ヨーグルトは温めたほうが痩せる?「ホットヨーグルト」のメリットを管理栄養士が回答

MELOS -メロス-
なんとなくダイエットに良いイメージのあるヨーグルト。腸内環境を整える、タンパク質補給、間食に置き換えるなどさまざまメリットが期待できます。

そんなヨーグルトですが、レンジで温めた「ホットヨーグルト」を夜に食べると痩せるというウワサがあります。本当でしょうか?

管理栄養士の広田千尋(ひろた・ちひろ)さんに聞きました。

【MELOS】

ヨーグルトは温めたほうが痩せるってホント?

ホットヨーグルトに限らず、温かい食べ物を摂るだけで痩せるとは考えづらいです。

とはいえ、ホットヨーグルトは「体を冷やしにくい」というメリットがあります。冷えはダイエットの大敵となるので、寒い時期はホットヨーグルトにしても良いかもしれません。

一般的に、乳酸菌は60℃を超えると死滅してしまいます。とくに、プロバイオティクスとしての働きを期待する場合には40℃以上に温めないようにしてください。

ダイエット目的なら、朝と夜どっちに食べればいいか

朝と夜どちらでも問題ありませんが、ダイエット目的なら朝に食べるのがおすすめです。

朝は簡単に済ませる方が多いため、ヨーグルトを取り入れることで栄養バランスが整いやすくなり、ダイエットに役立ちます。

例えば「おにぎりだけ」といった糖質だけの食事と比べ、「おにぎり+ヨーグルト」など糖質とタンパク質をあわせて摂る方が、エネルギー代謝が向上しやすいことがわかっています。

「夜に食べたほうが良い」と言われることもありますが、夜はエネルギー代謝が低下しやすい時間帯です。ヨーグルトを含め、食べすぎは控えた方が安心です。
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