妊娠中はカフェインNG?1日の目安の量とおすすめの飲み物を紹介!
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妊娠中にカフェインを控えた方がいい理由
ただし、問題となるのは摂りすぎた場合で、コーヒー1~2杯程度の適量であれば問題ないとされています。次からは具体的なカフェインの量について確認しましょう。
妊娠中のカフェインはどのくらい摂って大丈夫?
カフェイン量の目安は1日200~300mg程度
カフェインの基準について、実は日本では明確な決まりはありません。厚生労働省「ママのための食事BOOK」では、妊娠中のカフェイン摂取について1日1~2杯のコーヒーなら問題ない、とされています。
海外にはさまざまな基準があるため、確認してみましょう。(※1)
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飲み物に含まれるカフェイン量
カフェインはコーヒーだけでなく、ほかの飲み物にも含まれます。100mlあたりに含まれるカフェインの量は以下の通りです。
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たとえば「カフェインを含む飲み物は1日1~2杯まで、ほかの飲み物はノンカフェインにする」などと、ルールを決めると安心して楽しめるでしょう。
妊娠中におすすめの飲み物
デカフェ(カフェインレス)
デカフェ(カフェインレス)とは、通常含まれるカフェインを90%以上除去したものを指します。全くカフェインが含まれないわけではありませんが、コーヒーであればカフェイン量が6mg/100mlを下回る計算になるため、安心して楽しむことができます。
コーヒーだけでなく、紅茶もデカフェのものがあります。コーヒー豆や茶葉の種類、メーカーによって味わいはさまざまです。自分好みの味を探してみましょう。
麦茶
麦茶は大麦を原料としているため、カフェインが含まれていません。商品のパッケージにも「カフェインレス」や「カフェインゼロ」などと表示されているものが多く、安心して手に取ることができます。
ハーブティーは大丈夫?
ハーブティーの中にはカフェインを含まないもの、少量しか含まないものもあります。ですがハーブの中には子宮刺激作用があるものもあり、妊娠中に適さないものもあります。
ローズヒップやレモンバームを使ったハーブティーは適量(1日2~3杯)であれば安全であると考えられています。心配な場合はお店の方に尋ねたり、産婦人科で医師に確認したりしてみましょう。
カフェインは全くダメというわけではなく、妊娠中も適量なら楽しめます。ただし、就寝前にカフェインを摂ることで寝つきに影響する場合もあります。妊娠中のカラダをしっかり休めるためにも、摂取のタイミングも工夫するといいでしょう。
【参考・参照】
(※1)食品安全委員会 食品中のカフェイン(最終閲覧日:2021/05/24)
厚生労働省 平成29年度子ども・子育て支援推進調査研究事業 ママのための食事BOOK(最終閲覧日:2021/05/24)
文部科学省 日本食品標準成分表2020年版(八訂)
※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
※この記事は2024年10月3日の再投稿(再編集)記事です
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