【BOATRACE】地元の原田幸哉が強烈逃げでドリーム戦勝利 G2大村MB誕生祭

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 ボートレース大村(ナイター開催)の「G2ボートレース発祥地記念 第28回モーターボート誕生祭」(優勝賞金490万円)が27日に開幕した。初日は8メートル前後の強い左横風に見舞われて、3R以降は安定板を装着してのレースになった。

 初日12Rには「発祥地ドリーム」が組まれ、1号艇に指名された原田幸哉(愛知出身・長崎支部49歳)【冒頭の写真】が1コースからコンマ01ときわどいスタートを決めて逃げ圧勝。差した辻栄蔵と握った瓜生正義の2着争いは辻に軍配が上がり、3連単の1-2-3は670円の1番人気と順当決着した。

 勝利した原田幸哉は「スタートは入っていてよかった」と胸をなで下ろしたものの、「同体だったら(辻栄蔵さんに)やられるだろうと思ってプレッシャーがあった」とも告白。前検に比べると上積みはあったようだが、上位評価のモーターに乗る辻とのパワーの差はかなりあるという。「今節は優勝だけをめざして気合を入れて走る」と珍しく気合を前面に押し出しており、まだまだ整備、調整の手は緩められない。

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 予選組に連勝者は不在だったが、松村敏(熊本出身・福岡支部41歳)【写真上】が2、1着の好発進。2連対率が34.7%で評価も高いモーターではないが、「出足、行き足がいいのでスタートが決めやすい」と、武器であるスタート力を存分に発揮できそうな手応え。昨年は112勝をマークして最多勝利のタイトルを手にした中辻崇人(120勝)に続く2番目の1着数だった。決め手が鋭いタイプだけに2日目以降も目が離せない。

 初日の1コースは7勝と大村にしては少なめだったが、5Rで初日初の逃げ(1Rの榎幸司は抜き勝ち)を決めたのが森野正弘。2連対率が39.6%で上位の中の上位評価のモーターを手にしており「特訓からスリット近辺には余裕があったし、足はいい方と思う」と機歴どおりの好感触を得ている。

 大村は18、32号機がダブルエース機で池田雄一と室田泰史がゲットしたほか、森野正弘以外では山本隆幸、山口真喜子、辻栄蔵も上位の中の上位評価のモーター。このうち、初日に白星をマークしたのは森野だけだったが、池田あたりはかなり評判になっており、モーター重視で追いかける手もある。
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