臨床心理士が教える、愛情ホルモン(オキシトシン)を増やす7つの方法

MELOS -メロス-
オキシトシンは「愛情ホルモン」や「絆ホルモン」とも呼ばれ、ストレス軽減や心身の健康維持にも効果があるとされ、現代のストレス社会において注目されています。

このオキシトシン、自分で増やすことはできるのでしょうか? 臨床心理士、公認心理師で一般社団法人マミリア代表理事の鎌田怜那さんが解説していきます。

1.心地よいものに触れる

自分の体に触れたり、撫でたり。普段しない人にとっては、変な感じがするかもしれませんが、ボディローションを塗ったり、凝った部分を揉んだりというイメージです。

また、タオルやブランケット、パジャマやスリッパをふわふわ・もこもこのものにするものいいですね。お気に入りをご褒美として購入して、リラックスタイムのお供にしてはいかがでしょうか。

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2.周囲の人に感謝を伝える

たとえば店員、職場の人、近所の人に挨拶やお礼を言うことは、オキシトシン分泌にとても良い影響を与えます。

3.他人を助ける行動をする

ボランティア活動や、困っている人を助けるなどの行動は、オキシトシン分泌を促すと言われています。

4.深呼吸を行う

静かな場所でゆっくりと鼻から息を吸い、口からゆっくり吐き出します。ストレスホルモンを下げ、オキシトシンの分泌を促します。

5.好きな動物の動画を見る

ペットがいれば触れ合うことでオキシトシンが分泌されますが、いない場合は好きな動物の動画を見ることでもリラックス効果があり、間接的にオキシトシンが分泌されることがあります。

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6.自分に優しい言葉をかける

「今日も頑張った」「大丈夫」など、自分に向けてポジティブな言葉をかけることで安心感が生まれ、オキシトシンが増えます。

今日あったイイコトを日記に書き、ポジティブな言葉で締めくくるのもよいでしょう。

7.温かい飲み物を飲む

温かい飲み物(ハーブティーやホットミルクなど)は、体がリラックスすることでオキシトシンを促します。寝る前に飲むとさらにリラックス効果が高まり、ぐっすり眠れる効果も期待できます。
ポイントは、無理せずできる範囲で『人とのつながり』や『自分をいたわる行動』を取り入れること。

こんなことして意味あるの? というような小さな行動でも、積み重ねることで効果を実感できるでしょう。

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