3月1日、倉敷マスカットスタジアムで行われた東北楽天と広島のオープン戦は、1対1の引き分けで終了した。

　東北楽天は初回、小深田大翔選手の四球などで2死2塁とし、浅村栄斗選手の適時打で1点を先制する。

　先発・早川隆久投手は、初回を3者凡退に抑えると、2回表、3回表はそれぞれ走者を許しながらも要所を締める投球を披露。3回50球2安打無四死球2奪三振無失点でマウンドを降りた。後を受けた松井友飛投手も、2イニングを2安打無失点にまとめると、以降は今野龍太投手、藤平尚真投手がそれぞれ1イニングずつを無失点でつなぐ。

　しかし8回表、5番手・渡辺翔太投手がマウンドに上がると、2四球と安打などで2死1、2塁とし、渡邉悠斗選手に同点打を許してしまう。1対1のまま迎えた8回裏は、宗山塁選手、伊藤裕季也選手の安打などで2死満塁の好機を得るも、無得点に終わると、最終9回裏は3者凡退に倒れ、試合は引き分けで終了した。

　東北楽天は、6回まで早川投手、松井友飛投手、今野龍太投手が無失点リレーを披露すると、4番手・藤平尚真投手は1回3奪三振無失点と圧巻の投球を披露。しかし、打線は、初回の得点以降、相手投手陣の前に好機をつくることができなかった。

　 １２３４５６７８９ 計
広 ０００００００１０ １
楽 １００００００００ １

広 佐藤柳之介-松本竜也-高橋昂也-玉村昇悟-岡本駿
楽 早川隆久-松井友飛-今野龍太-藤平尚真-渡辺翔太-西垣雅矢