住之江ルーキーシリーズ第6戦 ダッシュ戦で己を磨く村松将平

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【(C)BOATRACE 村松将平】

ボートレース住之江(ナイター)の「ルーキーシリーズ第6戦 スカパー!・JLC杯競走」はきょう18日が4日目、予選最終日(得点のカウントは11Rまで。12Rは一般戦)だ。
3日目終了時点の準優ボーダーは6.00で標準的だが、熾烈(しれつ)なのは上位争い。トップは常住蓮が有力だが、以下のように得点率8点以上が7人となっている。(カッコ内は4日目の参戦レース)

常住 蓮 9.50(8R1号艇・12R2号艇)
西岡顕心 8.75(4R1号艇・11R2号艇)
藤原碧生 8.60(4R2号艇・10R1号艇)
竹間隆晟 8.50(6R3号艇・12R1号艇)
前田 滉 8.40(6R4号艇・11R3号艇)
砂長知輝 8.40(8R4号艇)
井本昌也 8.20(3R3号艇・10R2号艇)

【(C)BOATRACE 村松将平】

こうした上位陣に加わることはできないものの、初おろしのモーターとボートに必死で向き合っている若者がいる。静岡出身・静岡支部の133期生、村松将平(24歳)である。
「まっさらなモーターとボートは、自分にとって地図のない森を歩くようなもの。どうしたらいいのか全然分からなくて…」と実情を正直に話してくれた。確かに、ここまでの成績は6着・6着・3着・6着と芳しくない。それも道中で抜かれることもあり歯がゆい思いだろう。

【(C)BOATRACE 村松将平】

結果を残すには有利な1コースに入るなどの方法もあるが、村松将平はそれをヨシとしておらず「センター・アウトから最低でも4点以上の勝率をマークすることが先決。同期たちが内に入りはじめているので揺らぎそうになることもありますが、レース力を磨く場はそこだと決めてがんばっていきたいです」と針は明確だ。

静岡県浜松市の城北工業高校卒業生は器械体操部のOB。SGウイナー坪井康晴の後輩だが、「坪井さんが部の先輩だということは選手になってから知りました。厳しい部活動で学んだことはたくさんありますが、そのひとつが本番は1回限りということ。そのうえで挑戦しないといけない点が共通していると思います。それから、たとえ失敗しても演技をやめたり顔に出してはならないのも同じだと感じています」と競技への姿勢は実に真摯。準優に進むことはできないが、最善を尽くすチャレンジャーに注目したい。
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