コレステロール値が気になる方へ!飽和脂肪酸を摂りすぎやすい食べ物~おかず編~
【(c)CoCoKARAnext】
※リンク先は外部サイトの場合があります
飽和脂肪酸を摂りすぎに繋がる「おかず」
この飽和脂肪酸の量をもとに、摂りすぎに繋がりやすい食べ物を紹介していきます。
肉・肉加工品
【(c)CoCoKARAnext】
上記グラフの肉などを100g食べると、1日の目標量を超えるか、ほぼ近い量を摂る計算です。ほかの食べ物からも飽和脂肪酸を摂ることを考えると、確実にオーバーしてしまうため、飽和脂肪酸の量が気になるときは控えた方が良いでしょう。
中でも牛は、鶏や豚に比べると脂質が多く、飽和脂肪酸の量も多くなっています。鶏か豚を選ぶ方が飽和脂肪酸の量を抑えられやすいでしょう。
魚介類
【(c)CoCoKARAnext】
魚介類には、コレステロールを減らしたり動脈硬化を予防したりする不飽和脂肪酸が含まれます。とくに青魚(さば・さんま・いわし・あじなど)に含まれるため、意識して取り入れましょう。
【(c)CoCoKARAnext】
また普通牛乳は100gあたり2.3gほどではありますが、毎日たくさん飲むと飽和脂肪酸を摂りすぎる恐れもあります。気になる方は低脂肪や無脂肪のタイプを選ぶと良いでしょう。
その他(卵類・豆類)
【(c)CoCoKARAnext】
豆類は、油で揚げた油揚げ、がんもどき、厚揚げはやや飽和脂肪酸の量が多くなっていますが、たくさん食べすぎなければ、避ける必要はないでしょう。
卵や大豆製品は、肉類に比べ脂質が少なくカロリーも低いため、ダイエットや健康づくりに役立つ食べ物です。毎日のおかずのレパートリーに、ぜひ取り入れましょう。
料理
【(c)CoCoKARAnext】
脂身の多い肉類を使ったステーキや焼肉の盛り合わせ、とんかつや生姜焼きは飽和脂肪酸の量が多くなっています。
一方で、魚や豆腐、卵を使った料理や、皮を外したチキンソテーは飽和脂肪酸の量が抑えられていることがわかります。メニュー選びの参考にしてくださいね。
飽和脂肪酸を控えたいときに選びたいおかず
魚介類からは不飽和脂肪酸、卵からは良質なタンパク質や鉄、ビタミンD、ビタミンE、大豆製品からはカルシウムや鉄など、さまざまな栄養素が補給できるのも魅力です。
飽和脂肪酸の摂りすぎは、健康へさまざまな影響を及ぼします。摂りすぎているかどうかは、食事管理アプリなどで自身の摂取量をチェックしてみるのもおすすめです。カラダに良い油を取り入れ、健康づくりに役立てましょう。
【参考・参照】
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
厚生労働省 日本人の食事摂取基準(2020年版)
[文:あすけん 管理栄養士]
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年10月13日の再投稿(再編集)記事です。
- 前へ
- 1
- 次へ
1/1ページ