ラリーガ EA SPORTS 、第25節プレビュー

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2024/25シーズンのラリーガ EA SPORTS のタイトルレースは、ヨーロッパの主要リーグで最も先が読めない混戦模様を呈してきた。首位バルセロナと2位レアル・マドリーは共に勝ち点51。さらにアトレティコ・デ・マドリーも1ポイント差で3位につける。今週末に行われる第25節でも、トップ3の順位が入れ替わる可能性は十分にありそうだ。

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今節の先陣を切るのは、2月21日(金)のオサスナ対セルタ。両者は前節、レアル・マドリーとアトレティコから勝ち点を奪って首位争いを盛り上げた。両者の差は3ポイント。勝ち点32の9位オサスナはもちろん、同29で14位につけるセルタにも来季のヨーロッパ進出の望みは残されており、上位争いの直接対決としても注目の一線となる。

2月22日(土)の1戦目はアラベス対エスパニョール。こちらは勝ち点2差の19位と15位による、残留争いの直接対決となる。前半戦の同カードではハビ・プアドがハットトリックを達成し、エスパニョールが3ー2で競り勝った。今回も年明け以降の成績も1勝2分3敗のアラベスに対し、2勝3分1敗と上り調子のエスパニョールに分があるか。

続くラージョ・バジェカーノ対ビジャレアルは勝ち点6差で6位と5位による上位対決。ラージョは前節バルセロナに惜敗したものの、それまでクラブ新記録の9戦無敗を維持していた。対するビジャレアルも直近の5試合は3勝2分。共に好調の2チームによる注目の好カードだ。

土曜の残る2試合には首位争いを繰り広げる2チームが登場。まずは現地時間18時半より、3位アトレティコがバレンシアとのアウェーゲームに挑む。直近5試合で1勝3分1敗と足踏みが続いているアトレティコに対し、バレンシアは3勝1分1敗。いまだ降格圏から抜け出せてはいないものの、着実に調子を上げている。しかも昨季のメスタージャでの同カードはバレンシアが3ー0で快勝しており、アトレティコにとって楽な試合とはならなそうだ。

土曜のラストマッチはラスパルマス対バルセロナ。バルセロナは前節に4連勝目を挙げ、首位の座を奪回したばかり。一方のラスパルマスは年明け以降1分5敗と絶不調に陥り、降格圏と同勝ち点の17位まで後退している。第15節の対戦時はラスパルマスが敵地で番狂せを起こしたが、勢いを取り戻したバルセロナから再び勝ち点を奪うことはできるだろうか。

オサスナは前節、レアル・マドリーに先制されるもアンテ・ブディミールのゴールで追いつき、1ー1のドローに持ち込んだ 【(C)LaLiga】

前節セルタ戦は1ー1。アレクサンダー・ソルロートのゴールで敗戦は逃れたものの、アトレティコは直近5試合で1勝しか挙げられていない 【(C)LaLiga】

前節ラージョ戦ではロベルト・レバンドフスキが唯一のゴールを挙げ、1ー0で勝利。バルセロナは4連勝でレアル・マドリーから首位の座を奪回した 【(C)LaLiga】

2月23日(日)の1戦目はアトレティック・クルブ対バジャドリー。5連敗中で最下位に沈むバジャドリーは、セビージャに大敗した前節終了後にディエゴ・コッカ監督を解任。12月にも暫定監督を務めたアルバロ・ルビオ新監督の就任を発表している。対するアトレティックは前節まで15試合も無敗を維持。ただ直近4試合のうち引き分けが3つあり、最下位相手のホームゲームでは確実に勝ち点3が欲しいところだろう。

日曜の現地時間16時15分には今節屈指の注目カード、レアル・マドリー対ジローナがキックオフを迎える。昨季の同時期に行われた同カードは首位決戦として注目を集め、レアル・マドリーが快勝して独走体勢を固めた。今回レアル・マドリーはここ3試合2分1敗と足踏みが続き、単独首位の座を失ったばかり。ジローナも年明け以降は2勝4敗と黒星が先行しており、お互い踏ん張りどころで迎える一戦となる。

3戦目はヘタフェ対ベティス。ヘタフェは年明け以降、リーグトップの4勝2分と絶好調。とりわけアウェーでは4連勝中と勝負強さを発揮している一方、ホームでは最多7度の引き分けが表す手堅さが際立っている。ベティスも成績は不安定ながら、アントニーら新戦力の加入もあって状態は上向いており、面白い対戦となりそうだ。

日曜の夜を飾るのはレアル・ソシエダ対レガネス。レアル・ソシエダはここ5試合で4敗を重ね、6季連続のヨーロッパ進出は遠のきつつある。一方のレガネスもここ4試合2分2敗と勝てておらず、降格圏とは勝ち点1差。お互い後がない状況ながら、とりわけレアル・ソシエダには勝ち点3にこだわる姿勢が求められるはずだ。

今節最後の一戦は2月24日(月)のセビージャ対マジョルカ。マジョルカは前節ラスパルマス戦で5戦ぶりとなる今年初勝利を挙げ、7位に浮上。セビージャも4戦ぶりの勝利によって勝ち点を31に伸ばし、ヨーロッパ進出への望みをつなげた。お互い良い流れで迎える今節、勢いを保つのはどちらになるか。

レアル・マドリーは3戦未勝利ながら、キリアン・エムバペはCLの2試合を含め4戦連続ゴール中と絶好調。水曜のマンチェスター・シティー戦ではハットトリックを達成した 【(C)LaLiga】

前節ジローナ戦では途中出場のボルハ・マヨラルが決勝点を挙げ、2ー1で勝利。ヘタフェは年明け以降4勝2分、アウェーでは4連勝と好調だ 【(C)LaLiga】

ベティスの新戦力アントニーはカンファレンスリーグを含め、早くも3ゴールを記録。前節レアル・ソシエダ戦では1得点1アシストの活躍で主役となった 【(C)LaLiga】

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