アストン・ヴィラの2024年最後のホーム戦となったブライトンとの戦いは、ワトキンスとロジャーズのゴールで逆転したものの、終盤に追いつかれて引き分けに終わった。

最初にゴールを奪ったのは、アウェイのブライトン。12分、ダンクからの精確なロングパスがヴィラのディフェンスラインの裏を突き、ジエゴ・カルロスとパウの間に落ちる。そして交錯したところを抜け出したアディングラに失点してしまった。

いきなりの失点に見舞われたアストン・ヴィラだったが、すぐに体制を立て直し、ポゼッションを支配しながらゴールを狙う。36分、ジョアン・ペドロのペナルティエリア内でのファウルによりヴィラがペナルティキックを獲得。この大チャンスをワトキンスが見事に左隅に沈め、試合を振り出しに戻した。

先制を許したものの前半のうち後半に追いついたヴィラは、後半頭からチャンスをものにする。

47分、ブライトンのクリアミスを拾ったワトキンスが、ペナルティエリア外から右サイドを駆け上がるロジャーズへ浮き玉パスを供給。ロジャーズは胸でトラップし、そのまま右足の強烈なシュートをゴールネットに突き刺した。

リードを奪ったヴィラだったが、81分。後半途中出場した三苫が左サイドを鮮やかに突破し、ペナルティエリア内に侵入。ここからジョアン・ペドロへパスが渡り、さらにランプティへ横パスが繋がった。そして、フリーになったランプティが中央からミドルシュートを打たれてしまい、マルティネスはボールに触れることができず試合は再び同点となった。

ヴィラはその後もゴールに迫るも、得点には至らず、ブライトンと勝ち点1を分け合った。次節は新年の1月5日、レスターシティとの対戦が控えている。