誰もがスポーツを楽しめる社会の実現に向けて 大阪体育大学・曽根裕二准教授(アダプテッド・スポーツ)
1.スポーツは誰のもの?
2.アダプテッド・スポーツとは?
例えば、目が見えないからサッカーは危険であると禁止するのではなく、目は見えないけど、耳で音を聞くことはできるので、ボールの中に鈴を入れて、音を聞いてプレイできるサッカーにしようと考えるとイメージしやすいかもしれません。パラスポーツ(障がい者スポーツ)の中にはそのようなアダプテッドのヒントがたくさん詰まっています。
3.実践と研究
このようなアダプテッドが当たり前になってくると、全ての人がスポーツを楽しめる社会に近づくように思います。
【参考文献】
植木章三・曽根裕二・高田仁郎 編著(2017)イラスト アダプテッド・スポーツ概論.東京教学社.
曽根裕二(教育学部准教授)
専門は「アダプテッド・スポーツ」「特別支援教育」であり、重度障害児・者のスポーツ活動やインクルーシブ体育に関する研究や実践に取り組んでいる。 またパラリンピックの正式競技でもあるボッチャでは代表コーチとして東京パラリンピックに帯同した。 担当科目は、肢体不自由教育指導法、アダプテッド・スポーツ実技など。本学では、アダプテッド・スポーツ部 監督を務める。
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