前田大然がスーパーゴール!セルティックはリーグカップ2連覇

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前田大然がスーパーゴール!セルティックはリーグカップ2連覇

2024年12月16日(日)

ハムデン・パーク、グラスゴー

セルティック 3-3 レンジャーズ

PK 5-4

(テイラー 56’ 前田 60’ キューン 87’)

スコティッシュ・リーグカップ決勝戦、2連覇を狙うセルティックは前年同様にレンジャーズと激突。永遠のライバルとのグラスゴー・ダービーがスコットランドの国立競技場ハムデン・パークで開催された。

ロジャーズ監督はこの大事な一戦で前田や古橋、旗手と全ての日本人選手を先発起用。4-3-3のお馴染みの布陣で試合に挑んだ。

相手をボールポゼッションで上回るセルティックだが、シュートへの道のりが遠い。すると先制点を手にしたのはレンジャーズだった。41分に守備陣のボールロストから、セルティックがゴールを許してしまう。

1点ビハインドでハーフタイムを迎えたチームは、後半に巻き返す。まずは56分、古橋のシュートでコーナーキックを得ると、そのセットプレーでこぼれ球を拾ったテイラーがペナルティーエリア外からシュート。相手にぶつかって弾道が変わり、相手ゴールに転がり込んでいった。

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そして同点から僅か4分後、日本のスピードスターが逆転ゴールを決める。相手の甘いパスを見逃さなかった前田がハイプレスでインターセプト。カットされたボールは高く上に上がり、相手GKの前のスペースへ流れていく。前田はインターセプトをした勢いそのまま落下地点に追いつき、絶妙なファーストタッチでボールをゴール前まで運ぶとGKとの1対1を制し、チームに貴重な逆転ゴールをプレゼントした。

試合はここからエキサイティングな展開に。まずはレンジャーズが75分に同点ゴールを決めると、87分にキューンがセルティックに再びリードをもたらす得点を決める。しかしその僅か1分後に交代で入ったばかりのダニーロに得点を許し、スコアは3-3となった。

その後は互いに譲らず90分が過ぎ、延長戦でもゴールは生まれることなくPKに突入した。PKでは旗手等が決める一方でレンジャーズの4人目が失敗。そして5人目の前田がPKを成功させセルティックが5-4で勝利。PK戦の末、セルティックが2年連続でリーグカップを制覇した。
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著者プロフィール

セルティックFCは1887年に設立されたイギリス・スコットランドの名門サッカークラブで、グラスゴーに本拠地を構えます。世界的に有名なサッカークラブで、2005-06シーズンから2008-09シーズンまで中村俊輔選手が、2007-08シーズンから2009-10シーズンまで水野晃樹選手が所属していました。特に2006年11月、チャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で中村選手が決めたフリーキックは、現在でもファンの間で語り継がれています。

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