【Road to 2026】国際トーナメントで課題に直面。パラアイスホッケー日本代表の課題と収穫
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運命を握る2大会を控える日本代表の課題は
ビックハットで開催された日本、韓国、イタリア、Team MAX(3ヵ国の混合チーム)によるトーナメント 【photo by X-1】
日本代表GKとして経験を積んだ岡部学 【photo by X-1】
キャプテンとして日本代表を引っ張る熊谷 【photo by X-1】
経験不足の他に、大会の入りが悪いことも日本代表の課題だ。大会前に「初戦が崩れるとネガティブになりがち」と主軸の石川雄大が話していたが、初戦を0-4で落とすと、得点できなかった若手エースの伊藤樹を筆頭にチームは意気消沈。課題は持ち越された。
初戦はうまく嚙み合わず、「チャンスでシュート打ち切れなかった」と伊藤 【photo by X-1】
浮き彫りになった得点力不足
安定感を増す26歳の石川。今大会ではディフェンス登録 【photo by X-1】
「これだけ攻めていて、ほぼ点が取れない。結構ヤバい状態」と宮崎遼コーチ。
宮崎コーチは続ける。
「一番得点している伊藤がアメリカに帰ってしまうので、2番手、3番手のスコアラーは誰か、みんなを競わせたい。(具体的には)パックを持った瞬間にゴールを意識することが第一。ミスを恐れず、シュートを打ち続け、入ったシュートを分析して各々の決定力を育てていくしかない」
長野市出身の新津は「素晴らしい舞台でチャンスをもらった」と大会の開催に感謝した 【photo by X-1】
「昨年の大会ではできなかった、つないで立ち上がる形はできていた」と熊谷。自身の得点こそなかったものの、「自分が背負わなくても、みんなが得点を取れる選手に近づいている安心感はある」と話し、チームとしての手ごたえを得たようだった。
ベテランの三澤は「若手の成長を親のような気持ちで楽しんでいる」 【photo by X-1】
平昌2018冬季パラリンピック出場時のキャプテン須藤悟も健在だ 【photo by X-1】
最年少18歳・鵜飼祥生のスピードが光った 【photo by X-1】
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※本記事はパラサポWEBに2025年1月に掲載されたものです。
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