【シニア最終予選/1R】沢田尚、杉山佐智雄が68をマークして首位スタート ~上位選手コメント~
初日は曇り空の下、いぶすきゴルフクラブのシンボル・開聞岳も厚い雲で山頂が隠れたままの一日。冷たい風がコースに流れ込んでくるが、高い集中力を保っている選手は緊張のスタートを切った。
4アンダー首位発進の沢田尚はかじかむ寒さの中でも半袖でプレー。6バーディ・2ボギーでまとめ、ホールアウト後は安堵の表情を見せた。同スコアの杉山佐智雄は1イーグル・5バーディ・3ボギーと攻守切り替えながらプレーを展開しての好発進だ。
第2ラウンドは曇り雨の天気だが、最高気温は20℃を超える予報。いぶすき特有の吹き抜ける風も味方に、選手は続く2日を見据えて戦いに挑む。
◇ 第1ラウンド 上位選手コメント ◇
このコースはグリーン勝負ですが、グリーン周りも難しいので気が抜けないです。4アンダーで回れると思っていなかったので、安心しました。
(インスタート)11、12番で連続バーディ、17、18番でもバーディが獲れて前半32で回りましたが、後半1番ホールで、ティーショットを右バンカーに入れてしまい、出すだけで2パットボギー。続く2番では左、右とショットが定まらず、5メートルのボギーパットをなんとか入れて凌げました。5番は1.5メートル、8番は1メートルを決めて、後半は耐えてスコアを戻せました。
油断できませんが、残り2日もがんばります。
こういうふうに、ラッキーが多かったり上手くいく日もあるんだなという感じです。
フェアウェイの良いところに置いて刻んで。グリーンは硬く仕上がっていてとても難しいので、グリーン上、載せるところを意識して初日挑みました。マネジメントもうまくいきました。前半2つ、後半も2つバーディが獲れたのは、同伴組の先輩方が良いプレーだったこともあって、プレーを引っ張ってもらった感じがあります。
44歳から5年間、所属コースの岐阜関でキャディマスター業務しかやっていなかったこともあり、シニア入りの直前で試合に向けて急ピッチで調整してきました。シニアツアーは、もちろん若いうちがチャンスだと思っています。失うものは何もないし、チャレンジャーの気持ちです。
残り2日は考えすぎないようにして、凌いでいきたいです。
練習場ではショットが右にしかでなかったし調子が悪かったのですが、終わってみたらスコアはなんとかなりましたね。
途中6、7番で一瞬強い雨が降って、2つボギーにしてしまいましたが、耐えて続けられました。最終18番でチップインイーグルを獲ってジャンプアップできました。
ゴルフ自体は苦しいです。このコースは悪いスコアもビックスコアも両方出るので、易しくはないのですが、コースとの相性が良いからかもしれません。
ヒジ・コシ・ヒザ痛と満身創痍でやっています。守れるものはないですから、初心に気持ちをリセットして明日以降もプレーします。
初日はいつもうまくいかないけど、今日は良かった。先週ぎっくり腰やってしまって、ちゃんと歩けるようになったのが大きいです。必死でやってます。
なんとかゴルフは耐えられましたが、グリーンスピードもコンディションも良いので、パッティングは難しかったです。
特に4か月前のシニア最終戦の時期とは違うこともあり、芝も青いからグリーンが重く見えたりして、心理的にもプレッシャーがかかります。
あと2日、ムリ・ムラ・ムダなく頑張ります。
パターが良くはいりましたね。長いので8メートルが入ったり、全体的にミドルパットが決められて良かったです。
いぶすきではパープレーでラウンドしたことが無かったのですが、アンダー目指して結果がついてきたので、今日は上出来で良かったです。
このコースは難しいので、もう、何が起こってもしょうがないという気持ちです。
細かいところはあまり考えずに、あと2日やり抜きます。
1つだけ大きなミスでした。7番ホールでセカンドフライヤーして、グリーン奥40ヤードにいってしまいそこからホームラン。さらにトップしてバンカーへ。5メートルを沈めてボギーで収まりました。それでも全体的には普通にやらせてもらえたと、ほっとしています。1ピン半の距離が入ったり、短いのが入ったりと運もありましたし、同組みんなそれぞれが自分のことに集中しながらも、良いプレーには声かけあったりと雰囲気が良かったです。
若い時と違って、シニアになってからは球数は打てません。昔は形ばっかり意識していましたしね。
今は体のことばかり考えてますよ。年齢相応にやり過ぎないようにって。特に球の打ち方を意識して練習しています。
初日はスーッと、スムーズにプレーできて良かったです。
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