すぐできる「痩せ体質になる生活習慣」をパーソナルトレーナーが伝授

MELOS -メロス-
なかなか生活に根付かせにくい「痩せ体質を作る習慣」。今回は、ビューティーボディアドバイザーでパーソナルトレーナーの野本麻紀子さんに、「すぐできる」痩せ体質になる生活習慣を教えてもらいました。

「ながら運動」や「食事の見直し」など簡単な習慣を変えるだけで大丈夫。再確認して、痩せ体質を作る習慣を根付かせていきたいと思います!

【MELOS】

痩せにくい体質の「原因」は5つ。変えられる原因もある

野本さん:痩せにくいのは、次の5つの原因が影響していると考えられます。

・運動不足
・食生活の乱れ
・睡眠不足
・加齢
・遺伝

痩せにくい遺伝の影響は3割。では、太る1番の原因は?

野本さん:痩せにくい体質は、遺伝するケースがあります。この場合、遺伝子が「エネルギーを消費せずに溜め込む性質」を持っていると考えられています。結果、痩せにくい体質になっています。

しかし遺伝の影響は、3割程度だと考えられています。

では太る1番の原因は何でしょうか? それは、生活習慣が影響していると考えられます。

5つの生活習慣を変えて「痩せやすい体質」に変身!

野本さん:生活習慣を見直すことで、痩せやすい体質になることは可能でしょう。痩せ体質になるために、次のことを実践しましょう。

実践1 ながらでOK!運動習慣を身につける

下半身をメインに筋トレを行いましょう。下半身は大きな筋肉が集まっているため、これらを鍛えると効率よく消費カロリーを増やせる可能性があります。

【MELOS】

おすすめはスクワットです。基礎代謝量が上がり、痩せやすくなると考えられます。

また、日常生活で「階段を使う」「1駅分歩く」「いつもより少し速く歩く」などを習慣化するのも良いでしょう。

実践2 4つの栄養素が入った食事を摂る

肉・魚・野菜を中心に、バランスの良い食事を摂りましょう。

▼おすすめの栄養素を含む食材
たんぱく質 : 肉類、魚介類、卵、豆腐、納豆 など
ビタミンB1 : 玄米、豚肉、カツオ、うなぎ、大豆 など
ビタミンB2 : うなぎ、アーモンド、納豆、卵 など
ビタミンB6 : レバー、さんま、豆乳、卵、バナナ など

▼控えた方が良い食材

揚げ物、スナック菓子、冷たい飲み物、冷たい食べ物は、摂取を控えましょう。揚げ物やスナック菓子は、高カロリー高脂質なため、ダイエットの妨げになります。

冷たい飲み物や食べ物は、代謝を低下させる原因につながります。

実践3 腸内環境を整える食材を摂る

腸内環境を整えると、血行が良くなり、代謝が上がる可能性があります。特に排便を促す「食物繊維」や、腸内環境を整える「乳酸菌」、乳酸菌の栄養源になる「納豆菌」を積極的に摂取しましょう。

▼腸内環境を整える栄養素を含む食材
食物繊維 : 果物、海藻 など
乳酸菌 : ヨーグルト、ぬか漬け、チーズ など
納豆菌 : 納豆

実践4 「喉が渇く前に」こまめに水を飲む

水分を摂取すると、血行が良くなり、効率よく筋肉を増やせる可能性があります。その結果、基礎代謝が上がり、痩せやすい体につながります。

▼1日の水分摂取推奨量
運動習慣のない人 : 2.3~2.5リットル
運動習慣のある人 : 3.3~3.5リットル

実践5 毎日6~8時間の睡眠をとる

十分な睡眠をとることで、成長ホルモンの分泌が活発になりやすいです。成長ホルモンには「脂肪燃焼」「筋肉量増加」などの作用があり、痩せやすい体づくりをサポートする可能性があります。

毎日6~8時間の睡眠時間を確保しましょう。

野本さん:本気で体質を改善したい場合は、パーソナルジムに通うのもオススメです。パーソナルジムでは、個人の体質を確認し「食事」「運動」のアドバイスを、プロ目線で行います。

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