歯科医に聞いた「歯の黄ばみやくすみを防ぐ」4つの習慣

MELOS -メロス-
歯の黄ばみやくすみが気になる……でも時間もないし、いまの生活のなかで簡単に改善できる方法はないのでしょうか? 歯科医・菊地 由利佳先生に聞きました。

【MELOS】

菊池先生:日常的な習慣を改善することで、歯の黄ばみやくすみを防ぐ、進行を遅らせることはできます。

1.歯を乾いた状態にしない

乾いた歯で食事をすると、食べ物の色が残りやすくなります。歯を乾いた状態にしないようにしましょう。
また、歯の乾燥を防ぐために、「口を閉じる」「こまめに水を飲む」「キシリトール配合のガムを噛む」などのことを実践しましょう。

2.着色しやすい食品・飲み物を控える

着色しやすい食品・飲み物を避ければ、着色汚れの悪化は緩やかになるでしょう。これらを食べた後は、できるだけ早くうがいや歯磨きを行いましょう。
ただし、歯の黄ばみは、年齢や元々の色などで個人差があります。着色しやすい食品を避けたとしても、黄ばむ可能性があります。

▼避けた方がいい食品・飲み物

食品…カレー、バナナ、チョコレート
飲み物…赤ワイン、ウーロン茶、紅茶、コーヒー

3.歯磨きは丁寧にブラッシングする

食後の歯磨きでは、「小刻みに動かす」「歯と歯茎の間、歯と歯の隙間をブラッシングする」ことを意識しましょう。強く磨く必要はないです。
特別なケアをしなくても毎日のブラッシングが行き届いていれば、ある程度の白さを保てる人もいます。

4.セルフケアホワイトニングを取り入れる

自宅でできるホワイトニングアイテムを取り入れましょう。次のような手軽に使えるアイテムが販売されています。

・LEDライトを使用したホワイトニング機器
・ホワイトニング歯磨き粉
・歯のマニュキュア、歯の消しゴム(どちらも一時的なもの)

習慣を変えれば、歯科でおこなうホワイトニングまでの変化が出なくとも、黄ばみやくすみの進行を遅くすることはできるでしょう。
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