最右翼と目されるのは伊達ではない。

 20年ぶりの王座返り咲きを狙うセレソン最大の強みは、世界屈指の実力者を2枚(エデルソンとアリソン)抱えるGK。ネイマール、ヴィニシウス、ガブリエウ・ジェズス、ロベルト・フィルミーノらクラックがズラリとそろうFW、チアゴ・シウヴァとマルキーニョスに加え、進境著しいエデル・ミリトンと3人のワールドクラスを抱えるCBも特筆に値するが、ボランチのカゼミーロ以外にトップレベルのタレントがいないMF、サイドバックの顔ぶれはフランスにやや見劣りするところだ。

 イングランドは中盤から最前線にかけての人材が強烈きわまりない。得点王候補のハリー・ケイン、最優秀ヤングプレーヤーの称号を争いそうなフィル・フォーデン、メイソン・マウント、プレミアリーグ屈指のセントラルMFデクラン・ライス、弱冠18歳にして10番を背負うジュード・ベリンガムらビッグタレントを擁し、ジェイドン・サンチョやマーカス・ラッシュフォードのエントリーが危ぶまれるほどの選手層を誇る。一方で、万人が認めるワールドクラスのDF&GKは、右サイドバックのトレント・アレクサンダー・アーノルドが唯一。特にGKは世界をリードする存在が1人も見当たらない。

 対照的に、ドイツは“GK大国”としての威厳を保ち続けている。キャプテンのマヌエル・ノイアーが健在なうえ、クラブシーンで実績十分のマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、ブンデスリーガ屈指のショットストッパーであるケヴィン・トラップなど、2番手以降も他国なら50キャップ以上刻んでいてもおかしくない人材ばかりだ。層の厚みという意味で、ティボー・クルトワに続く存在がやや小粒なベルギーを上回る。ノイアーやクルトワ、エデルソンらとともに、世界最高峰に君臨するジャンルイジ・ドンナルンマ(イタリア)やヤン・オブラク(スロベニア)の不参加は残念だ。

南野のリバプールの同僚であるマネ(写真右)を筆頭に、クリバリ、E・メンディなど世界的な名手を何人も抱えるセネガルは、アフリカの代表チームとしては史上最強のタレント軍団と言えるかもしれない【写真:ロイター/アフロ】

 前線に目を向ければ、ポルトガルのアタッカー陣は紛れもなく同国史上最強。37歳のクリスティアーノ・ロナウドからさすがに全盛期の輝きは失われたが、ベルナルド・シウヴァ、ブルーノ・フェルナンデス、ディオゴ・ジョタ、ジョアン・フェリックスら複数のビッグネームを抱えるだけでなく、オタヴィオ(ポルト)が予選プレーオフで活躍したように国内組のクオリティも高い。個の力をどれだけ組織に落とし込めるか。

 欧州・南米を除く国では、セネガルが最もタレント揃いか。FWサディオ・マネ(リバプール)、MFイドリサ・ゲイエ(パリ・サンジェルマン)、DFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)、GKエドゥアール・メンディ(チェルシー)と、各ポジションに素晴らしいタレントを抱えている。イスマイラ・サール(ワトフォード)やブレイ・ディア(ビジャレアル)、ナンパリス・メンディ(レスター)ら脇を固める人材にも事欠かない。

 スペイン、ドイツと同居する厳しいグループに入った日本は、かつての香川真司のように欧州4大リーグで主役を演じている選手が見当たらない。ただ、アーセナルで高い評価を得ている冨安健洋、千軍万馬の吉田麻也が組むCBは、欧州・南米の中堅国のそれに匹敵。シュツットガルトの主将を務める遠藤航や、ポルトガルの名門スポルティングへの移籍が噂される守田英正など粒揃いのMFが、アジアで頭ひとつ抜けているのも間違いない。また、アジア最終予選で輝いた伊東純也や三笘薫が、前回大会の柴崎岳や乾貴士のように世界をアッと言わせる可能性も十分。この大会で大きく名を揚げてほしいところだ。

(企画・編集:YOJI-GEN)

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