「白いこんにゃく」と「黒いこんにゃく」、何が違うの?【素朴な疑問】

MELOS -メロス-
こんにゃくはカロリーが低いのにもかかわらず、多くの栄養素が含まれている食材です。しかも白こんにゃくと黒こんにゃくの色によって栄養や効果が異なります。

薬剤師・薬膳アドバイザー・フードコーディネーターの山形ゆかりさんが解説します。

白いこんにゃくと黒いこんにゃく、何が違う?

【MELOS】

こんにゃくは大きく分けて、白いこんにゃくと黒いこんにゃくの2種類あります。含まれる栄養分に少しだけ差はあるものの、色の違いは製法によるものです。

白いこんにゃくの製法
白いこんにゃくは芋の精粉(せいこ)を使って作られます。一部に黒い斑点が見られることがありますが、原料のこんにゃく芋由来の成分ですので問題はありません。

黒いこんにゃくの製法
黒いこんにゃくは生芋を使って作られます。その際に生芋の皮が混入するため、色が黒っぽくなります。

黒いこんにゃくに見慣れている地方では、精粉を使いながらも色付けのために海藻の粉末を使用することもあるようです。

※リンク先は外部サイトの場合があります

二つのこんにゃくの栄養素

こんにゃく100gに含まれる主な栄養素と働きは以下の通り。一般的なこんにゃく1枚は約300gなので、三分の一の栄養となります。

参考:文部科学省「食品成分データベース(日本食品標準成分表(八訂)増補2023年)」 【MELOS】

黒こんにゃく(生いもこんにゃく)のほうが、栄養素は多く含まれているようです。
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

スポーツ×ライフスタイルWEBマガジン「MELOS -メロス-」では、ビジネス、健康、ビューティ、子育て、食、テクノロジーなど、生活にまつわるさまざまなテーマとスポーツの新たな形をコンテンツを通じて提案。アスリートや著名人などの単独インタビュー、体験レポート、ハウツーなど、オリジナルコンテンツをお届けしています。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着公式情報

公式情報一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント